オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

新年の御挨拶と年忘れロングライドご報告

2015-01-04 15:54:28 | 旅行記

こんにちは

明けましておめでとうございます。
本日は新年初売りと言う事もありまして、たくさんのお客様にご来店いただきまして誠に有難うございます。
本年もオリーブサイクルをよろしくお願い申し上げます。

さて、新年一発目のネタが昨年末に個人的な挑戦として行いました「年忘れロングサイクリング」です。
この企画は当店から松山市にある、とんかつ店「清まる」に行って帰るルートラボ上の距離で320キロを1日で走るという
「年末の忙しい時期に無茶苦茶な企画を立てるな」と皆様から絶賛された楽しい企画でございます。
そんな企画なので参加希望者はサッパリ現れず「一人で頑張るか」と思っていた矢先にK・T氏が
「片道だけなら行きますよ」と嬉しいお言葉
そして前日に突如参加表明してくださいましたN森氏が加わり出発となりました。


30日、朝6時、夜も明けぬ時間に全行程走破を目指すN森氏とお店にて合流


写真ブレブレでスミマセン
多度津のローソンにて比較的気持ちが楽なK・T氏と合流
ここまでは風があまり吹いていなく快適に来れましたが・・・


詫間付近でK・T氏のタイヤがパーンと甲高い音と共にパンク
前日に万全を期す為にかえたチューブが噛みこんでいたためのパンク。
(今度噛みこませないコツを伝授しましょう)
ちなみに多度津を越えたあたりから、ものすごい強風(向かい風)となり
小雨にも見舞われ、この時点でモチベーションはダダ下がりです。


気を取り直して強風の中ひた走り、ようやく豊浜の道の駅まで辿り着きました。
あまりの強風にスピードもMAX25キロと伸びず、予定時間をどんどんロスしていきます。
常に坂を上っている感覚なので唯一の峠(四国中央市と新居浜市の間くらいにあるちょっとした坂)は
激坂のような錯覚に陥っていました。


新居浜市を越えたあたりから少し風も和らぎ、西条市内は快調に走れました。
この付近から自転車をバックアップしている県と言う事もあり、道も走りやすく、車も自転車に優しい感じです。
多くのサイクリストを見かけだしたのも西条市あたりからでした。
余談ですが香川県を出るまでの間に対向車道の隅を左右に揺れながら歩く酔っ払い?と、
前方不注意で車体の左前が壁にめり込んでいる車が一台とデンジャラスな光景を目の当たりにしました。
(酔っ払い?さんは脇道にそれていなくなりました、めり込んでいる車の運転手さんはケガもないようで自力で助けを呼んでいましたよ。)
年末と言う事もあり、気持ちの緩んだ方が多いので肝を冷やします。
そんなこんなで今治まで到着
松山までこのままのペースでいけるかと思いましたが、海岸線から今まで以上の逆風が・・・
N森氏と先頭交代をしながら向かいますが、北条の海岸線でK・T氏がハコガクの荒北さんのように千切れていきます。
しばらく停車して待っていましたがK・T氏の申し出により、荒北さんのごとく捨てていく事となりました。(この時点の総距離150キロ位)


K・T氏と別れた後、しばらくして松山市内に突入
「清まる」さんをグーグルマップで探して向かうとそこは移転前の場所でした・・・
マップで確認しながらうろうろしていると、目の前にはK・T氏が
「K・Tお前生きていたのかー」と「魁!男塾」のキャラ復活のごとく再会を喜び合うのでした。(この時点の総距離165キロ位)
そして全員で「清まる」さんに到着
予定より2時間遅れの到着となりました。(この時点で15時)

とんかつ「清まる」さんと言えば、知る人ぞ知る「とんかつパフェ」
私は迷わずにパフェを注文
N森氏は「とんかつチャーハン」と、お土産用に「変わりとんかつサンド」
K・T氏は「かつ丼」と「とんかつパフェ」・・・
と凄い食欲を見せ、奥様の為に「普通のカツサンド」をお土産に買って帰る優しさを見せていました


「とんかつパフェ」には食べ方説明書が付いてきます。
(味の方は行ってみてのお楽しみ
「清まる」の女将さんらしき方から「自転車でどちらからお越しになられたのですか?」と尋ねられ
「香川県の宇多津と言う瀬戸大橋側の町から来ました!」と答えると、一瞬微妙な空気が流れ・・・
「明日からお休みだったんですよ、良かったですね」と優しく接してくださいました。

おなかも膨れたところで復路に突入するのですが、この時点で私の自主規制はクリームの塗り忘れによりサドルに擦れて切れだし・・・
右膝の古い怪我も再発し、全く帰れる気がしません
このまま輪行で帰る「K・T氏の輪行袋をどのようにして手に入れるか」と言う邪まな考えが頭の中を駆け巡ります。
しかし邪念を振り払い笑顔でK・T氏を見送り、N森氏と共に復路に出発
N森氏には「突然いなくなるかもしれませんが、構わず捨てて行ってください」と告げひた走ります。
帰りは若干のくだりと追い風により、行きよりも快調なペースで走れます。
そして感心したのはN森氏のタフネスぶり、補給もほどほどしかとらず、膝の痛みで前を引きに出れない私を黙々と引いてくれます。
あっという間に西条までたどり着きました。(この時点で2人ともまともに自転車の乗り降りが出来なくなっています。)
新居浜市の峠を無事に越え四国中央市にたどり着き、後は気持ちさえ切れなければ完走できるそう思った矢先・・・
私のフロントライトが「もう、腹ペコですわ~」と今にも電池がきれそう・・・
そしてその時は突然訪れました・・・
このまま走行しては危険と判断し、「豊浜の道の駅」で嫁に迎えに来てもらう事としました。


道の駅 豊浜で無念のDNF (この時、21時)
後、35キロ~40キロ位でゴールだっただけに非常に残念です。(この時点で総距離290キロ位)
N森氏は「最後まで走り抜けるんや」と頑張り無事にゴールしました。
店長的には悔いの残るライドとなりましたが、次回の課題として頑張ろうとやる気にもなりました。
次回開催時に一緒に行ってくれる方、お待ちしています。
ちなみにお正月は古傷の再発により、違う意味での寝正月となりましたが・・・

300キロはさすがにやり過ぎで参加者も少ないと思うので、100キロ~150キロ、150キロ~200キロ位のロングの走行会日を
月に1度は開催したいと思います。
距離は走ってみたいけど1人は心細いと言う方は是非ご参加ください。
新たな発見があなたを待っていますよ。

それではオリーブサイクルを今年もよろしくお願い申し上げます。

コメント
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