ここのところ、ずっと考えている事なのですが。
インストの音楽をやるとき、ギターは、メロディーを弾きます。
たとえば、録音してアルバムを作るとき、
それは、歌手の立場になることなんですね。
最近、良い歌手と一緒にやることが多くなって
思うのは、良い歌手はメロディーだけで感動させてくれる。
いや、それだけなのが、ほとんどの歌手なんです。
その歌手が売れているのは、なぜか?
宣伝に資金をつぎこんだからか?美人だからか?
最近は、それもあるけど、本質的には
その人が歌うと何かが違うからですよ。たぶん。
ふと、自分がアルバムを出すときまで、長い事、
早くメロディーが終わることを考えてた自分が恥ずかしかった。
たとえば、ジャズアルバムを作るなら、
テーマ都合2コーラス(32小節×2)。
ソロは、2コーラスと考えれば、
ギターが、芯に立っている時間のほぼ半分は、テーマ、メロディー演奏。
ポップなアルバムに仕上げるならば、1コーラスもソロがない時も多い。
16小節とか。
そうなれば、普段ふんだんに練習したことを
それにどう凝縮出来るか、やはりそれなりの実力を問われる訳です。
思えば、30年以上前、ロックバンドからボーカリストを無くした、
ジェフ=ベックが、発言していました。
「うちには、ロッド=スチュワートという世界最高のボーカリストがいた。
彼以外のボーカリストを試しても、気に入らなかった。
それで自分が、メロディーを担当する事にした。
歌の代わりをどうすれば、自分が出来るか、実験を重ねている」
まだ、フュージョンが、ジャズロック、クロスオーバーといわれていた時代でした。
これにインスト業界で気付いていた人は、結構少ない。
あとは、マイルス=デイヴィスかな。
インストの音楽をやるとき、ギターは、メロディーを弾きます。
たとえば、録音してアルバムを作るとき、
それは、歌手の立場になることなんですね。
最近、良い歌手と一緒にやることが多くなって
思うのは、良い歌手はメロディーだけで感動させてくれる。
いや、それだけなのが、ほとんどの歌手なんです。
その歌手が売れているのは、なぜか?
宣伝に資金をつぎこんだからか?美人だからか?
最近は、それもあるけど、本質的には
その人が歌うと何かが違うからですよ。たぶん。
ふと、自分がアルバムを出すときまで、長い事、
早くメロディーが終わることを考えてた自分が恥ずかしかった。
たとえば、ジャズアルバムを作るなら、
テーマ都合2コーラス(32小節×2)。
ソロは、2コーラスと考えれば、
ギターが、芯に立っている時間のほぼ半分は、テーマ、メロディー演奏。
ポップなアルバムに仕上げるならば、1コーラスもソロがない時も多い。
16小節とか。
そうなれば、普段ふんだんに練習したことを
それにどう凝縮出来るか、やはりそれなりの実力を問われる訳です。
思えば、30年以上前、ロックバンドからボーカリストを無くした、
ジェフ=ベックが、発言していました。
「うちには、ロッド=スチュワートという世界最高のボーカリストがいた。
彼以外のボーカリストを試しても、気に入らなかった。
それで自分が、メロディーを担当する事にした。
歌の代わりをどうすれば、自分が出来るか、実験を重ねている」
まだ、フュージョンが、ジャズロック、クロスオーバーといわれていた時代でした。
これにインスト業界で気付いていた人は、結構少ない。
あとは、マイルス=デイヴィスかな。