9.11について 黒田日銀の量的緩和のお金はどう流れたのか

とあるスナックで

小林

黒田日銀が行った量的緩和とはどういうことだったのかですが、コーさんはどう思いますか。

コー

結局、経済を＜実体経済＞と＜金融経済＞に分けて考えないとわからないんだと思う。

日銀は大量の銀行が持っている国債を買い上げたわけだ。

そのお金はもちろん＜無から作ったお金＞で、日銀にある各銀行の当座預金口座にキーボードで入力してお金を、日銀から銀行に支払うわけだ。

銀行はその当座預金のお金を担保にして、その何十倍と貸出ができるわけだが、＜信用創造＞でお金を作れるわけだが、

どうも日銀が考えるほどには、銀行の貸出が増えなかったんだな。

だから実体経済のお金の量は、それほど増えなかったんだと思う。だからインフレにならない。そしてＧＮＰもそんなに増えない。

小林

一方金融経済には随分お金が流れたんですね。

天野統康のこの話に詳しく説明されていますね

そしてこちらの話にも。