自分の信念、ってなんだろう、
と考えることは、すごく大切だと最近思います。
それを真剣に考えたお陰で、
コロナの辛い時期をしのげたと思います。
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自分のバンドを解散し、
事務所も去ることを決めて、迎えた2020年の正月。
友人である京都のネットショップの社長さんから、
「岡本は、これからは個人事業主です。
だったら、自分の信念。人生のゴールについて、
考えて一度文章にしてみるべきです。」と言われ、
彼の会社の社訓と方針を書いた小さな冊子を
プレゼントしていただいた。
その時書いた、５つのセンテンスからなる「理念」
「夢」そして「方針」は、僕のこの2年を大きく左右したと思います。
「『夢』は、10年後になっていたい姿で良いんです。
人間は、10年後のことはわかりませんから」とおっしゃったので
そういう思いで書いた。
「方針」は、それを実現するために何を今後すべきか、と書きました。
偶然にも、それを書いた数ヶ月後にコロナ禍が始まり、
社会は一変した。
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何を書いたか、は、人間は行動で示すものだと思いますから、
ここでは書かないですけど、
本当に書いて良かった、と思っています。
その友人に心から感謝しています。
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その友人が、今井さん。
ここ数年、Beatlesの研究を一緒にやっている人で、
「京都ミュージック」というブランドを一緒に立ち上げた方。
教則本の販売、528Hz音楽作品の販売、また「BAN BAN 528」の
アルバムの販売もお願いしました。
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その時書いた言葉は、日々の自分よりいつも上にあり、
迷った時に、それに従う指針になりました。
あれがなければ、数字や損得や利害に振り回され、
毎日一気一憂し、あっという間に自分自身を見失っていたと思います。
そして、「信念」を書いて行動するうち、
「信念」を持った人たちが周りに集まり始めた。
長い目で物事を考え、要らないことにはおさらばし、
日々、努力をする人たちです。
その中で、感謝するとか、責任とか、
人間らしい様々な感覚を取り戻してきた気がします。
「信念」について、歩みを一度止めて、
ゆっくり考えることは、とってもお勧めだと、僕は思います。
