1990年春から突如全女マットに現れた謎のマスクウーマン。正体は当初メキシコ系とかアメリカンスタイルとか憶測されたが実は前年引退した実力者小倉由美。しかしハイパーとしては獄門党と組んだりラフプレーや速いスープレックスなどベビィ時代とは違った姿を見せた。同年12月に素顔をさらして再度リングを降りる。小倉は1994年、2003年とOGマッチにはよく呼ばれていた。
1990年の4月千葉・一宮GSSセンター大会のメインイベント。60年組のマリンに61年組のハニーがノンタイトルながらも挑む。この時の全女は前回の後楽園ホールで60年組の北斗・みなみに62年組の豊田・山田・三田が世代闘争を打ち上げたばかりで、61年組は取り残された形となった。それだけにハニーウイングスの奮起に期待したいものだったが技はいいのだが精神的に脆いところがあり、先輩マリンに2-0のストレートで負けてしまう。この後前田薫がユニバーサルに移籍しハニーは解散してしまうのだが、今みるとあともう少しだったのになあと惜しい気持ちになる。メキシコ遠征などして飛躍してもらいたかった。