リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

お盆で思い出すこと

2008-08-15 17:42:52 | Weblog
お盆も休まないで営業していたときの思い出・・・
お盆に入ると毎日、お客さまと同伴したが、1日出来ない日があった。その日が15日で、どなたか来て下さると店前で立ったが、知っているお客さまに会えず、何とか、1組、一見のお客さまを10時過ぎくらいに入れてボウズにならなくて済み、そのお客さまとドンチャン騒ぎして店が跳ねてからも食堂園でご馳走になった。
ボウズ、お盆だからお坊様に参ってもらうが、店のボウズは頂けない。
それまで、10何年間、槍が吹こうが台風が来ようが、日祭以外休まなかったが、多分、やっぱし、お盆はダメだと思い休むようになったと思う。
でも、この前、見つかった昭和61・2年頃の帳面を見ると8月も、沢山お客さまが入っている。お盆の15日も。単身赴任のお客さまが戻られるとき、家に直接帰らないで新地に寄って飲んで帰られたんだ。「ちょっと新地で飲んで・・・」良いねえ。その言葉。
新地の誰かが出した店案内の雑誌も出てきて、リリオーの店も紹介してもらっていた。「落ち着いた雰囲気でリーズナブルな店・・・料金15,000円位」と。
15,0000円でリーズナブルと言ってもらっていたなんて、考えられないね。良き時代だった。
そう、だったんだ!だが、今は違う。昔と違うんだ。心据えて新地は頑張って欲しい。リリオーには、もう関係ない話しだから、ガンバレと偉そうに言うんだけれど。
毎年、お盆には必ず思い出す、あの一見のお客様の事を。(去年も書いたと思う)
暑い夏に店前に立つのは暑かったけれど面白い1日でもあったのだ。そして、良い勉強をさせてもらったのだ。

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