東芝は18日、液晶テレビ「REGZA」とDVDレコーダー「VARDIA」の新ラインアップを発表しました。
REGZAには「超解像」技術「レゾリューションプラス」を追加した新しい「メタブレイン・プレミアム」搭載、VARDIAには高画質化回路「XDE」を搭載して画質の向上を図るようです。
液晶テレビREGZAは5シリーズ14製品をラインアップ。
それぞれの概要は以下の通りです。
DVDレコーダーVARDIAは新製品3機種およびHDDレコーダー、XDE搭載プレーヤーをラインアップ。
それぞれの概要は以下の通りです。
REGZA、VARDIAともに発売日は10月中旬から11月中旬です。
各社がBDレコーダーを発表する中、頑なにDVDレコーダーを発表する東芝。
それはもちろん、今年の2月に次世代メディア戦争で負けたため…でしょうかねぇ。
ライバルメディアBDなんて作れるか!ということでしょうか。
ちなみに今後東芝はBD関連商品を発売しないのかという質問に対して、当面は発売する予定が無いそうです。
日本では来年には9割がBDに移行するといわれているようですが、東芝は「日本だけが特殊な市場」と、グローバルな視野でBD参入を行わないようです。
決してライバルメディアを拒んでいるわけではないようですが…。
で、最近東芝が力を入れているのが高画質志向。
今回も「超画質」や「XDE」の高画質回路搭載など。
確かに、SD映像をアップコンバートしてさらに高画質にしてくれればうれしいといえばうれしいですね。
DVD映像もフルハイビジョンの映像に近い画質にしてくれればいちいちBDを買わなくても…とも思えてしまいます。
しかし、元々ソースが高画質だった場合、それをいちいちダウンコンバートして録画して、さらに再生時にアップコンバートするってのは無駄な気がしますね。
デジタル放送はハイビジョン番組が多いし、最近のビデオカメラもハイビジョンが主流です。
多分、まだBDのような大容量メディアが高価なことやBDプレーヤーが普及していないのでDVDに保存する人が多いだろうということでこのようなコンバーターを搭載するのでしょう。
でも今後BDが安価になって普及したら無駄な機能かもしれませんね…。
低解像度の画像をコンバーターにかけて高解像度、高画質にすることは良いのですが、それが必ずしもオリジナルの画像に近くなるという保障はあるのでしょうかねぇ?
ちょっとぼやけた演出をした映像が勝手にくっきり映像にされたりして…。
じゃぁDVDに高画質な画像を保存できればイイジャン!ってことで搭載されているのが「HD Rec」。
これはDVDにハイビジョン録画できる規格です。
これもうれしい機能ですが、もちろん、この規格に対応しているプレーヤーしか再生できません。
BDは対抗する規格「AVCREC」があるためHD Recは対応しないと思われますのでこちらもほぼ東芝のみが利用する規格…となりそうです。
そう考えると、どちらも無駄な機能…という感じがしてなりません。
東芝のテレビはきれいだと思いますが、この技術を主流の方に使ったらもっと売れる気がするんですけどねぇ。
結局東芝はマニア向け機種…ってことですかねぇ。
今回のラインアップで興味深いのは「RD-X8」ですね。
「RD-X7」が今年の6月に発売されたばかりなのに、半年もしないうちにRD-X8が発売されることになりました。
RD-X8はてっきりBD対応に切り替わると思ったのですが、頑固ですね。
XDEやスカパー!HD録画が搭載された以外、あまり変わりがなさそうな気がしますが…。
さらに興味深いのはちょっと変わったHDDレコーダー「D-H320」。
地上デジタルを搭載したHDDのみのレコーダーです。
これって以前限定発売された「RD-H1」や「RD-H2」の後継機ですかねぇ?
確かに名前もD-H320と、RD-H2の後継っぽい名前ですし。
D-H320はイーサネット端子を持たないためにRが付かず、RDシリーズからは外れているようですね。
ネット機能は別機種が搭載している「レグザリンク」が引き継いでいるのでしょう。
液晶テレビの方はHDD搭載モデルが増えたり、搭載してないモデルでも市販のHDDに録画可能だったりするのはうれしいですね。
自宅でもREGZAにHDDをつなげて録画していますが、ちょっと録画して見るだけという場合には手軽で重宝します。
しかし、こちらもやや逆風。
手軽さはうれしいですが、ダビング10が利用可能になってからは外部メディアに保存したいと考える人が増えると思われますからねぇ。
どうせ録るならそのまま外部メディアに記録できる機材で録った方が便利でしょう。
もしかしたらDLNAなどいろいろ駆使すればREGZAで録画した番組を別メーカーのBDレコーダーで保存できるかもしれませんが、やっぱり厄介ですからねぇ。
さらに、録画番組をMOVEする場合もハイビジョン放送だったら容量もすごいでしょうからねぇ…。
やっぱりこちらもマニア向け…ですかねぇ。
大手メーカーには良くありますが、やっぱり東芝は頑固で協調性がない感じですね。
良い製品を作るメーカーだと思うのに残念です。
とは言ってもいつかはBD関連商品を出さざるを得ない時が来るでしょうからねぇ。
その時が来るのを待ってみようかねぇ。
REGZAには「超解像」技術「レゾリューションプラス」を追加した新しい「メタブレイン・プレミアム」搭載、VARDIAには高画質化回路「XDE」を搭載して画質の向上を図るようです。
液晶テレビREGZAは5シリーズ14製品をラインアップ。
それぞれの概要は以下の通りです。
型番 | 概要 | 実売想定価格(オープンプライス) |
---|---|---|
52ZH7000 | 52V型、HDD内蔵 | 53万円前後 |
46ZH7000 | 46V型、HDD内蔵 | 45万円前後 |
42ZH7000 | 42V型、HDD内蔵 | 38万円前後 |
46Z7000 | 46V型 | 40万円前後 |
42Z7000 | 42V型 | 35万円前後 |
37Z7000 | 37V型 | 28万円前後 |
46FH7000 | 46V型、HDD内蔵 | 40万円前後 |
40FH7000 | 40V型、HDD内蔵 | 33万円前後 |
42H7000 | 42V型、HDD内蔵 | 33万円前後 |
37H7000 | 37V型、HDD内蔵 | 24万円前後 |
32H7000 | 32V型、HDD内蔵 | 19万円前後 |
42C7000 | 42V型 | 24万円前後 |
37C7000 | 37V型 | 20万円前後 |
32C7000 | 32V型 | 14万円前後 |
DVDレコーダーVARDIAは新製品3機種およびHDDレコーダー、XDE搭載プレーヤーをラインアップ。
それぞれの概要は以下の通りです。
型番 | 概要 | 実売想定価格(オープンプライス) |
---|---|---|
RD-X8 | DVDマルチドライブ、1TバイトHDD | 14万円前後 |
RD-S503 | DVDマルチドライブ、500GバイトHDD | 10万円前後 |
RD-S303 | DVDマルチドライブ、320GバイトHDD | 8万円前後 |
D-H320 | 320GバイトのHDDレコーダー | 4万円前後 |
SD-XDE1 | XDE搭載DVDプレーヤー | 1万8000円前後 |
REGZA、VARDIAともに発売日は10月中旬から11月中旬です。
各社がBDレコーダーを発表する中、頑なにDVDレコーダーを発表する東芝。
それはもちろん、今年の2月に次世代メディア戦争で負けたため…でしょうかねぇ。
ライバルメディアBDなんて作れるか!ということでしょうか。
ちなみに今後東芝はBD関連商品を発売しないのかという質問に対して、当面は発売する予定が無いそうです。
日本では来年には9割がBDに移行するといわれているようですが、東芝は「日本だけが特殊な市場」と、グローバルな視野でBD参入を行わないようです。
決してライバルメディアを拒んでいるわけではないようですが…。
で、最近東芝が力を入れているのが高画質志向。
今回も「超画質」や「XDE」の高画質回路搭載など。
確かに、SD映像をアップコンバートしてさらに高画質にしてくれればうれしいといえばうれしいですね。
DVD映像もフルハイビジョンの映像に近い画質にしてくれればいちいちBDを買わなくても…とも思えてしまいます。
しかし、元々ソースが高画質だった場合、それをいちいちダウンコンバートして録画して、さらに再生時にアップコンバートするってのは無駄な気がしますね。
デジタル放送はハイビジョン番組が多いし、最近のビデオカメラもハイビジョンが主流です。
多分、まだBDのような大容量メディアが高価なことやBDプレーヤーが普及していないのでDVDに保存する人が多いだろうということでこのようなコンバーターを搭載するのでしょう。
でも今後BDが安価になって普及したら無駄な機能かもしれませんね…。
低解像度の画像をコンバーターにかけて高解像度、高画質にすることは良いのですが、それが必ずしもオリジナルの画像に近くなるという保障はあるのでしょうかねぇ?
ちょっとぼやけた演出をした映像が勝手にくっきり映像にされたりして…。
じゃぁDVDに高画質な画像を保存できればイイジャン!ってことで搭載されているのが「HD Rec」。
これはDVDにハイビジョン録画できる規格です。
これもうれしい機能ですが、もちろん、この規格に対応しているプレーヤーしか再生できません。
BDは対抗する規格「AVCREC」があるためHD Recは対応しないと思われますのでこちらもほぼ東芝のみが利用する規格…となりそうです。
そう考えると、どちらも無駄な機能…という感じがしてなりません。
東芝のテレビはきれいだと思いますが、この技術を主流の方に使ったらもっと売れる気がするんですけどねぇ。
結局東芝はマニア向け機種…ってことですかねぇ。
今回のラインアップで興味深いのは「RD-X8」ですね。
「RD-X7」が今年の6月に発売されたばかりなのに、半年もしないうちにRD-X8が発売されることになりました。
RD-X8はてっきりBD対応に切り替わると思ったのですが、頑固ですね。
XDEやスカパー!HD録画が搭載された以外、あまり変わりがなさそうな気がしますが…。
さらに興味深いのはちょっと変わったHDDレコーダー「D-H320」。
地上デジタルを搭載したHDDのみのレコーダーです。
これって以前限定発売された「RD-H1」や「RD-H2」の後継機ですかねぇ?
確かに名前もD-H320と、RD-H2の後継っぽい名前ですし。
D-H320はイーサネット端子を持たないためにRが付かず、RDシリーズからは外れているようですね。
ネット機能は別機種が搭載している「レグザリンク」が引き継いでいるのでしょう。
液晶テレビの方はHDD搭載モデルが増えたり、搭載してないモデルでも市販のHDDに録画可能だったりするのはうれしいですね。
自宅でもREGZAにHDDをつなげて録画していますが、ちょっと録画して見るだけという場合には手軽で重宝します。
しかし、こちらもやや逆風。
手軽さはうれしいですが、ダビング10が利用可能になってからは外部メディアに保存したいと考える人が増えると思われますからねぇ。
どうせ録るならそのまま外部メディアに記録できる機材で録った方が便利でしょう。
もしかしたらDLNAなどいろいろ駆使すればREGZAで録画した番組を別メーカーのBDレコーダーで保存できるかもしれませんが、やっぱり厄介ですからねぇ。
さらに、録画番組をMOVEする場合もハイビジョン放送だったら容量もすごいでしょうからねぇ…。
やっぱりこちらもマニア向け…ですかねぇ。
大手メーカーには良くありますが、やっぱり東芝は頑固で協調性がない感じですね。
良い製品を作るメーカーだと思うのに残念です。
とは言ってもいつかはBD関連商品を出さざるを得ない時が来るでしょうからねぇ。
その時が来るのを待ってみようかねぇ。