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法雲禅寺のつつじ2024

2024年05月05日 | 草花

2024年4月29日 13:45 堺市美原区今井192 大寶山 法雲禅寺

 

そそりたつつつじの壁

 

花の密度が濃い。

 

境内がつつじで埋め尽くされています。

 

山のような盛り上がりのつつじ。花の大きなヒラドツツジがそのほとんどを占めます。

 

 

ここ法雲禅寺は黄檗(おうばく)宗のお寺です。

黄檗宗は日本の三禅宗のうち、一番後の江戸時代に始まった宗派。江戸時代初期に来日した隠元隆琦禅師(1592 - 1673年)を開祖とします。 明からの帰化僧 隠元禅師は1654年に日本にインゲン豆を伝えたことで知られています。本山は、隠元の開いた宇治市の黄檗山万福寺。

 

法雲禅寺は、黄檗三傑の一人、慧極道明(えごくどうみょう)禅師によって、寛文12年(1672)に開山された禅宗の黄檗宗の中本山格の寺です。1万坪の境内には山門・天王殿・大雄宝殿(本堂)・開山堂・耀先殿(ようせんでん)・方丈・鐘楼などがあり、建築当初の伽藍構成を今に残しています。

 

山門を入るとつつじの壁。

 

厄除け観音さまがお迎え下さります。

 

 

つつじの雲に乗って現れたようにも見える黄金に輝く大観音。

 

観音様はほぼどこからでも見れます。境内はつつじ迷路のようです。

 

今年はつつじまつりが4/25~30に開催されました。この期間は大雄宝殿(本堂)内が解放され、堺観光ボランティアガイドの方に案内していただけます。

本尊の釈迦如来・薬師如来・阿弥陀如来の三尊とともに、合わせて3333体の大小の仏像が安置されています。

黄檗宗で読まれるお経は唐韻といって、現在でも中国から伝わった当時の発音で読まれるそうです。

 

大雄宝殿(本堂)から天王殿のながめ。

大雄宝殿の手前に天王殿があります。これは黄檗宗独特のお堂で、正面に布袋尊(弥勒菩薩)が安置されてます。まず最初に布袋尊にお参りすることによって、その大きなお腹に人間の持っている煩悩や、欲望を取り払って戴きます。その後、他のお堂に参り、帰りにもう一度参ると、手に持った布袋から「徳」を与えて下さるという 言い伝えがあり、ここに安置しています。またこのお堂はその名が示す通り四天王が四方に安置されており、侵入者から寺を護っておられます。(法雲禅寺HPより)

 

回廊まわり 見とれて時間の過ぎるのも忘れてしまいます。

 

六角堂 もみじ祭りの期間は扉を開けていただいているようです。

 

回廊ではいろんなお店、多くの方で賑わっています。

 

オカリナ演奏

方丈の間では「法雲寺文化教室」の発表会がありました。

 

慧極殿での作品展示。

 

高垣のつつじの小道は圧巻です。

つつじは満開を過ぎて一部しおれているのもありました。

毎年寄せていただいて、ありがとうございます。

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