オールドダホンのレストア報告です。
もう9年ぐらい前にレストアをはじめたオールドダホン。シングルギアーだったのを少しエンドの幅を広げて内装に変更しました。当時の内装は外国製でシマノのシフトレバーでは相性が合わなかったです。ミニベロショップに行っても「内装だよねぇ・・・」とバカにされるし、むしろママチャリ専門店の方が親身になってくれた経験がありました。「シマノの内装なら自信あるけど・・。」と言われて、そのうち直そうと部屋の奥に置いて5年以上、奥さんにも「整理したら・・」と邪魔物扱いです。やがて、磨いyてあったフレームにも埃が溜まり、朽ち具合を眺めていると、田宮の戦車を熱中した頃のウエザリングを思い出す。
レストアってそのままの状態でも、良いのだな・・・と気がつきはじめました。それなら模型を作っていた頃と同じように、イメージを浮かべてコンセプトワークしました。
そうか、内装はシマノの3段を入れてみようと、16インチの内装付きのホイールをyahooオークションで購入、オールドダホンのフロント幅は、微妙に違います。現在フロントホイールを組んでいる途中です。
まずは70年代の自転車に仕上げようと決まりました。70年代と言うと私が小学生の頃です。あの当時買ってもらった自転車は26インチでフラッシャーがついていて、フレームに取り付ける自動車のオートマチックのような変則機が着いていました。中学生になるとかえって恥ずかしくて自分でハンドルもドロップに変更して、フラッシャーも外してサイクリング車風にしたのを覚えています。
まだクロモリのフレームが出たばかで、月刊サイクリストの記事に憧れるようになりました。大人になったら絶対キャンピングで北海道1周してみようとか考えてです。高校に入ると憧れのクロモリの輪行車を購入、輪行の旅が始まりました。
あの頃はユースホステルに宿泊するのが、大人だな・・と思っていましたが、そのユースホステルも最近あるのかなぁ?
昔の記憶をたどるのは面白いものです。
埃の溜まったオールドダホンを眺めて、大阪万博が1970だったから、72年頃の自分を思い出しました。そんなt機、yahooオークションで1972年のハワイの自転車・モペットんぽライセンスタグを見つけた。「おお!これいいなぁ」と早速落札。
「おおっ~なかなか良いぞ」とオールドダホンに取り付けてみました。やり出すと拍車が掛かるもので、いくらんでもフラッシャーはなぁ・・と検索すると、このレトロ感ある赤ライトを発見。これはおそらく中国製でLEDで点滅はするのですが、取り付けたら電池の交換が大変なのがわかりました。
それならLEDは活かしても、電池式に変更とまたyahooオークションで電池ボックスを落札
ライセンスタグの裏にマジックテープで取るつける方法を取りました。
それならライトもレトロ風にとLEDの弾丸に変更。これも中国製で電池式です。イメージが現実に近くなってきました。
もっと本当にハワイにあったようにしようと、80年代にはハワイもライセンスタグからステッカーの変更になったことを知り、このライセンスタグを張り付ける。その下のステッカーは保険のステッカーです。わざと古くて朽ちたような感じにして張り付ける凝りようです。
ここまできたら面白くなってきます。
無理なレストアはしない・・と決めて、フレームの色の塗り替えもしない。メッキ部分は金属磨きで処理することに決定。
杖の生活でもう輪行もできないし、誰が乗るとしてもメンテナンスが楽になるようにブレーキもサイドプルに変更。
リアは無理dしてセンタープルにしていたのを、あっさりサイドプルに変更しました。
内装もシマノ3段に変更です。
さすがにシマノの内装です。
調整の方法も簡単でした。
そんな訳で本日のオールドダホンのレストア報告は終了です。モノを作るというのは、趣味でも仕事でも共通して面白いですねぇ・・。

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