9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  (2) リチャード・A・ヴェルナー著 <虚構の終焉>PHP研究所2003年4月発行

2016年02月14日 | 日記
とあるスナックで
小林
この本の、まえがきの続きですね


 それでは、なぜ彼らは<円の支配者>で指摘したさまざまな事柄を取り上げようとはしないのであろうか。

 私の分析は、これまで大学で何十年間も教えられてきた経済学とは矛盾している。日本の経済を悪化させている最大の障害は、現実を無視し誤った政策提言を助長する経済理論の「フィクション構造」に対する信仰が浸透していることにあると、私は気づいたのだった。
 そして、私は世界各国で主流となっている経済理論と対決し、私の理論を明示しなければならないと考えた。
これが、まさに本書を執筆した動機である。
 主流の経済学と対決することによって、私は一国の中央銀行だけでなく、

いわば国際的政党のように組織化された世界的なロビー・グループ(政治的圧力団体)を相手にすることになる。

彼らの経済学を効果的に批判するためには、彼らの言語で語らなければならない。このため、本書の一部は一般読者には専門的だと言われるかもしれない。しかし、王様が裸であると指摘するためには、このような、単なるジャーナリズムとして片付けられない、厳密な議論を提示するほかになかった。
 経済に興味のある方にはぜひ、この本を読んでいただきたいが、部分的に難しいと思われたなら、同時発売の<謎解き!平成大不況>をまず読んでいただいて、それから本書に戻っていただければ理解してもらえると思う。

 本書によって、国民一人ひとりがフィクションに根ざしたシステムを覆し、真のシステムを確立すべく責任ある行動を起こすことを、私は期待する。すぐに効果が上がることは明らかである。各国の中央銀行が引き起こしてきた景気の極端な変動を、回避することができるようになるだろう。日本の場合には、10数年間にわたる景気低迷と高失業率が終わり、3、4%のインフレなき経済成長が達成されるだろう。

ここでふれた結論のいくつは、ーーーーーーーーー。



コー
なるほどね。ヴェルナーは、(中央銀行)の制度を調べていって、とうとう<300人委員会>にぶち当たってしまったようだね。 天野統康(あまのもとやす)も、安倍芳裕も、そして70年ぐらいまえには、ユースタス・マリンズも、みんな<中央銀行制度・金融制度>を調べていって、ぶちあたった。

<世界的な 寡頭金融財閥・軍産複業体>そしてそれらの組織の下に連なる、国際機関、株主至上主義の世界的な(グローバル)企業、IMFや中央銀行、そしてさまざまな政府役人、政治家、その大きな大きな隠されている 組織、ガン、にぶち当たった。

もちろん、それらの組織に勤めている人間全員が全員、彼らのいいなりになる人間ではない。重要なポストにいて、それぞれがその都度、部下に指示を出すんだろう。部下は組織にいれば、上の命令には従わざるをえない。



小林
この本を読んだら、こっちも読んでみたいですね
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