■屋根上の話題 3点
カメラを持って出かけました。
まずは、小田急の某駅にて。
カーブした新宿近くの駅
因みに、中央付近の線路際に置いてある水色のもの、ポリ製のタンクなんですが、どうもここには水のようなもの(油ではないようだ)が入っており、パイプでレール際まで配管されています。
ここは急カーブを車輪とレールを軋ませながら減速して走行する区間なのですが、その摩擦低減のためのレール塗油装置ならぬレール水撒き装置のようです。
箱根登山では電車自らに水タンクを載せて、急カーブ進入時に運転士がレバー操作で水をレールに撒いていますが、その地上版ということでしょうか。
話を戻して、
この急カーブ駅に隣接した跨線橋で、Bトレ発売記念?にと屋根上観察してきました。
こんなのや…
こんなのを撮ってきました
何が屋根のベースの色なのか、余計に分からなくなりました(汗
さて帰路について、
ハマ線の某駅で205系シングルアームパンタ搭載車を発見。
カメラを持っているときにやっと出会えました。
なにしろ、205系0番代のスタンダード顔でのシングルアーム搭載は初なので。
シンパ搭載編成も増え、H2、3、6、7、9、1324が目視確認できていますが、もっとあるのかなぁ
このシングルアームですが、よく見るとアームの断面形状が丸型です。
この特徴からいくとPS33Dのようなんですが、PS33Eという話もあるようです
と言っても、Eタイプってどんなタイプなのかよく分からないのですが…
そして最後の某駅にて。
山手線命名100周年のポスターが掲示されているのですが、近くでよく見たことがなかったので観察してみました。
以前から気になっていたのですが、ポスター上半分の100年前?の写真に写りこんでいる車両の屋根の形状。
長さから言って4軸ボギー車だとばかり思っていました。
Wルーフにしては形状が変(上面が平ら)だし、だいいち車両の半分しかない?
しかしさらに近づいて見ると…
おやおや、これはどうしたものか
短い車両が2両つながっているようではありませんか
それも屋根には2連のトロリーポールが…
帰って調べたら、どうも甲武鉄道の2軸車らしい。
2軸車…、そうBトレの機関車用動力と同じようなやつです。
まぁそれの実車版ということでしょうか。
前のWルーフ?の車両が両運転台車らしく、トロリーポールを下ろしているのでこちらが進行方向ということ。
後の車両は片運転台車で2対のトロリーポールを上げています。
つまりこの2両は電気的につながっているんです。
ちょっとこれにはビックリしました。
調べたら、やはり総括制御ができる電車でした。この時代に!
初期の路面電車のように、2軸のピッチングが激しい電車でありながら、総括制御の連結運転で高架上を突っ走っていたわけなんですね。
うわぁ~
乗ってみたかったぁ