40度を超す猛暑のなか、今回も103号法廷の傍聴人は抽選になった。私は、ちょっと遅れてしまい、前段集会には参加できなかったが、多くの参加者がうれしかった。
今回の第8回口頭弁論は、裁判長に「沖縄への機動隊派遣の必要性・相当性について具体的に主張するように」と言われ、東京都が出した準備書面への反論であった。
原告の弁護団からは、沖縄への派遣は、要請の理由にしているヘリパッド建設に反対する市民による混乱など全くなく、派遣の理由にしている安全確保や危険防止、違法行為の抑制などではなかった、はじめから国策のヘリパッド建設ありきで弾圧や暴力・恫喝、不当逮捕などの違法行為が行われた等と反論を述べた。そして、沖縄へのヘイト=東京MXの「ニュース女子」に抗議してきたメンバーを含む二人が意見陳述しました。
裁判長は、東京都の弁護士に「なにか反論は・・」と促しましたが、東京都は「ありません」と明言。傍聴席からは失笑が漏れました。
次回は、9月26日、第8回口頭弁論が開廷されます。第5回の時に出した宮城秋乃さんら7人の証人尋問が採用されるかどうか、大きな山場になるそうです。
参加された皆さん、お疲れ様でした。