Bトレイン お気楽プロジェクト Vol.2

異色の鉄道模型Bトレの工作記録 ほか…

トワイライトエクスプレス

2006-08-31 23:39:26 | プロジェクト6~10

 ■ スシ24

今日は全国のBトレファンがワクワクしながらグリーンの箱を開けたことでしょう。
発売日を到着日指定にしているとは、JR西日本商事もやりますねぇ。

ちょっと今までと異なる雰囲気をかもし出しているパッケージデザインが、モデル化しているトライライトエクスプレスの豪華さをうまく引き出しており、中身もそうなのかなという期待感?が高まり、ちょっといつもと違う開封になりました。

 ←今日何人の人がこうやって写真を撮ったことでしょう

残念ながら詳しく見ている時間が今日はなく、開けてみただけなのですが…

とは言っても、気になる車両があるのでチェック!
展望車も気になりますが、実は発表されたときから食堂車が気になっていました。
この食堂車が開発されたおかげで、レギュラーシリーズの最後を飾るかもしれないパート16の国鉄特急色の485系にサシが入ったと思われるからです。ここまでやってくれたのだから、ボンネット特急も開発して欲しかったのだが…

さて話も戻して、スシ24の方ですが、期待の屋根ですがちゃんとクーラーが2パターン表現されていました。しかもキノコ形のほうは別パーツです!これは確かE653フレッシュひたち以来ではないでしょうか。
ところが、残念ながらランナーのゲートが一番見栄えを気にする位置についており、がっかりです。ここは新しい刃を備えたデザインナイフで丁寧にゲート跡を取り除き、シルバーをタッチアップしたいところです。

 ←キノコが別パーツ

           ←位置が悪いよなぁここでは

組み立てはパチンと決まり、特に問題ありませんでした。
厨房の丸窓も小さいながら、きれいに表現されています。

 
 ↑厨房側サイド

       
        ↑カウンター側サイド

ところで、ランナーに付いている刻印を見ると“485”とあるので、前述したスシ24ありきによる開発ではなく、485系が前提で設計されていたのではないかということが推測されます。
う~ん、ますますキノコ形クーラーを備えた初期車をリリースして欲しいと思ってしまいます。

           

 


ZJゲージ

2006-08-30 23:44:49 | 出来事

 ■ モデラー心をくすぐられる の巻

帰りに特に目的はなかったが書店へ立ち寄った。
するとすぐに目についたものがあった。
そう言えば、今日発売と雑誌に載っていたなぁと手にとってしまう!
目にとまらなければ、思い出しもしなかったからそのままだったろうに、手にとってしまったのだ!
う~ん これが運命の分かれ道。

手にとると、モデラー心をくすぐるような仕掛けになっており、こんなものが付録なんですよぉ~と見えるようになっている仕掛けに釣られて、値段(1800円なり)を見てちょっと躊躇したが、まぁしょうがないかと(おいっ何がしょうがないんだ?)つい買ってしまった。モデラーの性か(…のせいにするなよぉ)。

それがこれ。

  ←鉄ちゃんにはすぐ目にとまるようなレイアウト

               
               ↑この仕掛けが…
          付録のみで編成が完結するようになっていたのも買ってみようかと思ったポイント
          これも仕掛けか? 
          因みにモーター付きの増結セットを通販するんだって 

 まぁ一応敵情視察ということで、ZJゲージってどんなものなのかを探るために買ったという建て前にする。


コンセプトが違うので、あまり意味がないと思いましたが、比較のためBトレと並べてみました。

 
 ↑こんなに大きさが違うんです! 
  スケールは1/220でゲージは6.5mm

 
 ↑Bトレが頭の中でグルグル周っている私には、ZJなのにこの長さは異様に見えてしまう
  慣れっておかしなものだ
 台車と車輪が大きいのが気になるが、その他のディテールは細かく仕上がっているのに驚く

    
    ↑付属するレールはサイドを錆び色に着色済み!ただしディスプレー用なのでナイロン(PA)製

 その他に付属するインレタが優れものだが、転写するのが大変そうである。

さて、この先このゲージはユーザーにどうとらわれていくのでしょうか?
とりあえず私は今回の敵情視察で終わりかな(これ以上財政的に無理が本音ですが)。
 


プロジェクト6 山手線クロニクル

2006-08-29 22:45:47 | プロジェクト6~10

 ■ 歴代の山手線電車をつくる


たぶん多くのBトレファンがやっているだろうなと思いましたが、改めて歴代の山手線電車を並べてみるのもおもしろいなぁと考え、実際にやってみることにしました。そうなんです、まだ103系ATC車しか作っていないからできるのですが…

事の始まりは、前々回のプロジェクトで製作したJR東海103系の屋根からでした。実車どおり冷房化するために、冷房屋根を103系ATC車ウグイス色からコンバートしてきましたが、そのATC車もそのまま作り上げ入線させました。入線させた103系ATC車を見ていてふと思ったのがきっかけでした。

さて、Bトレでどれだけ作れるのか?
改めて調べたところ、なんとまぁ、戦時中の時代から現在までの約60年間の間に走った5形式6車種がそろうことが分かりました!
私がBトレを買い始めた3年ほど前に入手できたのは、パート5が限界でした(その後ヤフオクの存在を知りちょこちょこと買っていましたが)。そのパート5以降の車種で揃えられることも幸いでした。

戦時設計のロクサン形は改修形の73形で代表させることとします。
その73形も末期には73として新製されたグループも走っていますが、このグループはBトレでは中間車が作れないため、傾斜窓の先頭車だけを作る予定とします。

ストックの箱から探し出してくると、唯一編成が組めないのが、103系初期車であることが判明。先頭車と中間車がそれぞれ1両しかありませんでした。
う~ん、今回は抜けないアイテムだよなぁ~ どうしよう。

同じく先頭、中間しかないカナリヤを塗り替えるかなぁ。前面の塗り替えがうまくいかなければ、付属パーツのシールドビーム化前面のライトを削り250Wライトの市販パーツを埋め込むか、さてどうしよう?
パート8に101系関西線色があるのに気づく。側面はBトレでは101系も103系も同一なので流用できそうである。

 
 ↑左2枚が103系初期の前面でその下の側面が103系
  さらに下の側面が101系関西線の側面でHゴム色も同一なので使える
  右の前面は101系の前面で、もちろん使わない

         
          ↑101系も103系も裏返すと刻印が一緒なので同一で当然でした

                    
                     ↑シールドビームを削ったときに裏のダボ受けをどうするか?

まぁあわてないで作りながら考えていきましょう、と言うことにしました。


 ■ 誘惑の前面

もう一つ前面のお話です。
新潟ローカルを製作するあたり、ブドウ色のクハ76を使用しましたが、側面のみの使用だったのでブドウ色の前面が使われないまま、工作のたびに箱から顔を出すので、最後には気になり始めました。

そうしたところ、今月号の「鉄道ピクトリアル」が415系特集なので購入したところ、後半のページに「大阪形国電時代の脇役たち」という題名で京阪神間の緩行電車の写真が4ページにわたり紹介されていました。そこに茶坊主ことブドウ色のクハ76の写真が2枚も載っていたのです。
見入ってしまいました。
前面に行き先板を吊り下げて走る姿が脳裏から離れなくなってしまいました。
製作意欲をかき立てられる写真です。

 
 ↑試しに、雑誌の写真のようにGMキットに付属の「高槻」と書かれた行き先板を付けてみました。
  行き先板がちょっとオーバースケール気味だが、おもしろうそうだなぁコレ (^_^)


プロジェクト5 70形新潟ローカルをつくる 追加編

2006-08-28 22:58:37 | プロジェクト1~5

 ■ インレタ

残っていた新潟ローカル70形の仕上げ作業のナンバリングを行いました。
オールインレタで行く予定でいましたが、インレタを切り継いで転写する手間はえらく大変なのであきらめ、想定していた番号がシールにあるものはそのままシールとしてしまいました f(^_^;

インレタを、例えばモハ70019をモハ70011に変更するには、前もってインレタの9を削り落としてしまいそのまま転写し、インレタのバラ番号から1を後から転写するという手でうまくいきます。
しかし変更したい番号が行の真中にあるときこうはいきません。この場合は変更したい番号の右か左以降を転写しなおす方法をとるほうが確実なような気がします。またはデカールかシールの上に転写してしまい、それを貼るという手立てもありますが、まだ実施したことはありません。
いずれにしろ、インレタの切り継ぎはあまりしたくないですね。

使用したGMのインレタは、ここで新製品が出てきており、一部にその新品を使っています。さすがに新しいと適度なこすりで綺麗に転写されますが、ちょっと古いインレタはやっぱりダメですね。
サハ87002は以前のバージョンにしかなく、案の定糊が弱くなっており、左右とも7と2の2箇所が転写されずにかすれてしまいました。やむを得ず、バラの番号を上から再転写することに。インレタの裏紙を駆使してほかに転写されないようにしながらの作業でした (=。=;)

こうまでして、番号にこだわっていたのには訳があり、クハ76049とモハ70011は78年8月23日のさよなら列車に使われた車両で、いろいろな災害に見舞われながらも、さよなら運転の直前まで運用についていた車両たちだからなのです。
そういえば、70形の保存車両って皆無なんですよねぇ。 

 ←右端の1が後から転写した箇所
                                (若干ずれているから分かるかぁ)

 ←シールの方がどうしても色が透けるので薄くなる

 まぁ コストを考えてもシールで十分な気がしますが… 

 ←こんな風に失敗するしネ(7はうまく重ねられたが、2がずれた!)

 今回作業中の写真を撮るのをすっかり忘れていました。


新潟ローカルの運転

2006-08-27 20:54:34 | Bトレ話題

 ■ レールクリーニング 

昨日は撮影が中心で、試運転程度でしたが、久しぶりに思う存分走らせたくなり、テーブルを半日占領し走らせました。

レール表面は汚れが見えなくても、しばらく走らせていないと(密閉ではないがカバーはしている)、いざ走らせようとすると集電効率がかなり落ちており(酸化被膜に覆われてしまっているからでしょうか?)、車両を載せてパワーパックのコントロールをまわしてもウンともスンとも言いません。
そういう時は、車両側を疑うのではなく、ほとんどの場合レール側の汚れによるもののようです。

まず、カトーやトミックスから発売されているレールクリーナーをぼろ布に染み込ませ、拭き取るというより、こすり取る感じで行います。
ほとんどこれでOKなのですが、車両を実際に載せて走らせてみた状態をみて、コントーロールをいっぱに回さないと走り出さなかったり、走っている途中で引っかかるような走りになっているときは、その箇所をさらにぼろ布クリーナーでこすります。
こうやって試運転を繰り返しているとスムーズに走行できるようになります。
コントロールボリュームの位置も最初の頃に比べ、半分ぐらいの位置でスムーズに発進、走行、停止ができるようになり、低速走行もこなせるようになります。
これで、思う存分運転を楽しめるようになります。
因みに、今回製作の新潟ローカルは4両と6両の編成で、どちらもまだウエイト未搭載ですが、空転することもなく、スムーズに走ります(最初は本当に走り出さなかった)。

  
  ↑テーブル上に置いた製作中の(中断中の?)ミニレイアウト
    写真の上のほうに写っている瓶みたいなものがトミックスのレールクリーナー 

        
        ↑流し撮りしてみましたが、ピンの位置がずれました(TT▽TT)
                        (置きピンで撮ったので)

                
                ↑6両編成の走行シーン
           シーナリーやストラクチャーがまだなくてもこうやって背景を置くだけで雰囲気でます

 ということで、今日は工作をしていません。
 本当は新潟ローカルに車体ナンバーを付けようと思っていたのですが…