Bトレイン お気楽プロジェクト Vol.2

異色の鉄道模型Bトレの工作記録 ほか…

プロジェクト17 小田急の旧塗装車をつくる その6

2011-07-30 23:59:39 | プロジェクト16~20

 ■小田急2200形 2217+2218

1600形を進めている途中ではありますが、ちょっと寄り道。

鉄コレをあれこれ探していたら、専用ケースにオマケとして付いてくる未塗装車を2両発見しました。
ネコ目の小田急2200形が入っていた第3弾のオマケです。
このオマケ、第3弾の本セットでは新潟交通の2220形ですが、ほぼ譲渡前の小田急2220形と変わりないので、ましてや未塗装状態でもあるので、これを種車にして2200形の最終増備車で、非貫通のネコ目から貫通扉付きとなり、同時期に製造された2220形と同形状となった2217+2218編成を作ってみたいと思います。
もちろん、旧塗装で。

  
  ▲手前が種車、奥がショーティー化したもの


  
  ▲オマケは2両ともデハでしたが、ショーティー化に当っては当然片方はクハとして再現
    ただしクハにはランボード横の引き通し線がないのですが……削るのはあきらめました(汗)


仮シャーシを履かせてみました。
  
  ▲ちょっと長めの64mmです

乗務員室扉と客扉の間を詰めようと思えば詰まられますが、ここを詰めると元車が2扉車のようなイメージが強くなってしまう気がしたので、あえてこの寸法としました。

接着の完全乾燥後に塗装です。

続く…


プロジェクト17 小田急の旧塗装車をつくる その5

2011-07-27 22:34:00 | プロジェクト16~20

 ■小田急1600形 2両完成

2両目のクハを切り継ぎ。

今回、ちょっと接着剤を変更してみました。
鉄コレやフルスケールNを切り継ぐ場合、そのほとんどの材質はABS樹脂のため、通常のプラ用接着剤は効きません(Bトレの車体もABS樹脂です)。
そこで、今まではABS用の接着剤を使用していました。
ところが、これは下の写真にあるように「瓶入り刷毛付き」の1種類しかなく、細部への塗布が大変でした。
そればかりか、乾燥が超早く、細かい箇所への塗布作業ではパーツに塗り終わる頃には最初に塗った箇所の接着力が乾燥によりなくなってしまうと言うパターンで苦労し、また乾燥を避けるためにボテ塗りになりがちでもありました。

ハンズで何かないかと探したら使えそうなものを発見。
ジェル状なのがポイントでしょうか。
  
  ▲左が今まで使用のABS用接着剤  右がABSにも対応のスコッチのプラ用強力接着剤


まずは一旦余ったセル板に出して、爪楊枝を使用し接着面へ塗布。
この接着剤、基本的に塗布後に乾燥させて接着する方法なのと、ジェル状であることから塗布しやすいばかりか、乾燥を気にせずに作業できるのでなかなかいいです。

ただしゴム系なので、粘りが多少あり、乾燥してきたり少量だと糸を引きますので、うまく処理しながら塗布していく事が注意事項ですかね。
ゴム系といっても、通常のゴム系接着剤よりは粘りが少なく、はるかに扱いやすいですが。

説明書には、はみ出た場合はアルコールかシンナーで拭き取れとあります。
なるほど、塗装があるのでシンナーというわけにはいきませんが、アルコールなら手元にあるぞ。
そう、レールクリーナーのユニクリーン。

糸が引いてくっついてしまったり、接着面からはみ出た場合にはこれで拭き取れそうです。
実際に試してみました。
はみ出た箇所をユニクリーナーを付けた綿棒で拭くと、あらま!、塗装を痛めずにきれいに除去できました。
これは使えますね!!

と言うわけで、クハの車体も完成。
  
  ▲仮のシャーシを履かせて試運転


  
  ▲パンタはまだ鉄コレ付属のままですが、雰囲気はバッチリ


前回のキハ5000形との並びです。
  
  ▲往時の小田急の雰囲気が再現されました


  
  ▲こうなると、キハの登場時塗装をつくりたくなるなぁ~


続く…  


プロジェクト17 小田急の旧塗装車をつくる その4

2011-07-23 23:59:49 | プロジェクト16~20

 ■小田急1600形  放置からの復活

キハ5000形を作ったので、
その頃(昭和30年代から40年代初頭)に一緒に走っていた仲間を製作してみることにしました。
実は2年半ほど前に、鉄コレ第6弾の1600形を切っていましたが、接着もしないままに放置状態となっていました。
改めてみると、窓割りに納得のいかないところを見つけてしまいました。

まぁこの際なので、やり直す事にしました。
と言っても、既に切ってしまった車体は再生できないので、そのまま廃車(涙)
幸い、編成にするために開封売りを複数購入していたので、改めて違う車体でトライです。

小田急1600形は、それまでの1400形のような窓と比較し窓を天地方向に広げ、軽快な感じを出す車体となっています。
昭和30年代の更新修繕により、前面は小田急顔につながる形態へ、側面もアルミサッシとなりさらに軽快なイメージにと変身。この頃の形態を鉄コレは再現しています。
元は昭和17年デビューの古い車で、やっと制御装置が自動進段(ABF)となった頃の電車なんですよね。

さて、その軽快な雰囲気を強調するために
前回は扉間の窓割りを4個から3個にしてショーティー化に対応させていましたが、この扉間の窓数を4個に戻す事にしました。代わりに乗務員扉横の窓を省略する手を取ります。
この手法は、本家Bトレでも時々見受けられる手法です。

  
  ▲切り継ぎ中


窓パーツは未装着ですが、車体と屋根を組んで接着しました。
仮にシャーシを入れて並べてみました。
  
  ▲以前工作の車体よりは、軽快なイメージを残す事が出来たと思われます


  
  ▲Bトレのイメージに合わせ、パンタは前進させた位置にしています

 

続く… 


プロジェクト16 小田急の地下鉄乗入れ車 その11

2009-12-10 23:59:31 | プロジェクト16~20

 ■小田急1000形 多摩急行 完成

このところ帰宅が遅く、工作できずにいましたが、本日から再開です。

車番シールを貼ります。

2002年ごろの多摩急行の運用が始まった頃が今回のお題の時代です。
ひし形パンタからシングルアームに交換され始めたのがその前年の2001年頃からです。
1000形は比較的早い時期に交換の対象になっていたようですが、なくなりつつあるひし形パンタを備えた10連が多摩急行の運用に就いているという状況を再現しています。
といっても編成番号を特定するのは無理なので、地下鉄乗り入れ仕様編成から適当に選んでます。

この頃はコーポレートマークのないシンプルな状態です。

 

最後は、台車にプライマーを塗って明灰白色で仕上げれば完成です。
  
  10連なので試運転線の3分の1を占めてしまってますぅ

  
  地下鉄乗入の運行時には運行番号が掲げられるので
  前面にメリハリが付きますね

 

さて、

完成だったのですが…
何となく、ある事を思い出してしまいました。

地下鉄乗り入れ仕様の外見的特徴はアンテナや床下機器類ですが、Bトレの場合はアンテナとなります。
地下鉄では普通の無線ではなく、トンネル内のケーブルを利用した誘導無線となっており、そのアンテナが車体に設置されています。
1000形の場合、一部の車両の妻面の端に棒状のものが設置されています。
  
  誘導無線(IR)アンテナ

これぇ~
どうやって表現しようかなぁ


プロジェクト16 小田急の地下鉄乗入れ車 その10

2009-12-07 23:59:51 | プロジェクト16~20

 ■6+4連

残り8両の車体を組んで、とりあえず車体は6+4連で完成させました。

  
  やっぱり菱パンはいいですねぇ~  壮観です

  
  
  中間連結部の前面は、パーツのままとしています
  パーツのままでも、充分1000形の表情が表現されていることが分かります


後は、足回りとシール貼りです。
続く…