第175回 2017年11月7日 「食卓をあたたかく 華やかに!~熊本 小代焼~」リサーチャー: 宮﨑香蓮
番組内容
400年の歴史をもつ小代焼。白い釉薬を勢いよくかける“打ち掛け流し”の素朴な茶碗は、毎日の食卓をあたたかく演出してくれる。さらに新技法で作られる“スリップウェア”は、リボンや波のような鮮やかな模様が若い女性に大人気。昔ながらの釉薬づくりから、熊本の自然を詰め込んだ花柄の皿まで、大自然に見守られながら探求を続ける職人たちのこだわりを女優の宮﨑香蓮がリサーチする。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201711071930001301000 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「小代焼-しょうだいやき」
小代焼は熊本県荒尾市、南関町、熊本市など県北部で焼かれる陶器。小岱焼とも表記し、いずれも正しい。寛永9年(1632年)に豊前から転封された細川忠利が陶工の牝小路家初代源七、葛城家初代八左衛門を従え、藩主の命によって焼き物を焼かせたのが始まりとされる。
釉薬の深い色合いと「流し掛け」と呼ばれる伝統技法による躍動感あふれる文様が特徴である。「腐敗しない」「生臭さが移らない」「湿気を呼ばない」「毒を消す」「延命長寿が得られる」の五徳があるとして、五徳焼とも呼ばれた。
明治維新後は有田や瀬戸といった磁器産地に押され衰退してしまったが、昭和になって近重治太郎、城島平次郎らの努力によって復興を遂げ、戦後は小岱山麓にいくつもの窯が築かれるようになる。
2003年(平成15年)3月17日、経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定された。
*Wikipedia より
「小代焼 ふもと窯」
小代焼の窯元の中でも、最大級6袋の登り窯を所有する「ふもと窯」。数々の受賞歴を持つ初代・井上泰秋さんと2代目の尚之さん、お弟子さんで日々作陶されている窯元です。
燃料には松薪、釉薬となる灰には藁、木、長石といった原料を使い生まれる作品は、小代焼の伝統と多文化を融合させた魅力的なものが多く、一目見ただけで食卓に並ぶ姿が想像できるほどです。なかでも、2代目の尚之さんが手掛ける“スリップウェア”は評価が高く、有名アパレル会社とのコラボも実現。全国のセレクトショップでの取り扱いも多く、完売必須の人気商品になっています。
*https://kumamoto.guide/spots/detail/12135 より
小代焼 ふもと窯 熊本県荒尾市府本古畑1728-1
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