ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

実はよく見かけるリズムが合わないケース

2016-05-16 08:19:07 | Weblog

一生懸命、本人も練習している。
けど、なかなかバックと合わない人がいます。

「メトロノームを使って練習しています。」 と言うし、
確かに練習している雰囲気もあり、気の毒になることがあります。

経験で、何人かに一人いるのですが、
まず「1、2、3、4」がとれない。
特に1が毎回遅れているケースです。
これがズレると全部、合わなくなりますから、
よく注意が必要です。


いくつか、ギターを持たない練習法があり、
これは実は大事です。
今、流れている音楽を聴きながら、
足を1、2、3、4と踏んで、
ドラムをボイスパーカッションで、口ずさむんです。

車でもどこでも、一人のときは、いつもやってみると
良いと思います。

さあ、練習というとき、まずそれをやり、
自分、一人でイントロのバッキングの数小節を繰り返します。
わざとメトロノームは使いません。 

足でカウントしながら、1小節を歌い、1小節を弾く、を交互にします。
1小節の前半を歌い、後半を弾く、など、色んなバリエーションで試してください。

まず、自分の中のリズムがバラバラだと、メトロノームを使ったり、ループを使ったり、
様々な練習法も効果が半減します。

まず、自分一人で、リズムを出せるようになって、
ブラッシュアップするために、様々な道具を使う、というのを意識してはと思います。

******
自分、一人で弾くときには、自分のリズム出し、それと向き合い、
対話すること。それをスタートにすれば、良いと思います。

それから、躊躇しないこと。怖がらないこと。
恥ずかしがらないこと。そういう事が、大事だと思いますね。

実は。 

 


 

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