昨年12月20日、高江のヘリパッド建設強行のために東京都の警視庁から機動隊員約140名が派遣されたのは違法であるとして、183名の原告団で「違法公金支出損害賠償住民訴訟」が東京地裁に提訴されました。
3月8日、その第一回口頭弁論が103号法廷で開かれ、多くの人が傍聴に駆けつけてくれ、100人以上の傍聴席は抽選になった。
まず、弁護団から、訴状の機動隊派遣の違法性について口頭弁論、そして、原告団を代表して二人が意見陳述。ヤンバルの自然を壊しオスプレイが飛び交い、引っ越しせざるをえなくなった家族の思い、無抵抗の市民への機動隊の違法な弾圧のために私は東京都に税金をおさめているのではない!胸にひびく訴えで、思わず傍聴席から拍手がわき、裁判長が注意する場面が2度ありました。
公判後、弁護士会館で報告集会が開催され、第一回公判の内容について説明があり、その後、質疑応答。
最後に、機動隊の派遣の違法性を明らかにし、私たちが東京で何ができるか、一人でも多くの人に訴え、沖縄の人たちと連帯して基地建設を阻止していこうと確認して終了。
次回公判は6月21日11時半、次々回公判は9月20日11時半です。
なんとしても沖縄の基地建設の不当性を訴え、警視庁からの違法な機動隊派遣をやめさせ、勝利を勝ち取っていきましょう!