岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

平成28年度看護師診療補助行為研修〔特定行為編〕(2016/09/07)

2016-09-18 16:09:52 | 院内イベント
こんばんは。Dr.Waveです。

岡山市立市民病院は「救急」「教育」を大きなテーマに様々な取り組みを行っています。
今年度『看護師診療補助行為研修〔特定行為編〕』を開始としました。

2025年に向けた医療提供体制の改革により、チーム医療推進の一環として、特定行為を行う看護師の研修制度が始まりました。
看護師が行う診療の補助行為のうち、38行為が『特定行為』として明文化されました。
その『特定行為』を「医師の指示」のもと看護師が行う場合は、これまでどおり実施することができますが、「医師の手順書」に基づいて看護師が『特定行為』を行う場合、その看護師は指定研修機関において研修を受けなくてはならないこととなります。

当院では既に看護師の特定行為の一部は医師の指示のもと実施しています。
今回当院教育研修委員会は、それらの診療サービスの質を向上させるため、現場の看護師の基礎・応用知識をブラッシュアップすることとしました。
平成28年度は、人工呼吸器の運用や各薬剤(昇圧薬、降圧薬、抗痙攣薬、インスリンなど)の運用について10つのテーマを設定し、呼吸器内科、麻酔科、神経内科、心療内科、糖尿病内科、総合内科のスタッフのもと看護師とワークショップを行うこととしました。

9/7は第一回として人工呼吸器の運用について呼吸器内科スタッフの勝田先生に実施していただきました。
実際の研修を受けての看護師の感想や提案を医師スタッフにフィードバックを行い、研修内容自体も育てていきたいと考えています。

岡山市立市民病院でより良い診療サービスを提供できるよう、各部署間における横の教育・研修プログラムを今後も展開していきます。







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