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< 郷土料理 > 茨城 ピーナッツ味噌/落花生味噌

2024-06-14 08:37:04 | 郷土料理

 「ピーナッツ味噌/落花生味噌」

 主な伝承地域 県内全域

 主な使用食材 落花生、味噌

 歴史・由来・関連行事
 落花生は、別名「南京豆」とも呼ばれ、日本には江戸時代ごろ伝わったといわれているが、本格的に栽培がはじまったのは明治以降で、豆類のなかでは比較的新しい部類に入る。茨城県産のほか千葉県産が有名であるが、この両県で全国のほとんどの生産量を占めている。一般的には、煎ったりゆでたりしてそのまま食べることが多い。
 「ピーナッツ味噌」は、落花生が多くとれる茨城県で古くから伝わる郷土料理。市場に出回らない規格外の落花生の活用方法として農家の人たちが考案したといわれている。いまでも家庭では、食べきれないほどの量の落花生が手に入ったときには、好みの味付けで「ピーナッツ味噌」をつくり、常備菜としている家庭も少なくないという。
 また、学校給食で提供されたり、スーパーマーケットなどでも販売され、茨城県では親しみのある料理。

 食習の機会や時季
 一般的に落花生の旬の時期は9月下旬頃から10月にかけてといわれているが、落花生を加工してつくられる「ピーナッツ味噌」は長持ちするため、通年食べることができる。
 家庭でもつくられており、それぞれの家庭ごとに好みの味噌を使うため、味もさまざまである。

 飲食方法
 ごはんに乗せたり、お茶うけとしてや、そのまま酒のつまみとしても食べられている。食べ方によって、味噌や砂糖などの調味料の量を変えて楽しめる。甘さが苦手な場合は、砂糖などを入れず、みりんで味噌をのばして調整すると塩味が強くなり、美味しくいただける。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 家庭でも日常的に食べられている他、学校給食で提供されたり、スーパーマーケットなどでも販売されている。茨城県のホームページや販売事業者のホームページによる情報発信なども積極的におこなわれている。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/pinattsumiso_ibaraki.html より


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