ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

なかなかしんどいもんやねん

2010-01-08 07:53:37 | Weblog
これは、全部の生徒さんにあてはまるものだとは考えてないのですけど。
うちは、結構プロ指向の人も来ています。

あわやくばプロ。あるいはプロ並みにみたいな人も含めて。

僕の経験ですけど、実際にプロになった人を考えてみると
必ず課題をやって来ている人です。

それか、僕も何か良いものがあると認めながらまったく話しすら噛み合わなく、
レッスンから離れていく人かどちらかです。
しかし、こういう人であっても、
何年かあとに出会って、結構、良いバンドや良いギターを弾いていて
すごく感謝される事が多いです。

どちらも共通なのは、よく観察してみると
それなりに真剣で必死といえ、毎回何か努力をしているのが伺えます。
そして、自分の音楽を一生懸命考えて、努力を続けている。

長い間、レッスンをしていると
ちょっと音を聞いただけで、レッスンからレッスンの間に何を積み重ねてきたか
わかるものです。
*********
趣味でやるのと、これで生活しようと考えている人のスタンスは全然違うと思っています。
趣味でやる人には、自分のペースで楽しんでやることの楽しさを味わって欲しいと思います。
そして、続ける事で、いずれすごくかっこいいギターが弾けるようになると思います。

「ところが、これで生活したいんです」と言われれば、
結果を出していかなければならない。
これは本人にもしんどいことです。

その時、その時でまわりを見渡して
「ここまで弾ける奴はなかなかおらんなあ」
と思えるぐらいやって当たり前ですし。

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考えてみれば、社会人と言われる人全てが、しんどい思いをして
結果を出していると言えます。
みんなえらい思いをして、それでもにこにこして
がんばっている。

だから、若いプロ指向の人。
君もしんどいかもしれんけど、世間の人、みんなしんどいねん。
だから、逃げ回るのはやめて、早く正面からチャレンジしよう。

********
ギターはウソはつかない。
最高のプレーをすれば、最高の結果が出て来るもんなんです。
本当に疲れたら、相談に乗ろう。
僕は、うちに来てくれている間は見放したりししない。
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