「あみちゃんまい」
「あみちゃんまい」は、寒冷地南部では早生で日本型の高アミロース米品種である。米のアミロース含有率が30%程度と高く、米粉麺等への利用が期待される。
主要特性
1.出穂期、成熟期は「ひとめぼれ」より3日ほど早い。「コシヒカリ」より成熟期が9日ほど早いため、作期分散が可能である。
2.稈長は「コシヒカリ」より10cm以上短く、耐倒伏性は「越のかおり」並の“やや強”である。
3.玄米千粒重は「ひとめぼれ」よりやや軽い“中”で、粒形は長円形である。「コシヒカリ」等と同様の粒形であるため、選別、精米など従来の日本型品種に対応した調整方法が適用できる。
4.精米のアミロース含有率は、「ひとめぼれ」、「コシヒカリ」より11~12ポイント程度高い約30%で、「越のかおり」より3ポイントほど低い。
5.いもち病真性抵抗性遺伝子はPiaを持つと推定され、圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちとも“中”である。穂発芽性は “中”、穂孕期の障害型耐冷性は“弱”である。
*https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0107/048449.html より
地 方 番 号 北陸254号 水稲 粳
系 統 番 号 収8366 交 配 番 号 北陸交15157
試 験 番 号 (F5)4524-1663-1824-5504
育成地/部署 (独)農研機構 中央農業総合研究センター北陸研究センター / 作物開発研究領域
品 種 名 あみちゃんまい
品種名(かな) あみちゃんまい
種苗法登録年 2016年 命 名 年 2013年
育成開始年 2003年 配付開始年 2012年
参考成績書 2013年3月
備 考
交配組合せ 新潟79号/北陸191号
*農研機構HP より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます