金婚式、 母の日が重なったということで母の日には和菓子付き花を、金婚式のお祝いに兄貴と合同で母には北海道食材の高級お茶漬けセット。キャンプが趣味の父親にはホットサンドメーカーを送った。
サプライズで喜んでもらおうと予告なしで実家に送ったら「いきなり荷物が届くなんて怪しい。受け取らん!」と親父。「二日間で三つもあんたから荷物が届いたけど本当にあんたが送ったもんかね?なんか詐欺とかじゃないやろか?」と喜ぶより先に疑うという現代の闇を見たような気がする。
サプライズにといきなり送った俺も俺だがまず疑われたことはちょっと寂しかったな。
朝ウォーキングのゴールに選んだのは東京駅。
片道16㎞ちょい。
朝の運動にしてはなかなかハードだったがまだ人も車も少なく、しかも涼しいので歩きやすかった。
東京駅に着いたら六厘舎で朝つけキメようか悩んだが近所のよもだそばで朝定食を。
本日もカレー摂取。
いや、ウォーキングが目的ではない。
逝ってしまったカメラマン増子の墓参りに茨城に行くんだ。
さとしの情報によると東京駅〜茨城空港はバスで1200円(しかも飛行機利用者は500円)というショックプライス。
これを使わない手はない。
空港までさとしが車で迎えに来てくれたが金髪&眉毛全剃りで茨城ヤンキー100%な風貌に笑った。
まずはさとしおススメ地元の有名店「よ志乃」にて1番人気けんちんざるそばを。
所謂田舎そば的なゴワゴワした太麺をちょっと甘めのけんちん汁につけて食べるがこれが美味い。
客のほぼ全員がけんちんざるそば食べていた。
そしてお墓へ。
これはバックホーンの分、これは稲葉さんの分、これはREDЯUMの分、これはCOCK ROACHの分、
これはme al-artの分、これは真空ホロウの分、これはDURGAの分、これはartrcoastの分、
って思いつく限り当時増子と繋がりのあったバンドや関係者の分まで一箱全部線香を炊いた。
ここで不思議なことが。
何処からともなく一匹のカエルが現れた。
そして一箱分の線香が燃え尽きるまで俺の体にまとわりついて一緒に見ていた。
お、増子来たなって思った。
さとしも「マシさんがカエルの身体貸りて来たんだ!」と。
そして2人で麦酒とホッピーを備えた。
するとジワジワと歩みを進め最終的に酒のとこで止まりクルっとこちらを向いたまま俺たちが帰るまでその位置を動かなかった。
あれはきっと増子だね。
それからさとしが偕楽園、茨城県庁、ハードオフ、たこ焼き屋といろいろ連れて行ってくれて茨城満喫。
茨城放送に移動。
水戸ライトハウス稲葉店長&THE BACK HORN将司のラジオ番組「よかっぺラジオ」に飛び入り出演。
3/5の178R。
よかっぺBARの話やさとしの失笑トークや、あっという間に終了。
5/22(水)19時から放送とのこと。
収録終わりで4人で乾杯。
気兼ねなく呑み語らい笑って、いい時間。
水戸駅前に佇むは深夜2時。
バスの時間まで約3時間。
ベンチで寝るが寒くてダメだ。
コンビニで立ち読みしたりしながらなんとかバスの始発時間まで時間を潰す。
杉並区に到着したのは朝8時。
稲葉氏、将司、そしてさとしありがとう。
忘れられない一日になった。
せっかく生きているのだから
かろうじて生き残っているのだから
死んだ人の分までとかそんな綺麗事は考えず
毎日、一瞬一瞬を閃きに素直に生きていきたいね。