表千家一期一会

曙会

霜月に入ったというのに
連日小春日和ならぬ
小’夏’日和の陽気が
続いております

本日は
曙会の月釜に
でかけてきました
今日の席主は
須波多恵子様

私は十時過ぎ頃に伺いましたが
待合には大勢の方が
待っていらっしゃいました

掛物は
「明歴々露堂々」

蹲の花入れには
ふっくらとした
桃色の椿と
美しく色づいた照り葉が
入っていました

おたずねしましたら
ドウダンツツジ
ということでした

漢字では
灯台躑躅
または
満天星
などと書きます

点前座には
美しい木目の丸卓に
白い萩焼の水指

柄杓と並べて飾られた
白磁の蓋置も
良く合っていました

炉縁は
表千家らしい
鱗鶴蒔絵

丸釜でよく煮えたお湯をすくって
点てていただいたお茶は
とても美味しかったです

席主は
今回初めてお席をもたれたとのこと

その新たな船出のお目出度さと
開炉とが重なった
女性らしい華やいだお道具で
もてなしてくださいました

席中では
来年曙会で釜を懸けられる
お二人の方と
ご挨拶を交わしました

そのお二方も今日の席主も
私より一回りほどお若い感じです

少し前までは
大寄せ茶会で釜を懸けられるのは
自分より年上の先生ばかりでしたが
だんだん自分も年をとってきたのだなあと
あらためて感じてしまいました

先日の
清々館月釜の先生のような
格式あるお席を
持つことは
なかなかできませんが
そのような先生方を仰ぎつつ
自分のできる範囲で
私らしいお茶会ができるように
精進して参りたく思います

因みに
先日のブログで
その日のお茶会の「テーマ」が
よくわからなかったと
書きましたが
その夜布団に入ってから
深夜に目が覚めた時
突然「もしかしたらこれがテーマ?」と
感じたことがあって
書き足しました

もしよろしければ
もう一度ご覧頂けたら幸いです
m(_ _)m
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