とあるスナックで
コー
またまた読んでいこう。 p-240
飢饉は洗脳のための武器となる
リースはタヴィストックが糸を引く作戦の拡大に努め、住民プロファイリングの達人、ドーウィン・カートライトを理事に引き込んだ。彼は食糧不足に対する住民の反応を予測するプロだった。タヴィストックの言いなりにならない住民グループが食料供給をストップされたときにどう反応するかを観察するのが狙いだった。
タヴィストックの計画は次のとおりである。国際的食料カルテルに食料生産と世界中の食料資源の流通を独占させる。飢饉は、気象調節と同じように戦争兵器である。頃合いを見計らってタヴィストックは躊躇せずに飢饉を兵器として使うことになる。ーーーーーーー。
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[ コー注:電車の中や駅で盛んに(飢饉)の文字が目に入る。(やつら)はまさに今(飢饉)を武器として使っているということだ。そしてそれは洗脳のための武器だということだ。飢饉だ飢饉だといって不安感をあおるわけだ。それはテロだ、テロだと言って、不安感をあおるのと同じなわけだ。そうすれば簡単に洗脳できる。国民はまともな判断ができにくくなるから。]
小林
今現在、私たちはどんなウソに洗脳されているんでしょう。
p-131
タヴィストックが捏造した嘘が真実とされる日
1990年代後半、米国大衆がタリバンや、タリバンとつながりのなかったイラクのフセイン大統領にまつわるデマを信じるのに手間はかからなかった(両者はむしろ、憎みあっていたのが真相である)。
ここで基本的な質問をしよう。
タリバンやアフガニスタン国民は、卑劣な9・11テロに関与したのか?
タリバンは現実に存在するのか?
オサマ・ビンラディンはウイルヘルム二世の再来か?
おそらく50年後に真実がわかるだろう。そうこうしているうちに、タヴィストック研究所はプロパガンダの手を尽くし、再び成功した。
戦争終結後もウイヘルム二世に関するデマは続いた。事実、戦前戦中に彼を悪魔扱いした当のプロバガンダマシーンは、1959年7月13日のウイヘルム二世の生誕100年記念日に至っても非難をやめなかった。著しく謗られたかつてのドイツ支配者を、BBCが生誕記念日当日のドキュメンタリー番組で取り上げたのである。
番組では、皇帝みずから剣を振るってベルギー人の子供たちの腕を切り落としたという身の毛もよだつような記事と、ベルギーの村々を呼応軍中のドイツ兵士が女性をレイプしたというコラムに英国人がおののいた様子が紹介されたが、一切真実ではなかった。
議会の知性あふれる議員たちでさえ、ノースクリフやリップマン・バーネイズといった米国人を含む彼の仲間たちに煽られた激しい敵意の嵐に翻弄された。それだけではない。BBCは、怪物に仕立てたウイルヘルム皇帝が、突然降って沸いたように新聞の見出しにあふれた経緯を一切説明しなかった。
同様に、オサマ・ビンラディンが突如、表舞台に登場した様子も、彼があっという間にドイツ皇帝さながらに悪者になった様子も、私が満足できるように誰も説明してくれなかった。どうしてこうなったのか?
ウィルソン大統領が、第一次大戦の開戦に間に合わせるために連邦準備銀行の設立を議会に急がせたのは歴史上の事実である。ドル紙幣の手持ちがなかったので、思い通りに印刷できない状態では参戦できたかどうか疑わしい。
ドイツ皇帝が何千もの新聞、雑誌、広告看板を飾る漫画の主人公から、どうすれば突如、生身の人間に変われるのか?
今では彼が、英国陸軍省の巨大なプロパガンダマシーンの創作物だったことがわかっている。そして、この組織はまさしく現代もひそかに生き残っている。1913年当時と同じように現在も陰に隠れているが、私たちのなかにはそのベールを必死に取り除こうとしている人々もいる。調査から判明したのは、これまでに捏造されて真実として通用してきたもっとも不合理な嘘の製造元こそ、タヴィストック研究所であるということだ。
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コー
今も、我々のまわりは(やつら)のプロバガンダにあふれているということだと思う。
問題は、だれをどこに誘導しようとしているかのだと思う。
日本を日本人をどこに誘導しようとしているかだと思う。