「虎の子渡し」
《虎が子を3匹生むと、その中には必ず彪 (ひょう) が1匹いて他の2匹を食おうとするので、川を渡る際に子を彪と2匹だけにしないよう子の運び方に苦慮するという「癸辛雑識」続集・下にみえる故事から》生計のやりくりに苦しむことのたとえ。
「虎の髭を拈る-とらのひげをひねる」
きわめて危険な行いをすることのたとえ。虎の髭を数える。
「虎は死して皮を留め人は死して名を残す」
虎は死後その皮を永く残して珍重され、人は死後その偉業によって名が語り継がれる。
「虎は千里往って千里還る」
虎は一日に千里の遠くへ行ってまた戻ってくる。勢いの盛んなことのたとえ。虎は一日千里行く。
「虎を画きて狗に類す-とらをえがきていぬにるいす」
《「後漢書」馬援伝から》勇猛な虎を描こうとして、犬のようなものになってしまう。力量のない者が、すぐれた人のまねをして、かえって軽薄になることのたとえ。また、目標が大きすぎて失敗することのたとえ。
*goo辞書 より
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