ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

僕としんちゃんとブルース(まだまだこれから)

2009-02-26 07:49:42 | Weblog
昨年、塩次しんじ(通称しんちゃん)が、亡くなって、
引き継ぐ責任みたいなものを勝手に考えています。(苦笑)

僕は、ブルースについては、専業ブルースマンではないけど。
昔、ジャズのセッションで
「いやあ。僕は、得意じゃないから」とか言いながら、
ケニー=バレルのようなスタイルで
かっこよく弾いていました。
持ってかれた、、。

しんちゃんの凄さは、けれん味のなさ。

「一音、根性」とかでなく、
すごくダンディーな表現が出来ることだったと思います。

それは、余分な表情を取り去って、それでもブルースとして
すっくと音楽が立っている。

思えば、彼が愛したTボーンウォーカーもケニー=バレルも
派手な泣きがほとんどない。
僕は、そういうところの美意識にいつも、共感し、かなわないなあ
と、思って来たんです。
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