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沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「イージスがダメなら、もちろん、辺野古もだめよ」のアピール行動に参加した

2020-08-13 14:52:39 | 日記

 8月10日、4時から上野公園駅前で「イージス・アショアがダメなら、もちろん 辺野古もダメよ!」のアピール行動に参加した。
 6月15日、突然、河野防衛大臣は、山口・秋田に配備する予定だったイージス・アショアの配備中止を発表した。理由は、イージスアショアから切り離されたブースターが、民間地に落下する恐れがあり、住民の命が危ない、しかもその改修には膨大な工費と長い工期がかかるから、という理由である。2017年12月に配備が発表されてから、現地の住民たちの反対運動が展開され、それが実を結んだ結果ともいえる。
 工費・工期が限りなく膨らむのは、辺野古新基地でも同じことが言える。90mに及ぶ軟弱地盤と二つの活断層の存在は、専門家から震度1でも崩壊する危険があると指摘されており、2020年完成予定が、2030年半ば以降と変更された。工費も2400億円から3500億円となり、さらに昨年9300億円が発表された。
沖縄県の試算では、2兆5500億円という膨大な金額である。それでも、90mの軟弱地盤の改修工事は、世界でも例がなく、国は、90mを70mと歪曲し、工事を強行しようとしているのだ。
 「世界一危険な普天間基地の、一日でも早い危険除去のために」に辺野古新基地はその代替として建設されているわけだが、もはや、その論理は破たんしている。「世界一危険な普天間基地」をいつまで、危険なままに置いておくのか!沖縄県民は「普天間基地の返還」「辺野古新基地建設反対」をもう、何年闘ってきたか。
 しかし、政府は、工費・工期が膨らむイージスアショアは断念したが、辺野古は弾圧をともなって継続!沖縄の民意には聞く耳持たぬ政府、沖縄県民の命は軽きもの。琉球併合以来の一貫した日本政府の政策である。もはや、沖縄は、国策の道具を拒否する。イージス・アショアがダメなら もちろん 辺野古もダメよ!
 それぞれ、手書きのプラカードをもって、スタンディングし、リレートークで沖縄に対する理不尽さを訴えた。約30人が参加した。