富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

二上山の日の出 ー 定点観測の10日間(富田林市新堂)

2015年05月10日 | 朝日・夕日

 【2015.4.24.】5:34 富田林市新堂

この日より10日間連続の定点撮影をしました。

曇りの日は1日だけ。連続して撮影することができました。

 

 【2015.4.24.】5:40

公表の日の出時刻より、この地点では20分遅れになります。

 

 【2015.4.25.】5:38

 日の出時刻は、二上山からの距離と撮影地点の標高で異なります。

 

 【2015.4.25.】5:39

 原則、二上山に近づくほど、また撮影地点の高度が低いほど遅くなります。

 

 【2015.4.26.】5:33

ちなみにこの地点の標高は82.8m、二上山 馬の背付近の標高は421.4mです。

 

 【2015.4.26.】5:38

 日の出地点はみかけ上、夏至に向かって毎日、右へ右へと移動しています。

夏至→冬至の場合は逆の右から左となります。

 

 【2015.4.26.】5:35

 これらの写真でもわかるように、二上山の馬の背、雄岳左肩から雌岳右肩までの通過日数は、4月27日から5月1日ですので4日間ということになります。

 

 【2015.4.27.】5:33

 この写真のようにドンピシャ真ん中から日の出の写真が撮れる確率は、それこそ365分の2、つまり0.55%しかありません。

 

 【2015.4.27.】5:33

そこから太陽が昇ったとしても、雨やそこが雲で見えなければ「残念! また半年後...」ですから、実際はもっともっと低い確率です。

 

 【2015.4.27.】5:34

大阪府の日照時間は2032時間、1日の半分はざっとお昼として、365日×24時間×0.5=4380時間

日照のある時間は、晴天の多い瀬戸内気候の大阪でも、46.4%で半分以下ですね。

 

 【2015.4.28.】5:34

年間で、定点観測におけるライジングサン二上中央の観測できるのは年2回、その日の天候も考えれば、確率的に0.3%くらいしかありません、ざっとの計算ですが。

というわけで、定点観測では、うまく撮るのは難しいという結果です。

 

 【2015.4.28.】5:34

2日に1日は雲で撮れないのですが、今回連続10日のうち9日間もご来光を撮れたのは、極めて珍しいと言えると思います。

 

 【2015.4.28.】5:35

 次に、太陽が山際から頭をのぞかせて、太陽全体が出るまでの時間は、経験的に3分くらいです。

 

 【2015.4.28.】5:35

 意外と速く昇りますね。

 

 【2015.4.29.】5:26

 40倍ズームのカメラを通して、望遠で追っかけますと、太陽が昇って行くのがカメラを通して確認できます。

 

 【2015.4.29.】5:30

正直、曇りの日はほっとします。見に行かなくていい日ですから...

(この日は10日間の連続撮影のため、臨時で撮影しています。)

 

 【2015.4.30.】5:25

 定点撮影ではこのように極めて低い確率なので、実際は自分で毎日中央からの日の出が見えるところに動きます。

 

 【2015.4.30.】5:32

 過去の実績データと日の出検索システムを使い、あらかじめ本日はどこから、何時に撮影するか決定します。

 

  【2015.4.30.】5:32

 電柱や障害物のある場所は、過去の経験で除外しますが、これが一番むつかしいところです。

 

  【2015.4.30.】5:37

 富田林市や周りの市町村も市街化されているところが多く、石川は高圧線が障害になるところが多いのです。

 

  【2015.5.01.】5:29

 そうゆうわけで、どうしても撮影できる場所が固定されてしまいますね。

 

  【2015.5.01.】5:34

 夏至(今年は6月22日)近くなると、日の出時間は4:45位、二上山の日の出は20分遅れで5時すぎですが、朝4時ごろ用意しないと間に合いません。

 

  【2015.5.02.】5:30

 冬至は冬至(今年は12月22日)で、日の出時刻は7:01と遅くていいのですが、追っかけるとなると、羽曳野市や藤井寺市まで行かなくてならず移動が大変です。

 

  【2015.5.02.】5:33

 ここ富田林市(大字)新堂は、歩いて10数分の場所なので、移動が楽チンな場所でした。

 

  【2015.5.02.】5:33

 ほとんど晴天の好条件で、うす雲が出る日もあれば、快晴の日もあり変化のある写真が撮れました。

 

  【2015.5.03.】5:21

 今後、二上山の中央からでる太陽を追っかけますと、夏至に至るまで少しずつ南に撮影場所は移って行きます。

 

 【2015.5.03.】5:32

今後のビュースポットは、

富田林じないまち、展望広場付近(5月18日、5:11頃)

金剛大橋上流部(5月22日 5:09頃~5月25日 5:13頃)

昭和橋下流部(6月4日 4:57頃)

 昭和橋上流部(6月17日5:02頃)

夏至まではざっとこんなの感じです。

 

  【2015.5.03.】5:22

 この場所でなくても、二上山馬の背とこの地点の延長上であれば、どこでも見えます。

たとえば本日、5月10日では、泉南 田尻町 マーブルビーチ南端あたりで見えるはずです。

6月になると梅雨のはしりで曇りがちになり、昨年は6月3日~13日あたりまで全く見えませんでした。

興味のある方は、ぜひ5月中にごらんください。

真ん中からドンピシャ出ると、きっと幸せな気分になれますよ~(この記述に関しては個人的な感想です。)

 

撮影日:2015.4月24日~5月2日の10日間

2015.5月10日 (HN:アブラコウモリH)

 関連記事:朝日・夕日(40)

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二上山からの日の出 - 美... | トップ | 富田林百景のみどころ - ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

朝日・夕日」カテゴリの最新記事