富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉じないまち薬師堂の薬師大祭

2023年07月12日 | 富田林寺内町

〈リバイバル・アーカイブス〉2024.6.24~7.8

原本:2023年7月12日

薬師堂の薬師如来坐像

 

2023年7月6日 18:48

とんだばやし寺内町 富筋南会所町にある薬師堂 19時から始まる薬師大祭にお詣りされる方々が集まります。

じないまちにある浄谷寺の境外地になります。

 

小さいながらも立派な造りのとんだばやし薬師堂。

じないまち薬師堂では毎年7月6日と7日の二日にわたり、「薬師大祭」として供養が行われています。

 

夕陽に掲げられた提灯が鮮やかです。

 

堂の中は立派な厨子。たくさんのお供えが供えられています。

 

端正なお顔の薬師如来坐像。

 

江戸期の乾漆像(麻布や和紙を漆で張り重ねた像)だそうです。

 

お供えは干し椎茸、高野豆腐、胡瓜。

 

ほかにもいろいろなお供えがされています。

 

木魚、大きいりん(鐘)、鉦(かね)の3つの仏具。

 

1日目 7月6日 19:05

まだ暗くなっていない頃におつとめが始まりました。

 

浄谷寺のご住職がおつとめをされ、ありがたい法話をお話しされています。

 

1日目の法要

「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」 薬師如来の真言です。

 

恋文薬師

聞くところによりますと、この薬師さまは恋文の和紙で作られたとか。

 

薄目を開けて慈悲の心で病に床伏した人々を薬で救う薬師如来さまです。

 

左手に薬壺を持ち、

 

右手は薬指を前に...薬師さんが右の第四指を曲げているから薬指という説と、昔薬を水にに溶かす際や塗る際にこの指を使ったことから薬指という説と二説あります。いずれにしても一番動かしにくい指ですね。

 

2日目 7月7日の法要。雨で参拝者もお堂の中で。

 

7月7日 法要が終わり、ご住職の法話をお聞きした後、おさがりをいただいて帰ります。

 

同じ通りの南会所町。古くからの町並みが残ります。

 

浄谷寺、夕方には閉じている蓮の花。開花しているのは午前中だそうです。また咲いている時に来てみます。

 

いつもためになるお言葉をいただきます。

 

関連記事:《リバイバル・アーカイブス》じないまち薬師堂 2016.5.19

「ごりやく めぐり」 1 2015.11.1

撮影:2023年7月6日、7日

2023年7月12日 HN:アブラコウモリH

 

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