「紅伊豆」
■紅伊豆(ベニイズ)とは?
●「紅富士(べにふじ)」の枝変わり
紅伊豆(ベニイズ)はピオーネの生みの親として知られる井川秀雄氏が「ゴールデンマスカット4X」と「クロシオ」を交雑から生み出した「紅富士(べにふじ)」という品種の枝変わり(突然変異)として発見された赤ブドウの一種で、紅富士よりも粒が大きく、早く収穫できる品種となっています。
紅ブドウの品種としてはこの紅伊豆をはじめ、「紅富士」、「紅瑞宝」「竜宝」などがあり、この4種はどれも井川秀雄氏によって「ゴールデンマスカット4X」と「クロシオ」から生み出された兄弟と言えます。
●紅伊豆(ベニイズ)の特徴
紅伊豆(ベニイズ)は果粒が13~16gほどの大粒になるブドウで、果皮は紫紅でやや厚みがありますが身離れがよく食べやすいです。果肉はとても甘くジューシーで、糖度は18~20度とかなり高く、酸味が弱いので強く刺すような甘さが感じられます。ただ、ほとんどが近年では珍しくなった種有りで出荷されているようです。
■紅伊豆(ベニイズ)の主な産地と旬
●全国の紅伊豆の栽培面積
政府がまとめた全国の紅伊豆の栽培面積です。これを見ると岩手県が最も栽培面積が広く、次いで山梨県、香川県と続きます。
(※右のデータは栽培面積で、単位はtではなくhaの間違いです。申し訳ございません。)
●紅伊豆(ベニイズ)の収穫時期と旬
紅伊豆の収穫時期は栽培地や天候にもよりますが、おおむね8月中旬頃から始まり、9月下旬頃までとなります。最も多く出回る旬の時期は8月中旬から9月中旬となります。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/budou-Beniizu.htm より
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