■小田急1000形 側面塗装
幕板部分のイエローラインが概ね0.2mm、腰板部分のシルバーグレーのライン部分が概ね0.5mmほど。
両方とも、市販の細マスキングテープにはない幅です。
当初細切りされているテープを二分割しようなんてこともやってみましたが、うまくいきませんでした。
ここでふと気が付きました。
どうせ切り出すなら、定規の安定しなかったり、位置決めが難しい細いテープよりも、元から幅の広いテープを使えばいいのでは…
試しにやってみるといけそうでした。
何回かカットして、これはと思った幅のテープを切り出すテープの端に貼って定規のガイドにして切り出す、というようにしてみました。
この幅広テープから切り出す方法は、前々日の記事にk,ののさんからいただいたコメントにも書かれていました。
結局このヒントを見ないまま進んでしまったのですが…
前回塗装したイエローをマスキングしてみます。
4両分8枚に貼るのに2時間半かかりました (=。=;)
黄色塗装の上に黄色いマスキングテープなので難儀しました
予定では次は赤の塗装なんですが、シルバーのラインで悩み、結果作業手順を変更することに。
シルバーラインは赤塗装後に上下をマスキングしてシルバー塗装することとしていました。
これはシルバーの上にマスキングや塗装をしたくなかったからなんですが、この方法だと均一な幅が得にくいこと、マスキングの端がリブにかかるため浮いてしまう危険があることから、止めました。
そこで、
腰板部分にシルバー(シルバーとグレーを5:1で調色)を一旦吹くことにしました。
シルバーグレー塗装後
その後、再び治具と拡大鏡とガラス板を駆使して、腰板部分のライン表現のためのマスキングを施していきました。
作業環境です(笑
マスキングを終えた状況です
幅は肉眼での確認が頼りの切り出しでした
そして、いよいよ赤の塗装です。
赤のカラーはいくつか試し塗りをした結果、イメージに近かったのはMrカラー114番 RLM23レッドでした。
実車はもう少し彩度が高いかもししれませんが…
最後まで迷ったのがMrカラーのガンダムカラーレッドでした。
赤塗装を終えたところ
このまま、最下部の黒塗装のためのマスキングを開始。
これは簡単です。最下部を残して覆ってしまえばOK。
黒(セミグロスブラック)を終えたところ
さて、残るは扉の枠部分のシルバーです。
まずは、マスキングの一部の除去です。
ここで初めて扉の枠部分のマスキングを取り除きます
この状態で、枠部分以外をマスキングしていきます。
後は明日ということで…
因みに前面は塗装完了です。
赤の感じがなかなかいい~
なが~い一日でした…