Bトレイン お気楽プロジェクト Vol.2

異色の鉄道模型Bトレの工作記録 ほか…

プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その8

2009-10-31 23:59:59 | プロジェクト21~25

 ■小田急1000形 側面塗装

幕板部分のイエローラインが概ね0.2mm、腰板部分のシルバーグレーのライン部分が概ね0.5mmほど。
両方とも、市販の細マスキングテープにはない幅です。

当初細切りされているテープを二分割しようなんてこともやってみましたが、うまくいきませんでした。
ここでふと気が付きました。
どうせ切り出すなら、定規の安定しなかったり、位置決めが難しい細いテープよりも、元から幅の広いテープを使えばいいのでは…

試しにやってみるといけそうでした。
何回かカットして、これはと思った幅のテープを切り出すテープの端に貼って定規のガイドにして切り出す、というようにしてみました。
この幅広テープから切り出す方法は、前々日の記事にk,ののさんからいただいたコメントにも書かれていました。
結局このヒントを見ないまま進んでしまったのですが…


前回塗装したイエローをマスキングしてみます。
4両分8枚に貼るのに2時間半かかりました (=。=;)
  
  黄色塗装の上に黄色いマスキングテープなので難儀しました


予定では次は赤の塗装なんですが、シルバーのラインで悩み、結果作業手順を変更することに。
シルバーラインは赤塗装後に上下をマスキングしてシルバー塗装することとしていました。
これはシルバーの上にマスキングや塗装をしたくなかったからなんですが、この方法だと均一な幅が得にくいこと、マスキングの端がリブにかかるため浮いてしまう危険があることから、止めました。
そこで、
腰板部分にシルバー(シルバーとグレーを5:1で調色)を一旦吹くことにしました。
  
  シルバーグレー塗装後


その後、再び治具と拡大鏡とガラス板を駆使して、腰板部分のライン表現のためのマスキングを施していきました。
  
  作業環境です(笑

マスキングを終えた状況です
  
  幅は肉眼での確認が頼りの切り出しでした


そして、いよいよ赤の塗装です。
赤のカラーはいくつか試し塗りをした結果、イメージに近かったのはMrカラー114番 RLM23レッドでした。
実車はもう少し彩度が高いかもししれませんが…
最後まで迷ったのがMrカラーのガンダムカラーレッドでした。
  
  赤塗装を終えたところ


このまま、最下部の黒塗装のためのマスキングを開始。
これは簡単です。最下部を残して覆ってしまえばOK。
  
  黒(セミグロスブラック)を終えたところ


さて、残るは扉の枠部分のシルバーです。
まずは、マスキングの一部の除去です。
  
  ここで初めて扉の枠部分のマスキングを取り除きます

この状態で、枠部分以外をマスキングしていきます。
後は明日ということで…


因みに前面は塗装完了です。
  
  赤の感じがなかなかいい~


なが~い一日でした… 


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その7

2009-10-30 23:59:27 | プロジェクト21~25

 ■小田急1000形 イエロー塗装

今回は2回目の塗装です。
先日の工程の③にあたる作業です。

黄色は単純にMrカラーのイエローを選択。
細い帯に当たる部分が塗られていればよいので、リブを境に扉上部から下についてもマスキングして覆ってしまい、その部分の重ね塗りの回数を減らすよう試みました。

  
  マスキングを剥がした状態

続く…

 


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その6

2009-10-28 23:59:32 | プロジェクト21~25

 ■1回目マスキング終了

屋根の肩部分、扉及び扉の枠についてやっとマスキングを終えました。

先日の工程でいくと②が終了したことになります。
このマスキングが一番手間がかかりそうであったので、ちょっと安堵感が…
  



次の工程は黄色の吹き付けですが、ちょっとその前に治具を使って細いテープを試し貼りしてみることに。
アイズプロジェクトのミクロンマスキングテープというものを使用してみました。
  
  細いものは0.4mm、0.7mm、1.0mmとあり、模型店で入手可能です

幕板部のイエローラインは寸法上の幅は0.2~0.25mmほどの細さですが、この幅に切り出すのは容易ではありませんし、いくら治具があるとはいえ直線に貼るのは至難の業だと思います。
といって、0.4mmではリブとリブの間が黄色になってしまいそうなので、少しでも細くしようと0.7mmを二分の一にしてみることにしました。

ガラス板のうえに一旦貼り、ステンレス定規で軽く横から押して直線になるようにしておきます。
よく切れるカッターで半分の幅に切ってみました。
まぁ問題なく切れます。

さて貼りこみです。
指とピンセットと拡大鏡を駆使して貼りました。
リブをガイドに出来るので心配したほど乱れることなく直線に貼れました。
  


ところが、貼ってみて気が付きましたが、切り出したテープの幅が微妙に違い、リブに囲まれた空間ではこの微妙な違いも目立つことになってしまいました。
上写真の右側は想定どおりの幅となりましたが、下写真の左に行くに従い少しずつ幅が太くなっています
  
  リブとリブの間を占領しそう(汗


う~ん、均一な幅での切り出しがやはり課題ですね。
あきらめて、0.4mm幅を使うか悩むところです。

続く…

 

 

以下メモです
 ハマ線 オール小窓編成のH28がとうとうシングルアーム化 
      ピカピカのパンタでした


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その5

2009-10-26 23:59:14 | プロジェクト21~25

 ■治具作成

マスキング用治具を作ってみました。

超簡単にしてみました。
3mmのプラ角棒を使用しました。この3mmという寸法が鍵です。
側面パーツの裏のボス穴の出っ張りの高さなんです。
そして、この角棒で単純に四角形を作っただけです。
  
  ただし、写真のスコヤを使って中抜け部分の角はビッタシ直角を出しています


その中抜け部へ側面パーツをはめ込むわけです。
側面裏のボス穴をガイドに出来るようにしてあります。
  
  この状態で左右には動きますが、上下には動きません


さてここからがアイデア炸裂です(笑
マスキングのガイドとなる寸法出ししたものを左右の角棒部分に貼り付けて使用するというわけです。
どんな車種にでも対応可能というわけです。
そのこともあり、上下の角棒1本分が側面裏へ入り込み支えるようになっており、側面パーツ自体が角棒表面より張り出すようにしてあります。

そのマスキングのガイドなるものは…

 

 

 

 

 

 

 

 

  
  な、なんと!パッケージの原寸大イラストから流用してみました(笑

このイラスト、本当に原寸大でした。
側面リブの位置がピッタリです。
お遊びでやってみたんですが、こりゃ、使えます!

このイラストにレーティッシュカラーのライン位置を書き込み、マスキングテープを左右渡すように貼っていけばOK。

 

マスキング後です。
  

さてさて、本当に使える治具かどうかは、もう少し工程を進めないと実証できませんが、とりあえず屋根肩部分の使用では問題無しでした。
側面パーツが固定でき、両手が使えるという大きなメリットもあります(この利点の方が大きかったりして(汗)


続く…


プロジェクト21 レーティッシュカラーを纏った千 その4

2009-10-25 23:59:49 | プロジェクト21~25

 ■扉のマスキング

前回塗装の明るいグレーですが、もう少し白とピンクを多くした方が良かったような…

まぁ、持ったイメージを大切にしましょう。

 

さて、その明るいグレー部分を残すためのマスキングをします。
客用扉、乗務員扉、そして屋根肩の部分です。
客用と乗務員の扉の枠部分はステンレスの地肌がそのまま残されており、塗装の最終工程で塗装する予定ですが、塗り重ね回数や赤との取り合いを考え銀を塗るまでマスキングしておくことにしました。
  
  まずは扉本体を一旦マスキング

次に枠をマスキングし、屋根の肩にかかろうとしたんですが、ここで横一直線のマスキング用に冶具を作ってみることにしました。
以前icw149さんが阪急用に作っていたのを思い出したんです。

一旦はボール紙とプラ板で作ったのですが、どうもうまくいきません。
もっと単純な方がいいと決断し、作り直しをしています。

というわけで、マスキングは休止中…

続く…