「那珂湊焼きそば」
那珂湊焼きそば(なかみなとやきそば)とは、茨城県ひたちなか市の那珂湊地区を中心に販売されているご当地焼きそばである。
わたなべ製麺所の創業者である渡辺栄寿がやきそば用に考案した太麺の「手延べせいろ蒸し麺」を用いることが特徴である。渡辺が1955年頃、東京の浅草でソース焼きそばに出合ったことをきっかけに焼きそば用の麺を試作し、「喰い道楽すみよし」に商品化を依頼して原形ができた。焼きそばの具材に使われる食肉は当時まだ高価で、ラーメン用スープで麺を蒸し焼きにしてコクを出した。
味付けに明確な決まりはなく、ソース・醤油や、中華風、お好み焼きの具材としてなど店舗によって異なる様々な手法で提供される。2016年頃より、ひたちなか市の学校給食の献立としても利用されるようになった。
2009年11月に発足したPR団体「那珂湊焼きそば大学院」(那珂湊やきそばのれん会)が町おこし・町づくりのために那珂湊焼きそばの広報活動を行っており、公式ホームページでは加盟約20店を紹介している。
*Wikipedia より
那珂湊における焼きそばのはじめて
1954年に渡辺栄寿(故人)が現在のわたなべ製麺所を創業しました.栄寿翁はとても物見遊山が好きな人で,突然ふらーっと出かけて行っては見聞を広げてくるのを楽しみとする人でした.50年以上昔のある時,いつものように物見遊山に行った浅草の盛り場で,当時すでに普通に売られ,食べられていたソースで焼いた焼きそばに出会いました.栄寿翁はそれにひじょうに興味を持ち,浅草に何度も足を運び,その焼きそば用の麺の製造法や調理の仕方を興味津々で勉強してきたそうです.
その後,地元の飲食店の方々と試行錯誤を重ねながら現在の源であります,焼きそばができあがったものであります.その後,焼きそばは物のない時代と,水産業・農業等で豊かだった経済を背景に,その調理の簡易さと美味しさと値段の安さ等の要因で,食堂だけでなく駄菓子屋・お好み焼き店・もんじゃ焼き店等にあっという間に広がり,旧那珂湊市内には何十軒という焼きそばを提供する店が出来ました.又,それは,那珂湊だけにとどまらず大洗にまで波及し,やはり多くの焼きそば店ができていきました.
そうした多くのお店との試行錯誤の中,もちもちの食感をもつ「手延べせいろ蒸し麺」の太麺が特徴の現在の那珂湊焼きそばとして定着し,それぞれのお店独自のアレンジも加わり,多彩な味を楽しめる様になりました.
*http://nakaminatoyakisoba.web.fc2.com/what.html より
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