Bトレイン お気楽プロジェクト Vol.2

異色の鉄道模型Bトレの工作記録 ほか…

某駅にて 

2009-10-24 23:59:10 | 出来事

 ■屋根上の話題 3点

カメラを持って出かけました。

まずは、小田急の某駅にて。
  
  カーブした新宿近くの駅

因みに、中央付近の線路際に置いてある水色のもの、ポリ製のタンクなんですが、どうもここには水のようなもの(油ではないようだ)が入っており、パイプでレール際まで配管されています。
ここは急カーブを車輪とレールを軋ませながら減速して走行する区間なのですが、その摩擦低減のためのレール塗油装置ならぬレール水撒き装置のようです。
箱根登山では電車自らに水タンクを載せて、急カーブ進入時に運転士がレバー操作で水をレールに撒いていますが、その地上版ということでしょうか。


話を戻して、
この急カーブ駅に隣接した跨線橋で、Bトレ発売記念?にと屋根上観察してきました。
    
  こんなのや…

  
  こんなのを撮ってきました

何が屋根のベースの色なのか、余計に分からなくなりました(汗

 

さて帰路について、
ハマ線の某駅で205系シングルアームパンタ搭載車を発見。
カメラを持っているときにやっと出会えました。
なにしろ、205系0番代のスタンダード顔でのシングルアーム搭載は初なので。
  
  シンパ搭載編成も増え、H2、3、6、7、9、1324が目視確認できていますが、もっとあるのかなぁ


このシングルアームですが、よく見るとアームの断面形状が丸型です。
  
  この特徴からいくとPS33Dのようなんですが、PS33Eという話もあるようです
  と言っても、Eタイプってどんなタイプなのかよく分からないのですが…



そして最後の某駅にて。

山手線命名100周年のポスターが掲示されているのですが、近くでよく見たことがなかったので観察してみました。
以前から気になっていたのですが、ポスター上半分の100年前?の写真に写りこんでいる車両の屋根の形状。
長さから言って4軸ボギー車だとばかり思っていました。
  
  Wルーフにしては形状が変(上面が平ら)だし、だいいち車両の半分しかない?

しかしさらに近づいて見ると…
  
  おやおや、これはどうしたものか
  短い車両が2両つながっているようではありませんか
  それも屋根には2連のトロリーポールが…

帰って調べたら、どうも甲武鉄道の2軸車らしい。
2軸車…、そうBトレの機関車用動力と同じようなやつです。
まぁそれの実車版ということでしょうか。

前のWルーフ?の車両が両運転台車らしく、トロリーポールを下ろしているのでこちらが進行方向ということ。
後の車両は片運転台車で2対のトロリーポールを上げています。
つまりこの2両は電気的につながっているんです。
ちょっとこれにはビックリしました。
調べたら、やはり総括制御ができる電車でした。この時代に!
初期の路面電車のように、2軸のピッチングが激しい電車でありながら、総括制御の連結運転で高架上を突っ走っていたわけなんですね。


うわぁ~
乗ってみたかったぁ


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その3

2009-10-23 23:59:53 | プロジェクト21~25

 ■屋根肩、扉部分の塗装

まずは、塗装の手順について複数色使用するので、整理しておかなければなりません。

マスキングのしやすさ、本塗りのときに下地となる色との相性等から以下のように決めてみました。

 ①ライトグレー(屋根肩部分、扉部分)を全体に塗装
 ②当該部分をマスキング
 ③黄色(幕板部のライン)塗装
 ④当該ラインをマスキング
 ⑤赤色(主要部分)
 ⑥当該部分をマスキング
 ⑦シルバーグレー(腰板部分のライン)塗装
 ⑧当該部分をマスキング
 ⑨黒(最下部)の塗装
 ⑩扉枠を残してマスキング
 ⑪シルバー(扉枠の無地部分)

これだけマスキングと塗装を繰り返さないとだめみたいですね(汗

今回は①にあたるライトグレー部分の塗装です。
この部分は公称は白と言われているようですが、実際はグレーや赤紫が入ったような、遠目で見るとライトグレーのようなカラーです。
いろいろと悩みましが、最終的にはかなり明るいグレーである灰色9号をベースにして調色して見ました。
Mrカラー97番 灰色9号 10に対して Mrカラー107番キャラクターホワイトを1の割合で混ぜ、
そこにMrカラー63番 ピンクを微量混ぜてみて、隠し味?にしてみました(笑

塗装準備万端の状態
  


塗装後の状態
  
  サーフェーサーみたいな役目も兼ねる?

塗装することにより、前面手すり切削部分の仕上げ状態が確認できるので、荒が目立つ部分の修正を行う予定。

 

続く…


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その2

2009-10-22 23:53:29 | プロジェクト21~25

 ■前面マスキング

側面の方は買った当日にIPAに浸け、翌日には歯ブラシを使って塗装剥離を済ませていましたが、前面の方は実はその時にはIPAプール行きとはしていませんでした。

当初はいつものように前面もそうするはずだったんですが、再塗装の方法を考えながら前面パーツを眺めていたら、ワイパーのきれいな塗り分け見てこれと同じようには自分では出来ないなと判断。
このワイパー、ちゃんとアームが2本に塗り分けられています。
自分ではとても出来ないことです。

また貫通扉脇の手すりの加工の際にも、透明パーツ状態よりも塗装状態の方が切削状況の判断がしやすいと判断。

というわけで、パーツの塗装はそのままとして、上塗りで対応していくこととしたため、写真のような状況になっています。
  
  塗装準備でマスキングを終えたところ

このマスキングにえらく時間がかかりました。
次はいよいよ塗装工程です。

続く…


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千

2009-10-20 23:01:59 | プロジェクト21~25

 ■小田急の伝統

小田急の電車に連綿と続く伝統とは…

いくつかありますが、電車の顔を眺めたときの大きな特徴としてあげられるものとして、貫通扉脇の大型の手すりがあります。
時代とともに小型化、簡易化されてきました。
 
 現役最古参の5000形(左)にはオリジナルスタイルの手すりが付き、
 5200形(右)では簡易形状のタイプに変化しています
 この簡易タイプの形状は1000形にも受け継がれています


そして、1000形レーティッシュカラーでは
  
  周辺がステンの地肌から赤となったため目立つ存在に…

 

さて本題です。
11月21日に発売が決まってはいますが…
あえて、標準色の1000形を塗り替えて箱根登山乗り入れ仕様塗装の1000形を作りたいと思います。
小田急トレインズではベルニナ塗装としていますが、今回の塗り替えは自己解釈の塗装とするので、あえてレーティッシュカラーというプロジェクト名にしてみました。

本命が出るまでの“つなぎ”として間に合うかは……
どうなることでしょうね(汗

 

そして、塗り替えが命の今回のプロジェクトですが、せっかくなのでここは小田急の伝統を表現してやりましょうと考えたわけです。

といっても、その表現方法が鍵となるわけですが、予てから目を付けていたパーツがあり、そいつを使うことにして解決です。
問題はきれいに付けれるかどうかなんですが。
  
  GM小田急1000形キットに付属する手すりエッチングパーツのバルク品


まずは、元パーツ
  
  赤矢の部分が手すり
  周辺がシルバーの場合、このままの板状の表現でも充分なのですが…

削っちゃいました!
  
  手すりがなくなるだけで小田急顔ではなくなることにビックリ!
  それだけこの手すりは、今の表現方法でも充分役目を果たしているということ
  

削るといっても、直近して窓の張り出しとドアノブ類があり、かつクラックが入りやすい透明パーツであるため困りましたが、その難問に対する方法は…

リューターによる切削
  
  先端ビットはテーパータイプというものを使用

でもここは慎重に慎重に、息を止めながら作業しました (=。=;)
横にずらしながら削っていったので、回転方向と横へずらす方向が合うように気をつけました
  
  切削後、周辺部とすり合わせし、
  手すり用の穴を0.3mmのピンバイスで開口しておきました


続く…


京成リバイバル塗装編成 その5

2009-10-19 23:40:26 | プロジェクト外組立て

 ■赤電、青電 完成

パンタグラフは実車観察により黒っぽい?事が分かったので、GMのPT43に塗装します。
カラーはジャーマングレーとしました。
一旦メタルプライマーを吹いてから塗装をしてます。

艶消し黒にするか悩みましたが、ジャーマングレーにしてどうやら正解だったようです。
特にこの青電との組み合わせはなかなかマッチしています。
  
  切継ぎ改造した上り方中間車の屋根
  妻面の配管と位置が合わないのは、まぁしょうがないですね(汗


赤電編成
  


青電編成
  


並び
  


正面から
  

 

車体側面の標記類がまだ貼っていない状況です。