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〈リバイバル・アーカイブス〉高向のホタル 2021

2021年06月02日 | ホタル

〈リバイバル・アーカイブス〉2023.6.26~7.10

原本:2021年6月2日

2021年6月1日 20:54 河内長野市高向(たこう)石川流域のゲンジボタル

 

今年はゲンジボタルもきっと早いぞと思いつつ行くと、いるはいるはおよそ200匹。ここ5〜6年では一番多く出現しています。いつもは少ない竹藪のない護岸にも元気飛んでいて、ホタルってこんなに速く飛べるんやと思いました。

 

気温が20度を越えるとホタルの活性が高くなって、よく飛ぶようです。17度を下回ると出現は半分以下になるようです。

 

うまく撮れてませんが、現地の石川護岸の竹藪。

 

この写真は竹や笹に停まっているのを撮影したものです。おしりが光っているのがよく分かります。

 

きょうは流域のポイントにまんべんなく光っていて、例年あまり出現していない竹のない護岸にも20~30匹シンクロしていました。あわせて200匹。ここ数年で一番早く、多い出現です。

 

2018年に護岸工事でその年の発生が少なく、記録に残せないくらい減少しました。

ここのホタルはこれで終わりだと思うほど大がかりな護岸工事でした。

 

しかし、完全にコンクリート護岸にするのではなく、蛇籠(網目状の針金に小石を詰めたもの)形状や、攻撃面でない護岸をそのまま残して工事していただいていたので、翌年150匹とかなり再生しました。

 

コンクリート護岸だと羽化しずらい環境なので、減少します。

 

20時から21時半あたりが一番よく飛ぶ時間で、それ以降は川に沿った竹や笹で休むホタルが増えます。

ここ近年あわせてヒメボタルの発生が急増しており、この日も50匹は出現していました。周りの竹藪で発生しているようです。

 

2015年6月4日 高向の石川の護岸

外気温が20度を越えると活性は高くなります。見に行かれるときの目安にされるといいと思います。

時間は20時〜21時半。前日が雨で乾燥していない、風のない蒸し暑い日がベストです。そんなに好条件はないかも...

関連記事:

高向のホタル 2020 2020.6.8.撮影:6月8日 180匹

高向のホタル 2019 2019.6.10.撮影:6月9日 150匹

2018年 出現数減少のため、記録に残せず。

高向のホタル 2017 2017.6.11.撮影:6月9日 150匹

高向のホタル 2016 2016.6.9.撮影:6月8日 200匹

高向のホタル 2015 2015.6.5.撮影:6月4日 150匹

撮影日:2021年6月1日
2021年6月2日 ( HN:アブラコウモリH )
 

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