「白耳義、比利時 ベルギー」
ベルギー王国(蘭: Koninkrijk België、仏: Royaume de Belgique、独: Königreich Belgien)、通称 ベルギーは、西ヨーロッパに位置する連邦立憲君主制国家。隣国のオランダ、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。
首都ブリュッセル(ブリュッセル首都圏地域)は欧州連合(EU)の主要機関の多くが置かれているため「EUの首都」とも言われており、その通信・金融網はヨーロッパを越えて地球規模である。憲法上の首都は、19の基礎自治体からなるブリュッセル首都圏の自治体のひとつ、ブリュッセル市である。
国名
正式名称は、オランダ語: Nl-Koninkrijk België.ogg Koninkrijk België(オランダ語発音: [ˈbɛlxiə] コーニンクレイク・ベルヒエ)
フランス語: Royaume de Belgique(フランス語発音: [rwajom də bɛlʒik] ロワイヨーム・ドゥ・ベルジク)
ドイツ語 : Königreich Belgien(ドイツ語発音: [ˈkøːnɪçraɪç ˈbɛlɡiən] ケーニヒライヒ・ベルギエン)
英語表記は、Kingdom of Belgium(英語発音: [kɪ´ŋdəm ɔ´v be´ldʒəm][2] キングダム・オブ・ベルジャム)で形容詞はBelgian(ベルジャン)。ラテン語表記もBelgium(ベルギウム)である。
日本語の表記はベルギー王国。通称はベルギー。漢字による当て字で白耳義と表記され、白と略される。オランダ語の「België(ベルヒエ)」に由来し、江戸時代にオランダ商人が来航した際に伝わったのをそのまま文字読みしたものである。
ベルギーという名称は、かつてのガリア北東部の呼称「ベルガエ」、もしくは同地に住んでいたベルガエ人に由来するとされる。
言語
フラマン語 58%
フランス語 31%
その他 11%
ベルギーの国土は、憲法により使用言語別で主に3つの地域に分かれており、それぞれに地方公用語がある。
北部のフランデレン地域はフラマン語共同体に属し、フラマン語が公用語である。同語は「オランダ語の一方言」と例えられることもあるが、実際にはベルギーという国家内における社会言語学的な呼称であり、ほとんど差異はない。また、フローネン、ネーメン、コミーヌなどはフランス語地域である。当地域では、老若男女を問わずフランス語とのバイリンガルが多い。また、英語やドイツ語等も話す人も多い。フランデレン地域にはアントウェルペン、ヘント、ブルッヘ、ルーヴェン、メヘレン等の都市が立地している。
南部のワロン地域は大部分がフランス語共同体に属し、フランス語が公用語であるが、実際には一方言であるワロン語が主として話される。ワロン語は発音・語彙に若干の特徴があるが、標準フランス語と大きな差はない。ほかにピカルディ語、シャンパーニュ語、ロレーヌ語などのオイル語系諸方言が西部のフランス国境地域で話されている。また、南東部のルクセンブルク国境地域では、ルクセンブルク語が少数話されている。フランデレン地域と比べて、フラマン語や英語などの第二言語を習得している者は非常に少ない。ワロン地域にはシャルルロワ、リエージュ、ナミュール、モンス等の都市が立地している。
ワロン地域の北東ごく一部のドイツ国境地域(オイペン、ザンクト・フィート付近)はドイツ語共同体に属し、ドイツ語が公用語である。
ブリュッセル首都圏地域は公式に二言語地域とされており、フラマン語共同体とフランス語共同体の双方が自治権を持っている。だが、元々はフランデレン地域に位置するフラマン語圏であったが、19世紀にワロン地域やフランスからの移民を中心として都市が拡大しフランス語圏へと変化していきフランス語話者が8割以上を占める言語的な孤島状態となっている。同国最大の首都で国際都市であることから移民の受け入れも多いがたいていはフランス語に同化されていく等フランス語化がさらに進みつつある。郊外のフラマン語圏に住みフランス語圏のブリュッセル市内へと通勤通学するフラマン人も多く、周囲に住むフラマン人にとってフランス語とのバイリンガルであることが求められてきた。
フランデレン地域の人々とワロン地域の人々の間には「言語戦争」と呼ばれるほどの文化的な対立が存在し、連邦制が施行されて以降も、対立意識は完全に無くなってはいないと言われる。例として、2006年12月13日に公共放送RTBFが「フランデレン地域が独立を宣言して、前国王アルベール2世がコンゴ民主共和国(旧ベルギー植民地)に亡命した」というフェイクニュースを流したところ、一時国内が混乱に陥り、地域間の溝の存在を露呈する結果となった(のちに、議論を喚起する目的があったと釈明した)。
*Wikipedia より
フラマン語
Goede Morgen. フイェモルヘン おはようございます。
Goede Middag. フイミダッハ こんにちは。
Goede Avond. フイナーヴォント こんばんは。
Ja./Nee. ヤー/ネー はい。/ いいえ。
* http://www.kenmochi.com/family/flemish.html より
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