インテリアの書

文字を「書く」のではなく「表現」する

詩文を書く

2013年02月09日 | インテリアの書
              

いやぁ・・久々の更新です 

1月からは、町田駅そばのレンタルスペースから
JR町田駅より徒歩15分程のせりがや会館というところに移動して勉強しています。

今月から「手作りの軸作品を作る」をテーマに
漢詩、詩文など、それぞれどんな作品を書きたいのか、を探って行こうと思います。

まずは、句を詠まれる勉強もされているKさんが、半紙を前にして浮かんできたということばを書いて来られ。
バレンタインのチョコレート売場に並ぶ人を見て、感じたことだそうで 


「チョコレートどこに運ぶの蟻の列」 (半紙)

Kさんの書いて来られたのを撮り損なったのですが、
蟻の列、ということで、ぐる~っと回るようにして書いてみました。

それから、「ゆっくりゆったり大きくなれ」
2歳になるお孫さんへの思いだそうで。

Kさんは、思いの深さを、ゆっくりゆっくりゆったりゆったりと紙面一杯に書いていらっしゃったのですが、
「ゆ」を大きくのんびりとした感じに書いて、ゆっくりゆったりは1つづつにしてみました。




こちらは、半紙1/2位の大きさ、Uさんの「毎年よ 彼岸の入に寒いのは 子規」。
寒そうな感じにしたかった、と。



寒そうにということで、面相筆で極細にして、でも一字一字はゆったりとした感じに書いてみました。



「花 開萬國春」 花は行書で。(半紙)



Aさんの漢詩。「茶煎穀雨春」 (半紙)


これを、文字一字づつをコースター位の大きさに書いてみたいと。
なるほど~面白そうです
一字くらい色の違う紙に書いてみるのもいいかも~と。

さて、ここから、どんな作品になっていくのか、
ゆっくりじっくり、一緒に書作と工作を楽しんでいきたいと思います。

ということで、最初の画像は、私の試作をば。 
「日々是好日」 読めないかしらん 

藍色の和紙に、作品の周りの生成り色っぽいのは、ふすま紙。
茶色は自分で柿渋で染めた和紙。
上下の棒は、山で拾ってきたものと、100円ショップで買った竹。

器は藤澤重夫さん

なんだか・・オートで撮ってるのに、写真が白っぽくなるのはなぜですかね すみませんです

なるべく更新をしていこうと思いますので、またおつきあい頂けると嬉しいです


こちらもお時間ありましたら→ 心の免疫力~書とことばから