「アーチェリー」
大会概要
主催 国際オリンピック委員会(IOC)
開催日 2024年7月25日 ~ 8月4日(アーチェリー競技)
開催地 フランス・パリ
アーチェリー競技は、開会式の前日 7月25日から始まり、7月28日に最初のメダリストが決まります。
実施種目 リカーブ 個人、団体、混合団体
出場選手数 個人:男子・女子 各 64 名 / 団体:男子・女子 各 12ヶ国(地域) / 混合団体:8ヶ国(地域)
リカーブ個人戦
70mの距離から制限時間3分(または4分)以内に6本射ち、これを12回繰り返します(計72射)。この競技を70mラウンドと言い、国内では、このラウンドだけを単独の競技会として、数多く実施されています。年齢区分によって17歳以下を「キャデット」、50歳以上を「マスター」という種別として開催される競技会もあり、射距離を60mに短くして行います(60mラウンド)。標的の直径は122cm、5色の色環帯(中心から、黄、赤、青、黒、白色)で構成され、これがさらに2個ずつの得点帯に分割され、直径12.2cmの中心円が10点、外に向かって1点ずつ少なくなり、最外側の得点帯が1点になります。
全日本選手権では、70mラウンドが予選となり、男女上位32名が決勝ラウンドに進出することができます。決勝ラウンドはトーナメント方式となり、1セット3射(30点満点)の5セット制による1対1のマッチ戦が、70mで122cm標的を使用して行われます。セットポイントは、勝てば2ポイント、引分けは両者に1ポイント、負ければ0ポイント。先に6ポイント以上獲得した選手が勝者となります。全日本選手権では、3位決定戦までは、全マッチが同時に行われます。優勝がかかる決勝戦(ゴールドメダルファイナル)では、2標的だけが設置された特設会場で、二人の選手が交互に20秒の制限時間で1本ずつ射ちます。このとき観客にもわかりやすいように、1射ごとの得点がアナウンスされ大変エキサイティングな競技が展開されます。
世界選手権は、各部門の男女上位104名が決勝ラウンドに進出することができ、予選ラウンドの上位8名の選手がシードされてベスト32からのスタートになります。
リカーブ団体戦
予選ラウンドでの同一チーム3名の合計点により、上位16チームが団体戦の決勝ラウンドに出場することができます。トーナメント方式で、1セット6射(チームの各選手が2射ずつ:60点満点)の4セット制によるマッチ戦が予選ラウンドと同様、距離70m、122cmの標的を使用して行われます。
セットの制限時間は2分。3名の選手が1人ずつ交代して6本を射ちます。時間内に6本の矢を射つためには、3名の選手の時間配分が重要となり、チームワークが勝利の鍵となります。セットポイントは、個人戦と同様、勝てば2ポイント、引分けは両者に1ポイント、負ければ0ポイント。先に5ポイント以上獲得したチームが勝者となります。
*https://www.archery.or.jp/competition/olympic.html より
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