「鮎魚女、鮎並 あいなめ」
アイナメ(鮎魚女、鮎並、愛魚女)、学名 Hexagrammos otakii は、アイナメ科に分類される魚類の一種。日本沿岸の比較的塩分濃度の低い岩礁域に広く生息する底生魚で、食用になる。
地方名
アブラコ(北海道、東北)、アブラメ(関西地方)、ネウ(宮城県:根魚の意)、アブラウオ、ツムギ、モミダネウシナイ(広島県:籾種失いの意)、シジョ(新潟県柏崎地方)など。
*Wikipedia より
食材
晩秋から春にかけての寒い時期が旬。最盛期は晩秋から冬。
身は脂肪の多い白身であり、そのことから「あぶらめ」とも呼ばれる。季節により寄生虫がいることがあるので刺身などの生食は注意を要するが、適切に処理されていれば問題ない。小骨が多いために骨切りがなされることもある。
刺身、煮付け、から揚げ、潮汁、焼き物、味噌汁、干物、みりん漬け、粕漬けなどで食べられる。
*Wikipedia より
1.『世界大百科事典 1』で「アイナメ」で調べると「アユのようになわばりをもつので、〈鮎並(アユナミ)〉がなまってアイナメになったといわれる。」とある。
2.『日本国語大辞典 第1巻』で「アイナメ」をひくと「語源(1)アユに似て滑らかであることから(2)形がアユに似ていることの意のアユナミ(鮎並)の転か」とある。
3.『語源辞典 動物編』をみると、『倭訓栞』の「鮎のように滑らかであるから」という説、『大言海』の「鮎に似ていることから、鮎並の転」という説が紹介されているが、どちらも明確ではないとしている。新たに“アユがアイヌ語の「アイ=矢」であるとすれば、「アユなみに矢のように速く泳ぐ魚」ということか。”という説が述べられている。
4.『大言海』には「鮎に似ていることから、鮎並の転か」とある。
5.『日本語源広辞典』には「アイナメの語源は「鮎+ナメ(並み)」の変化」とある。
6.『語源大辞典』には「アユに似て滑らかな魚なのでいうか。あるいはアユに形が似ていることの意のアユナミ(鮎並)の変かしたものか」とある。
*https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000158891 より
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