ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

ひとに伝わらないと意味が無い

2009-03-29 07:06:07 | Weblog
演奏中に、どんどんボリウムが落ちて行く人がいます。
こういう人に聞いてみると、
「緊張して、だんだん小さな音になる」
と言うのです。

こういうタイプの人の特徴は、むだな早弾きを
始めて見ては、失敗したりするか、
ふだんのようにまったく弾かなくなるか、どちらかです。

まず「演奏出来なくなる」のは「誰かと競争しているから」ではないかと思います。
お客さんであったり、共演者であったり。
競争するのでなく、良い音楽をちゃんとあいてに伝える為に
演奏するのを忘れないように。

こういう人は、フレーズに適正なアクセントを入れたり、
シンプルなことが、あじのあるように弾ける事とか
音色にもっとこだわったら良いと思います。

*******
逆に僕は、人前に出るとがちんがちんで、全部フルストロークするタイプでした。
伝えなければと言う気持ちが先に出てしまうンんですね。
で、軽くすばやい練習を始めました。

いずれにせよ、廻りを聞いて、良く歌うということを
続ければ、治って来るんですけどね。
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