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大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

間伐材を使用したDIY「フクロウの巣箱造」と「フクロウの写真」2023.02

2023年02月05日 | 里山保全活動

 

南河内地域で毎年多くのフクロウが孵化しております。奥の谷は4年前より「府大の先生や学生さんたちのバンディング(鳥類標識調査)」が行われており、奥の谷でも3年連続野生のフクロウが孵化しております。(富田林の自然を守る会)がバンディングに協力出来るために、全て間伐材を使用したDIYによる「フクロウの巣箱」を造ることにいたしました。巣箱は思った以上に大きくてとまどいましたが、一ヶ月以上かかり五箇造りました。なお、奥の谷で孵化したフクロウの写真と巣箱造の状況の一部を紹介いたします。    2022.12.24~2023.02.04 撮影  

2019年5月17日 撮影

2020年4月24日  撮影

2021年4月28日  撮影   (2022年は残念ながら無精卵でした。)

奥の谷の全て間伐材(スギ・ヒノキ)を使用したDIYでのフクロウの巣箱造。

一箱分の板を寸法切り。

製材した板は 板の厚さ15㎜・幅約12㎝・長さ約1800~1900㎜。

側面の板は4枚組合せ、巣箱の幅に調整する。

補強板は厚さ15㎜・幅40㎜の補強材。(9面・18枚)

ネジくぎ使用  スレンダー  3.3×25  3.3×45  二種類。

板の場所   幅   長さ  面  枚数 

背の板    420  650   1   4

正面     420  465   1   4

側面     430  465   2   8

底板・天板  450  450   2   8

小計             6   24

 

板合わせは隙間がないようにトリマ-で肩落としする。板の厚さの半分約7㎜・幅5㎜をカット。

背面

点検口

フクロウの入口。

底板

 

ミニチュア巣箱も出来上がりました。

 

2023年2月4日 最後五個目の巣箱の引渡完了。

板の寸法切り・研磨・トリマ―・数え切れない程のネジくぎ打ち・点検口等大変な作業のDIYで有ったが、いろんな器具使用、経験して疲れたが楽しかった。

長文最後まで見ていただきありがとうございました。   2023.02.05  kusu


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