とあるスナックで
ママ
ママ
ママ
ママ
だまされている、だまされている、と言うけど一体どういう事?
コー色々あるんだけど、まず<信用創造>という事じゃないかな。ある本にはこう書いてある。
またある本にはこう書いてある、高校の参考書だけど。
この本の説明がよくわかったね。学研の <陰山のセンター政治・経済>という本だが。天野統康の説明と一致したね。
ところが、この事が理解できないんだ。そんな事は有り得ないと思ってしまうんだ。そんなバカなと。それでは サギ ぢゃないかと。
現に銀行に預金総額と貸出総額を聞けば、いつだって預金総額が多いに決まっているんだ。だからそれは有り得ないと思ってしまうんだ。ここにおおきなトリックがあるんだ。 <預金>には、二種類あるんだ。上の例では、(最初の預金=本源的預金)、それと<貸付金>も<預金>として扱う事ができるんだ。
<信用創造機能>
銀行が預金と貸出を繰り返して預金残高を増やし、市中に流通する資金量を増やすこと。最初に受け入れた預金の何倍もの残高になる。
信用創造機能が働くと、実際にある現金を無限大の残高に増やす事ができます。中央銀行が世の中にお金を増やすトリックです。
銀行が預金と貸出を繰り返して預金残高を増やし、市中に流通する資金量を増やすこと。最初に受け入れた預金の何倍もの残高になる。
信用創造機能が働くと、実際にある現金を無限大の残高に増やす事ができます。中央銀行が世の中にお金を増やすトリックです。
またある本にはこう書いてある、高校の参考書だけど。
<信用創造> 銀行の貸付操作の連続で、預金通貨がどんどん膨らむ現象
(例)最初の預金(=本源的預金)100万円 そして 支払準備率10%とする
100万円預金(支払準備金10万円)==> 銀行が90万円を貸付==> 借り手がその90万円を預金(支払準備金9万円)==> 銀行が81万円を貸付==> 借り手がその81万円を預金(支払準備金8.1万円)==> 銀行が72万9千円を貸付==>
現金は最初の100万円だけだけなのに<90万+81万+72.9万・・・>の貸付が発生
預金通貨だけが、どんどん膨張
信用創造総額=(最初の預金÷支払準備率-最初の預金)=100万÷0.1-100万=900万円
(例)最初の預金(=本源的預金)100万円 そして 支払準備率10%とする
100万円預金(支払準備金10万円)==> 銀行が90万円を貸付==> 借り手がその90万円を預金(支払準備金9万円)==> 銀行が81万円を貸付==> 借り手がその81万円を預金(支払準備金8.1万円)==> 銀行が72万9千円を貸付==>
現金は最初の100万円だけだけなのに<90万+81万+72.9万・・・>の貸付が発生
預金通貨だけが、どんどん膨張
信用創造総額=(最初の預金÷支払準備率-最初の預金)=100万÷0.1-100万=900万円
この本の説明がよくわかったね。学研の <陰山のセンター政治・経済>という本だが。天野統康の説明と一致したね。
ところが、この事が理解できないんだ。そんな事は有り得ないと思ってしまうんだ。そんなバカなと。それでは サギ ぢゃないかと。
現に銀行に預金総額と貸出総額を聞けば、いつだって預金総額が多いに決まっているんだ。だからそれは有り得ないと思ってしまうんだ。ここにおおきなトリックがあるんだ。 <預金>には、二種類あるんだ。上の例では、(最初の預金=本源的預金)、それと<貸付金>も<預金>として扱う事ができるんだ。
ママ
え、それどういうこと。貸付金が預金?
コーそうなんだ、銀行の帳簿では、<貸付金>は(資産)の欄に書き込み、そしてなんとその<貸付金>と同額の金額を<預金>として(負債)の欄に書き込むんだ。 だから<預金>は二種類あるということだ。
<本源的預金>と<貸付金としての預金>と。
だから銀行の帳簿を見ても、預かっている金額しか貸出していないと勘違いするんだ。
この(マネーの創造プロセスを隠す)という事がわかってくると、天野統康の<あなたはお金のしくみにこうしてだまされている>という事が少しずつ解ってくるのだと思う。
<本源的預金>と<貸付金としての預金>と。
だから銀行の帳簿を見ても、預かっている金額しか貸出していないと勘違いするんだ。
この(マネーの創造プロセスを隠す)という事がわかってくると、天野統康の<あなたはお金のしくみにこうしてだまされている>という事が少しずつ解ってくるのだと思う。
ママ
やっぱり、天野君、エライ!!