ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

アーティストに受注はない、と

2009-05-31 02:58:53 | Weblog
ギタリストとしてどんどん上手くなって感動を生むということが、
「アーティスト」と言うのであれば、
それは「ギター道」「アーティスト道」みたいなもので、やりたいことをやり、
人を感動させるのは、当たり前の事だと思うのです。
だから、受注があろうが、なかろうが、
自分の思い描くワクワクするものをたくさん作ること。
それを目指す事で良いんじゃないでしょうか?

ただ、プロとなると話しが違う。
それはプロフェッショナルと言う事で、それで飯を食うということ。
それは「ギタリスト」という事業なんだろうと思う。
だから、注文もつく。
我々プロにはそういうことが日常になって来る。

が、しかし、クライアントが要求しようがするまいが、
自由に自分を実現する部分は、必要ではないか。
いや、それなくして、アーティストと言えんでしょ。

僕はそう思うのです。今日を生き延び、
時代を超えて生き続けるもの、
その後、ぼくらのたいまつを引き受けてくれる世代に
何を残すのか?

それをミュージシャンなら考えるべきだと思いますね。
そうすれば、仕事とライフワークが見えて来ると思うのですけど

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