日時:2020年1月16日 木曜日 19時より
場所:新宿区内の公共施設内
課題本:金閣寺 三島由紀夫著
一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇&hell . . . 本文を読む
当日は、ハワイアンが聞こえてくるトロピカルな雰囲気の中、参加者12名(講師を含み、男5・女7)で始まりました。前回の『マチネの終わりに』に引用されている本作品は、“マチネ”を理解するための1冊であり、文章構成を比較(平野が意識しているであろうことから)して、読んでもらことからのご推薦だそうです。参加者の感想は、読みはしたがよくわからない、日本語を読んでいるのに原文が透けて見 . . . 本文を読む