こんにちは。Dr.Waveです。
6/23のケースカンファレンスは「今更ながら」オリエンテーションを行いました。
ケースカンファレンスの主旨、医師のカンファレンスの特徴と実際の管理の仕方をスタッフと研修医で再確認しました。
ケースカンファレンスの主旨は、救急外来や内科初診外来を見据えた症候学的アプローチのトレーニングであること、当院における実診療の様々なtipsを確認すること(オーダーの仕方やコンサルテーション先、各検査・治療の当院における適応など)、各診療科をまたいだ院内コンセンサス形成の場であることであり、各疾患の教科書的な知識はむしろおまけです。現病歴と治療経過を徹底して確認することで各疾患の各局面の特徴を学び診断に寄与できるようには設定しています。
そしてカンファレンスの質を上げるためには、初期研修医、後期研修医、スタッフの3つのカテゴリーの医師が参加するには工夫がいること、カンファレンスの準備と当日管理にも方法論があることを確認しました。
プレゼンのなかで「準備が大切」と伝えながら、今回のオリエンテーションのスライドの完成度は、終えた後の実感的数値として45%でした。伝えるべきことと伝えたいことが混在して焦点がぼやけたと反省しています。何事も日々精進です。次回はもっとブラッシュアップしておきたいと思います。
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