立て続けにもう一台メルセデスがメンテナンスで入庫しました。
車輌はW201、1992年式後期型190E2.0です。
シフトレバーのポジションを変える際にギアが高い確率で入らなくなるのと
センタートンネル付近でガラガラ音が鳴るとのことです
すわ、ATに何か
試乗すると、Dに入っていればきちんとシフトチェンジもしますし
ショックもタイムラグもほとんど感じないレベルです。
ATフルードも量も混入物も無く問題ありません。
ただレバーをパーキングからRやDに入れる際、渋い実に渋い
あと走ると何かが足元でガラガラ当たってます
190Eを揚げて下から見ると
この裏側が
こうなっていますが
あれシフティングロッドの間に挟まっているゴムブッシュが無い
反対側のATボディ部のブッシュも無くなってロッドがぐらぐらです。
シフティングロッドはシフトレバー下からATボディまで伸びています。
ロッドに擦疵が
両側のブッシュがまたもや経年劣化でブチ切れてロッドがぐらぐらの状態、
これがドライブシャフトやコンパニオンプレートに当たり
音が出ていたんですね。
コンパニオンプレートが以外に綺麗で安心
こちら2点の欠損でした。
さてさて部品発注です。
・Part No.115 992 03 10 × 2個でした。
これも比較的ライトなトラブルで一安心
交換しますとレバーのぐにゃぐにゃ感もなくなりとても良いタッチになりました。
当たっていたシフティングロッドもかっちり収まっております。もうドラシャとも当たりません。
なんだかこれだけ交換しただけでもミッション全体が締まったような
そんなフィーリングです。
さぁ、最終チェックをしお客様へお納めですね