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昨日の晩ごはん

毎日家族のために作る晩ごはん(プラスα)を紹介します。

11月25日 晩秋の那須の旅

2006-11-26 00:10:02 | 旅行&アウトドア
昨晩10:00過ぎに家を出発し、東北自動車道で北を目指す私たち。
黒磯I.C.で高速を降り、12:45、道の駅「明治の森・黒磯」に到着。



寝ぼすけ一家の我が家が目を覚ましたのは9:00過ぎ。
カーテンを開けるとまぶしい光が差し込んできた。

車の中の寝具を片付けて朝食の用意をしていると、
見たことのある家族が道の駅の中を歩いている!
なんと、我が家がキャンピングカーに乗り始めたころに知り合いになった
キャンピングカー友達の家族だった。
数年ぶりにお会いしたので、お互いの子供たちが大きくなっていてびっくり!

朝食の後は「明治の森」にある青木周蔵那須別邸前に広がる園庭の中を散歩。
風は冷たいけれど、日なたはポカポカと暖かで、
色づいた木々が美しかった。
「きれいな色の落ち葉を集めてくる」という宿題が出ていた長男は、
ここで緑~黄緑~黄色~オレンジ~赤~茶のグラデーションの落ち葉をゲット。



高原の道をドライブしていると、那須岳が見えた。
あと数週間で雪が降り出したらこの景色は見れなくなる、
そんな晩秋の青い空と山々の色合いを楽しんだ。

到着したのは「南が丘牧場」。
年中無休・入場料無料のありがたい観光施設だ。
馬やロバに乗ったり、ニジマスのつかみ取りをしたり、アーチェリーをしたり、
素朴な楽しみ方ができる場所なのに、
「馬に乗らない?」と声をかけても、
「いいよ…。」「僕もいい…。」とのってこないうちの子供たち。

せっかく牧場に来たんだから少しは動物と触れ合ってよ…と、
「ふれあい広場」に3人を放り込んだ。
動物たちにやるエサを買って持たせてやると、ヤギが子供たちに群がってきた。



ヤギが近づくと奇声を上げながら逃げ回り、エサを撒き散らす長男。
逃げはしないけれどエサを遠くに投げてヤギを遠ざけようとする長女。
一番落ち着いていたのは次男で、
自分の手からエサを食べさせたり、ヤギの体をなでてやったり、
動物とのふれあいを自分のペースで楽しんでいた。
次男はお気に入りの子ヤギやあまり動こうとしない大きな羊にも話しかけていた。

 寄り添って歩くロバの親子

牧場を出た後は、再び黒磯方面に戻り、板室温泉へ。
温泉の駐車場に車を停めて、焼きそばを作って遅めの昼食を取った後、
「板室健康のゆ グリーングリーン」という温泉施設に行った。

こちらの露天風呂「綱の湯」には、丸太の屋根から綱がぶら下がっている。
昔、狭い温泉に効率よく入るために湯船を深く作り、綱にぶら下がって入浴したそうで、
その名残になっている。
浴室内のジャグジー・サウナ・露天風呂、女性チームはゆっくりとできたのだが、
男性チームは 次男が途中で「トイレに行く!」と言い出して大変だったそうだ。

温泉を出るころにはもう暗くなり始めていた。
高速にのらずに一般道で帰ることになり、
混雑している国道を避けて 県道や広域農道などを走り、埼玉を目指す。
宇都宮を過ぎたあたりで、渋滞解消を待つためにカレーのお店に入って夕食。
そこからはたいした混雑もなく、9:15頃、帰宅した。

ほぼ24時間の短い旅だったけれど、
秋の一番最後に家族で充実した時間を過ごすことができた。
この次の旅は年末になるのかな、どこに行こうか、考え中だ。

10月9日 レッツ・フィッシング!

2006-10-10 00:20:24 | 旅行&アウトドア
秋晴れのさわやかな一日。
せっかくのいい天気に家族5人がそろっていたので、
今日はみんなで近所の公園に釣りに出かけることにした。
本当は片付けなくてはならない家事やら宿題やらが山積みだったのだが、
(たまには息抜きをしないとね~)と自分に言い訳をして、3時間の現実逃避。

5人そろって家を出ようとしていたのに、
(いつものことだが)長女だけやらなくてはならないことが残っていて、居残り。
夫と男の子たちは自転車で、私は徒歩で公園に向かう。

夏休みの終わりに自転車に乗れるようになった次男は、
これまで何度か買い物へ自転車で行っていたが、自転車で遊びに行くのは初めて。
公園に行くためには県道を渡る歩道橋を越えなくてはならないので、
これまでも我が家の子どもたちの自転車での最初の試練になってきた。

夫と長男は先に行ってしまったので、次男と私は2人で歩道橋にたどりついた。
橋の両側はスロープになっているので、自転車を押していけばのぼりくだりができる。

「さあ、押してのぼろう!」と声をかけて促すと、
次男は自転車の前にまわって後ろ向きで「かご」を両手で引っ張り始めた。
この方法は比較的楽だが、自転車をまっすぐに保つのが難しい。
3分の1くらいのぼったところで疲れて休憩。

今度は大人がやるように 2つのハンドルを両手で押してのぼり始めた。
腕が短いので体を自転車から離すことができず、ペダルや補助輪に脚がぶつかる。
のぼりの中間にある踊り場まで一気に行けたので、勢いをつけて先に進む。
ウンウン言いながらのぼっていくが、また気持ちが萎えてきて足が止まってしまう。

「お母さん、押してよ~。」と弱音を吐く息子。
「自分の自転車なんだから、自分で押しなさい。」と私。
ちょっと厳しいことはわかっている。
でも、お姉ちゃんもお兄ちゃんも、こうやって自分で越えて行ったんだよ。

何度も休んで、何度もへこたれて、
(実は自転車が後退しないように、私が後輪の後ろに足を挟みこませていたのだが)
次男は最後まで自分の力でのぼりきった。

くだりではブレーキをかけながら進む方法を教え、やっと公園についた。
公園には大きな沼があり、ここで夫と長男はいつも釣りを楽しんでいる。
私たちが到着するころには もうバケツの中に6匹ものクチボソが入っていた。

 釣れたよ~

何度も釣りに来ている長男はさすがに手馴れている。
針にアカムシをつけて沼に釣り糸を垂らすと、すぐに浮きがピクピク動く。
しばらくして浮きがググッと引っ張られたら 魚が食いついた合図。
タイミングよく引き上げると、針にキラキラ光るクチボソがかかっている。

私も次男も挑戦させてもらって釣りを楽しんだ。(私も2匹釣った。)
家に電話をしたら、長女がもうすぐ課題が終わるところだった。
少しすねていたが、私が
「お母さんでも釣れたよ。待っているから早くおいで!」と呼ぶと、
自転車で駆けつけて釣り仲間に加わった。

 珍しい2ショット

難しい年頃になってきて 普段は夫とはあまり話もしない長女だが、
釣りを教えてもらっている時は さすがに父親に素直に従っていた。



家族5人の総力を結集した本日の釣果は、24匹。
(電池は大きさの比較のために置いたもの)
釣竿2本・約2時間半、経験者2名と初心者3名でこの量は、けっこう優秀かもね。



りんごとくるみのサラダ



ラタテュイユ(たまねぎ・なす・ピーマン・アスパラ)
  缶詰トマトではなく、生トマト4個を使った。



クチボソのから揚げ
餃子(夫が「餃子の王将」で買ってきた)
豆腐と野菜の中華スープ
  鶏がらスープに酒を加えたものに、欠け葉干ししいたけをそのまま入れる。
  豚肉・ゆでたけのこ・カリフラワー・チンゲンサイを入れて煮、
  アクをきれいに取り除く。
  塩・こしょうで味を調えてから、拍子木切りにした豆腐を加えて温める。
  混ぜすぎると豆腐が崩れてしまうので注意!

よろしかったら、こちらからレシピブログへの投票もお願いいたします。

リニューアルして、順位の検索もできるようになりました。

8月14日 奥日光の旅 第三弾

2006-08-14 22:42:22 | 旅行&アウトドア
ねぼすけ一家の私たちが朝起きてみると、キャンピングカーの周りが妙に騒がしい。
夕べはほとんど車が停まっていなかった駐車場が、
7時半の時点でもういっぱい近くなっていた!
みなさん朝早くからやってきて、戦場ヶ原を歩くツアーに参加したり、
一日かけて周辺の散策路を歩いてまわったりするようだ。

大急ぎで支度をして、私と子どもたち3人はハイキングへ出発。
赤沼から竜頭の滝まで下る、大人の足で35分のコースだ。
私たちが滝に到着して電話をすると、夫が車をまわしてくれる段取りになっている。

かもの親子

歩き始めてまもなく、道に沿って流れる川の中にかもの親子を発見。
お母さんと6羽の子がもたちは、ときおり水に頭をつっこみながらゆっくり進む。
子がもの中には、常にお母さんよりも先に泳いで行く子や、
兄弟で競うように水にもぐっている子、ひとりフラフラしている子などがいて、
個性豊かでおもしろい。
「お母さんと○○ちゃん(姉)と○○くん(兄)とボクみたいだね。」と次男。

 緑の世界

竜頭の滝への道はキラキラ光る緑の世界だった。
子供達の後ろを追いかけながら歩いていると、
そのまま緑に溶けていってしまいそうな、そんな気分になった。

滝が近づいてくると道はどんどん下り坂になっていく。
勾配があると次男の歩みは遅れがちに。
国道120号を越えてから、滝の脇の急な階段を下りるのは一苦労だった。

 竜頭の滝

滝の下で夫が運転して来てくれたキャンピングカーと合流。
1時間あまりのハイキングが終わり、さあ、いざ我が家へ!
標高が下がるにつれて気温が上がり、
いろは坂を下ったところで夫が久しぶりにエアコンのスイッチに手を伸ばした。
高速道路もほとんど渋滞がなく(私は寝ていたのでよくわからない)、
午後1時ごろには家に到着した。

奥日光は首都圏から近い割にはとても涼しくて、気持ちのいいところだった。
温泉・自然の中を歩ける・キャンピングカーで泊まれる駐車場 という
我が家の要望をしっかりと満たしていたし、
思っていたよりも観光客が少なくて落ち着いていたことが嬉しかった。

印象的だったのは、まじめに自然を守っていこうという姿勢を
いろいろなところから感じたこと。
むやみに車が入っていかないように低公害バスしか入っていけない市道があったり、
情報センターなどでは有料で質の高いマップを販売していたり…。
その成果は、野生の動物・鳥・虫たちが人間をおそれずに生きていることに表れている。
散策路で出会った人たちも、みんなマナーを守って歩いているようだった。



蒸し鶏ときゅうりの梅ソース
じゃこと枝豆の混ぜご飯
ベーコンと里芋のガーリック炒め
ワカメとえのきのサラダ
ゴーヤと豚肉の味噌炒め
もずく

ゴーヤと豚肉の味噌炒めは、レシピブログの中から見つけた。
こちらを参考にしました! 
甘辛い味噌がゴーヤにコーティングされて食べやすく、ごはんもすすむ。

混ぜご飯は、だし・酒・醤油・塩を加えて炊いたご飯に、
あげじゃこ・枝豆・ごまをまぜたもの。
家族に好評で嬉しかった。

こちらをぽちっと応援お願いいたします。
おいしいレシピを求めて、レシピブログ内を放浪するのが楽しみです。


8月13日 奥日光の旅 第二弾

2006-08-13 22:00:00 | 旅行&アウトドア
朝ごはんの後、「あんよの湯」に行き、足湯の朝風呂を堪能。
今日もたくさん歩く予定なので、元気を蓄える。

今日の午前の予定は、湯の湖一周+アルファ。
大人の足で1時間20分くらいの道のりだ。

湖の北側がスタート地点。
反時計回りに、湖を左に見ながら湖畔の道を進む。
昨日と比べると、木の間を歩くので 木の根っこが飛び出ていたり、
軽いアップダウンがあったりして、次男にとっては難易度が上がっている。
今日は夫と次男がしんがりで、手をつないで私たちの後ろをゆっくり追いかけてきた。



湖を半周すると、向こう岸にスタート地点が見えた。
湖面にはかもが泳ぎ、フライフィッシングを楽しむ人も多かった。



湖の南側で、散策路は国道120号線にぶつかる。
ここから少し南にある湯滝まで近いので、湖から離れて見に行くことにする。
「湯滝」は、「湯の湖」の水が流れ落ちていく滝で、そこから先は「湯川」になる。
「湯元」温泉から続くこの水の流れは、その生まれを名前で表している。

いったん湯滝を上から眺めたあと、
長く折り返しの多い階段を下りて、滝つぼまで行ってみる。
滝の下は観光客も多かったが、水しぶきがかかって肌寒いくらいの気持ちよさ。

もう一度滝の上まで戻るために、階段を上る。
長女・長男はぴょんぴょん先を行くが、次男は夫と一緒にゆっくりゆっくり上ってくる。
それでもほとんど休まず、ぐずることもなく、最後まで上りきることができた。
去年の夏、同じような階段を上ったときには、「おんぶ~!」と泣きわめくので、
娘がりんごアイスを持って先を歩いて「ここまでおいで」を繰り返したことを考えると、
格段の進歩だ。

湯の湖の西側を国道に沿った散策路を歩き、湯元温泉まで戻った。
所要時間2時間10分。
次男も連れて歩いたことを考えると、かなりハイペースだった。

昼食の後は、午後のハイキング。
先ほど行った湯滝の駐車場まで車を移動し、そこからさらに南に足をのばす。
湯川に沿って小滝・小田代橋を経て泉門池まで行って同じコースを戻る、
大人の足で1時間10分の道のりだ。

午後の部に入り、なぜか急に元気がよくなった次男。
なんと初めてみんなの先頭を歩き、自分のことを「隊長」と呼ぶ。
手に持ったペットボトルは、「隊長」の「望遠鏡」や「懐中電灯」に見立てられ、
そんなアイテムも彼をソノ気にさせたようだ。



歩いているうちに小雨が降ってきたようだが、木の中を歩いているので気にならない。
元気な「隊長」と「隊員たち」は、目的地の泉門池で休憩をし、
来た道をそのまま戻る予定を変更して、少し遠回りの道を選んで湯滝まで帰った。
次男は、ぐずるどころか「もっと歩きたい」と言い出す。
所要時間は2時間をきって、ペースがどんどん上がってきているのがわかる。
よしよし、これで子どもたち3人とも立派な「歩くファミリー」の一員だ!!

今日も湯元温泉の旅館で温泉につかり、疲れをとった。
宿泊地は昨日のハイキングのベースキャンプだった赤沼の駐車場。



マーボナス・サラダ・かぶとゴーヤの漬物・いかの塩辛・納豆 の夕食。
デザートにナシをむいた。

あんなに歩いたのに、子どもたちはまだ寝ていないで騒ぎ続けている。
明日早く起きられたら「ダメ押しのハイキング」をしてから帰路につくつもりなので、
早く寝て早く起きて欲しい。

8月12日 奥日光の旅 第一弾

2006-08-12 22:36:48 | 旅行&アウトドア
高速道路が渋滞する前に行ってしまおう、という深夜帰りの夫の指揮の下、
私たちは4時過ぎに起こされた。
私とは冷戦中の娘を起こしに行く役目も夫が引き受けてくれて、
私と長男に対する娘の「ごめんなさい」でやっと平和が訪れ、5時に家を出発した。
キャンピングカーが向かうは日光・戦場ヶ原、目的は避暑と運動だ。

東北自動車道は案の定大渋滞。
ノロノロと車は動き続けてはいるが、電光掲示板には「渋滞70キロ」の文字が。
5時から運転し続けた夫に代わり、8時からは私がドライバーに。
日光有料道路に入ってからは 嘘のように車が少なくなり、快適ドライブ。
「日光口」のP.Aから歩いて日光杉並木を見に行けるというので、
みんなでふらふら歩いて見に行った。

 日光杉並木

ドライバー交代(→夫)して、日光の町で食料の買出しをしようとしていると、
ゴロゴロと雷の音が近づいてきた。
スーパーに入っている間は土砂降りだったのに、
買い物が終わって外に出てみると雨は止んでいて、また次第に陽射しが戻ってきた。

いろは坂は私が運転。(自分が運転していないと車酔いしてしまうので…)
中禅寺湖まで行っても、夏休みのハイシーズンだというのにあまり混んでいなくて、
いいタイミングでいい場所に来たね、と家族で喜び合う。
エレベーターで100メートル下りて 華厳の滝を観光し、昼食を食べた後、
戦場ヶ原に向かう。
長女は、去年の林間学校が奥日光で行われたので、見知った場所に来て嬉しそうだ。

 戦場ヶ原

戦場ヶ原の入り口にある赤沼自然情報センターに立ち寄り、午後の行動を考える。
次男がそれほど歩けないので、赤沼から「戦場ヶ原自然研究路」を行き、
途中の青木橋という橋まで行ったらユーターンして戻ってくることにした。
大人の足で片道40分くらいのコース、次男はがんばることができるだろうか。

線路のように続く木道が気に入ったのか、次男はよく歩いてくれた。
持って行ったペットボトルの水はほとんど次男に飲まれてしまったが、
湿原の中の川に沿った道を、約1時間歩きとおして青木橋に到着。

帰りも機嫌をとりながら歩かせていたのだが、
一回木道から足を踏み外して落ち、「もう歩けな~い!!」と大泣き。
それでも、歌を歌ったりゲームをしたりしながらだましだまし歩かせていると、
木道沿いの川の中に野生の鹿を発見!



機嫌をなおした次男は、ついに2時間20分後に赤沼まで戻ってくることができた。
一度も抱っこもおんぶもしなかった! えらかった!!

歩き疲れた後は湯元温泉へ…。
長女が、林間学校のときにみんなで「足湯」に入った、と教えてくれたので、
温泉の中心地にある無料の「足湯」へ直行。
熱いくらいのお湯で、疲れきった足を気持ちよ~くほぐす。

 足湯

その後、さらにホテルの日帰り湯を利用して温泉に全身つかり、
ビジターセンターの前の駐車場に泊まることにした。



鉄板で肉・魚介の串・野菜を焼き、お友達からいただいた手羽の煮込みを温めた。
納豆・らっきょう・いかの塩辛はスーパーで買ってきたもの。

明日も一日奥日光で自然の中を歩きたいと思っている。
朝一番のお楽しみは またまた「足湯」かな。
それでは、また明日。

ハワイ旅行 レポート第5弾

2006-07-31 01:25:26 | 旅行&アウトドア
6日目(7月27日)。

朝の便でホノルルに行くために、早起き。
洗濯機が使えるのが最後なので、
前の夜のうちに洗って干しておいたものを 急いでトランクにしまう。
コナの空港までは、カイさんのタクシーで。
カイさんからは、きれいなハワイアンキルトのカレンダーをプレゼントしてもらった。

真珠湾

ホノルルに到着すると、明らかにコナとは空気の匂いが違う …都市の匂いだ。
ホテルへのタクシーの窓から外を見ていると、
たくさんの車線に車がぎっちり走っていたり、大きなビルや港の船も見えたりして、
「南の島」としてのハワイだけではない、別の顔があることを思い知らされる。

いったんホテルに荷物を預けて、アラモアナ・ショッピング・センターへ繰り出す。
4層もの大きなショッピング・センター内には、
ブランド物のお店だけでなく、私の興味をひく文房具やキッチングッズのお店もあり、
一日ブラブラするだけでも楽しい。

まずは1階のフード・コートで昼食。
サンドウィッチ・中華料理・ベトナム料理・日本そば・ラーメン・フライドチキン…
いろいろな軽食のお店が取り囲み、みんなそれぞれ食べたいものを買って集合。
ベトナム風生春巻き、サンドウィッチ、パスタ、かけそば、ラーメン、パパイヤサラダ、と
見事にバラバラだった。

 アラモアナ・ショッピング・センター

食後は、両親と次男・夫と長男・私と長女の3組に分かれて行動。
私のチームは、最後の1分まで有意義に使い、3階と2階をくまなく見て回り、
1時間半ほどの間に15軒くらいを見て、そのうち6箇所で買い物をした。
待ち合わせ場所には一番最後に 走って息を切らせて到着し、
その上、待ち合わせ場所の前にある店でもダメ押しのお買い物。

夕食は、ホノルルで仕事をされている母の友人とともに 中華料理のお店へ出かけた。
ずっと同じような夕食だったこともあり、とても嬉しかった。
特にいろいろな種類の野菜を食べることができて、幸せな気分だった。
子どもたちもいつもに増してたくさんいただいて、びっくりするほどだった。

ホノルルについてから、ときどき小雨が降るのだが、気にならない。
涼しくなって かえって気持ちがいいくらいだ。
街にもホテルにも日本人が多く、たいていの場所で日本語が通じてしまうのが
つまらない。
やっと英語で話すことに慣れてきたのに…。

7日目(7月28日)。

今日は家族5人で、ツアーの車でオアフ島の観光をする。
どこに行くツアーにしようか迷ったのだが、
あまり車に乗る時間が長いと子どもたちが飽きてしまうので、
島の真ん中を南から北へ横断して帰ってくるツアーを選んだ。

には、私たちを含めて13人の日本人。
やたらと早口のおじさんがガイドをしてくれるのだが、早口すぎてよくわからない。

 この木なんの木

まず、某CMでおなじみの モンキーポッドの木のある公園へ。
大きく枝を広げる木は姿が美しいばかりでなく、居心地のいい日陰も作ってくれる。
幼稚園くらいの子どもたちが来ていて、木の下で遊んでいた。

高速道路をさらに北上して、ドール・プランテーションに到着。
パイナップルで有名な「Dole」の品種見本畑だ。
私たちはパイナップル果汁入りのソフトクリームを食べ、
次男のお待ちかねの「パイナップル・エクスプレス」という汽車に乗って、
観光用の畑の中を走った。

 パイナップル・エクスプレス

次男は「本物の」汽車に乗ることができるので興奮し、ニコニコ。
20分の走行が終わった後も「おりたくない」と駄々をこねた。
よほど気に入ったのだろう、「パイナップル・エクスプレス」の絵葉書を買い、
それが自分たちが乗っているところの写真だと信じきっているようで、
「ここにのっているんだよね~、これは○○くん(お兄ちゃん)の手だよね~。」
と言いながら、何度も何度も見入っている。

ノース・ショアのハレイワというサーフィン好きが集まる町でお昼の休憩。
ピザ屋に入ってテレビのバスケットボールの試合(NBA?)を見ながら昼食。
お店のお姉さんが次男に「Kawaii!」と声をかけてくれた。
ホノルルから離れているのに日本語が飛び交うほど、この町でも日本人が多い。

2時ごろにはホテルに着いてしまい、夕食まで時間がある。
昨日、ショッピングセンターで夫のチームだった長男が、
「ほとんど店に入らずにフラフラしていただけでつまらなかった」と言うので、
「ショッピングに目覚めちゃった!」という長女も連れて3人で、
再びアラモアナ・ショッピング・センターまで行くことにした。

ホテルから片道20分ほどの距離なので、今日は歩いていくことにした。
もうすぐ旅行も終わりだというのに、まだ一度も英語を口にしていない長女に、
「ほら、あそこの人の脇を通るときに言ってごらん。」と教えて、
やっと「エクスキューズミー」と言わせることに成功した。
一度言えてしまえば垣根は低くなる。
その後、私の知らないところで、彼女は何度か英語を話したらしい。

ショッピング・センターでは、長男の希望を優先してまわった。
長女には前の日にいろいろ買ってあげたので、長男にも何かを買おうと思っていたら、
「リュックサックが欲しい」と言う。
ちょっと大きいのだが コロがついた迷彩柄でかっこいいのがあったので、買ったら、
ホテルまで嬉しそうにしょって帰った。
自分が欲しいものを買うより、子どもが嬉しそうにしてくれるものを買うほうが
ずっと嬉しい。

ホテルに残された夫と次男は2人でビーチを散歩。
次男の歩みに合わせてゆっくり歩き、葉っぱを拾ったりアヒルを見たりして
それもまた楽しかったようだ。

夕食は、前日と同じ母の友人と一緒に 和食のレストランへ行った。
やっぱり和食はおいしい。
今まで海外に行っても「和食が恋しい」とまでは思ったことがなかったのだが、
今回は心底恋しかった。
串焼きも卵焼きもぜんまいの煮ものも、やさしくて繊細な味で、
日本の食事の豊かさを改めて思い知らされた。

ホテルの1階にあるおみやげ物屋で最後のお買い物。
子供達のお小遣い(一人25ドル)はどうなったか というと…

子供達の行動比較 その4(お買い物編)
長女 → ケチでしまり屋(私に似ている)。「ショッピングに目覚めた」といいつつ、
    「本当に欲しいものしか買いたくない」と、品物を吟味。
     残金は10ドル以上ある。
長男 → 自分の自由になるお金がある、という状態に興奮して、
     先のことも考えずにやたらめったら買うタイプ。
     12個もキーホルダーを買ったのに、まだ欲しがっている。
     店に行くたびに何かしら買おうとするので、私に借金して、残金0ドル。
次男 → 買ったのは、自分用の塗り絵・絵葉書一枚・マグカップ一個のみで、
     これらはとても欲しかったものばかり。
     じいちゃまといるとなんでも買ってくれるので、出費は少ないわりに、
     いいものをゲットしている。
     こちらも残金は10ドル以上。
     
8日目(7月29日~30日)。

ホノルルから成田へ。
途中で日付変更線を越えて、30日になった。

成田からスカイライナーで上野に出て、東京の実家から車で帰宅。
思っていたほど日本は暑くなく、ニュースで、今日梅雨明けしたと知った。
途中でお弁当を買って帰り、夕食にした。
普段より一日が5時間長くて疲れているので、子どもたちは早めに寝かせた。
明日は一日後片付けだ。


というわけで、やっと日本に戻ってまいりました。
ホノルルのホテルでワイヤレス接続がうまくいかずに更新ができず、
まとめてのレポートになりました。
明日はハワイで買ったものと植物をご紹介したいと思っています。
よろしかったら、また遊びに来てください。   

ハワイ旅行 レポート第4弾

2006-07-28 19:42:25 | 旅行&アウトドア
5日目(7月26日)。

今日は 両親がゴルフをしている間に、家族5人でレンタカーでおでかけ。
アウトドア好きな我が家としては、ちょっとくらいそれらしいことをしたい、と
夫がネットで下調べをして、ちょうどいい散策路を見つけてくれた。

夫が見つけてきた情報(カラフイプアア・ヒストリック・トレイル)

カラフイプアア・ヒストリック・トレイルは、宿泊地から車で10分くらいのところにあり、
全行程も(記事によると)2、3時間で、子供連れには適している。
私たちは記事とは逆にパブリック・パーキングに車を停め、飲み物を持って出発した。

ヒストリック・トレイル

最初は歴史保存地域の中を進む。
ゴロゴロした溶岩の間のほとんど平坦な歩道なので、次男でも楽に歩けるのだが、
あまり日陰がないので暑い。
歩くのが速い夫と長男が先を行き、次男と長女・私がゆっくりあとから追いかけた。

この歴史保存地域の周りは、リゾートホテルやゴルフコースが取り囲んでいるので、
しばらく歩くと景色は一変して、
美しい花が咲く樹木に縁取られた別荘地のはずれを歩くようになった。
木々に囲まれた池の脇を通り、道は海辺へと続いていた。
草葺の小屋の近くで一休みし、魚のいる池の間を通って、マウナ・ラニホテル方向へ。

 マウナ・ラニのホテルが見えてきた

ホテルのロビーを通って舗装された道路に出ると、
その横は美しいゴルフコースなのだが、プレイしている人がほとんどいない。
それをいいことに、うまい具合に日陰になっているカート用の通路を歩いて、
パブリック・パーキングへとたどり着いた。
所要時間1時間半。
途中で何度も次男の脚がとまったけれど、一度も抱っこされることなく歩き通した。

 ハプナ・ビーチ

ハイキングの後は、ガイドのカイさんお勧めのハプナ・ビーチへ。
こちらは砂浜が美しい上に、東屋や更衣室などの施設が整い、
ちゃんとライフ・ガードがいることもあって、人気が高いビーチのようで、
パーキングがいっぱいで、少し離れたところに停めなければならなかった。

昨日の磯遊びで痛い目に会った長男が嫌がるのではないかと心配していたが、
たくさんの人が波と戯れて楽しんでいる様子を見ると、
長女と二人で海に向かって突進していった。

子供達の行動比較 その3(海水浴編)
長女 → 泳ぎも達者で怖いものなし。波が大きくなる辺りまで出て行って
     プカプカ浮いている。次男の浮き輪を操って一緒に遊ぶ余裕も。
長男 → 怖がりなので、打ち寄せる波を波打ち際でジャンプして飛び越えて遊ぶ。
     次男の浮き輪を借りたらやっと長女と同じところまで行けた。
     波が顔にかかるとすぐに海水を飲んでしまい、あわてて浜にかけてきて
     水を吐いて涙目。
次男 → 浮き輪があれば全くへいちゃら。
     顔に海水がかかろうと、平気な顔で笑っている。たいした度胸だ。

 砂遊び

お兄ちゃんに浮き輪を貸している間、次男は私と2人で砂遊び。
作った「お山」と「おうち」にバイバイをして、ビーチを後にした。

おとといのドライブで立ち寄ったワイメアのスーパーが気に入ったのと、
「パーカー・ランチ・ショップ(パーカー牧場のお店)」に気になる商品があったので、
足を伸ばして30分のドライブ。
ショップで自分や子供達の気に入った商品やお土産を買い、
スーパーで最後の夕食に必要な最低限の食材を手に入れて、宿泊地へ帰った。

レンタカーを返すためにガソリンを満タンにしようとしたらスタンドが故障していたり、
ドルフィン・クエストの写真を受け取ろうと思ったらまだできていなかったり、
返したレンタカーの中に買い物したものを忘れてきたり…
ハプニングは盛りだくさんだったが、なんとか一日が終わった。

 7月26日 夕食

ハム・マッシュルーム・カリフラワー・キャベツの炒め物
スクランブル・エッグ
アボカド
海草サラダ
納豆
ウィンナー

夕方からレンタカーの返却に始まるハプニングで部屋に戻れなかった私に代わり、
今日も長女がサブ・シェフを勤めてくれた。
冷蔵庫にあるものをすべて使わなくてはならなくて、
無理やりメニューに仕立て上げた感じだったが、なんとかほぼ食べつくした。

今回、使いきれる物を使いきれる量だけ買って5日分のメニューを考えたが、
野菜や肉の種類が限られると どうしても同じようなメニューになってしまい、
今では「他のものが食べたい」と切実に思ってしまうようになった。
もっと味のバリエーションがつけられたらよかったと思う。

ハワイ旅行 レポート第3弾

2006-07-26 19:30:30 | 旅行&アウトドア
4日目(7月25日)。

今日と明日の2日間はレンタカーを借りて自由に移動することになっている。
10時にホテルのレンタカーの受付に行き、
夫婦の総力を結集した共同作業(英会話)により、なんとか車を借りる。
夫が運転をしたのだが、右側通行に戸惑い、
ウィンカーを出そうとして何度もワイパーを動かしてしまう。

ホテルから3分のスーパーでお昼ご飯用のサンドウィッチを買い、
スーパーから2分のビーチへ向かう。



今日はこちらに来てから一番の快晴で、海も空もすばらしいブルー。
夫と子どもたちは海に入り、泳いだり水の中をのぞいたり、楽しんでいた。

ところが30分ほどして、いきなり長男が「いたい!」と大声で泣き出した。
どうしたのかと見てみると、左足のかかとに小さなとげが何本も刺さっている。
とっさにどうしたらよいのか頭に浮かばなかったので、
とりあえず慌てて車でホテルに戻り、救護室はないかとたずねてみると、
「セキュリティー」の男の人たちが駆けつけてきてくれた。

日本人の女性が通訳に入ってくれて、私の気持ちも少し落ち着く。
とげはウニのとげで、たくさん岩の陰に隠れているので、
このようなケガは日常茶飯事らしい。

すぐにお酢に傷口を浸すことにより、とげが溶けて傷もよくなるという話なのだが、
私たちはホテルの宿泊客ではないし、ホテルが管理するビーチでのケガでもないので、
滞在しているコンドミニアムの方に戻ってお酢をもらうように言われる。
でも、子どもたちが午後からホテル内で行われる
「ドルフィン・クエスト」に参加することや、受付時間が迫っていることがわかると、
セキュリティーの男性が、
「子どもが楽しみにしていることをやらせてあげたい…。」と、
ホテルのどこからかお酢を調達して持ってきて、特別に手当てをしてくれた。

おかげで痛みも少なくなり、
息子は、楽しみにしていた「ドルフィン・クエスト」に参加できるようになった。
長男が痛い目にあったのはかわいそうだったが、
地元の方々の暖かい気持ちに触れることのできた いい体験になったと思う。
子供達の気持ちを大切にしてくれた彼らに本当に感謝している。



「ドルフィン・クエスト」は、
子どもたちがイルカについて学び、実際にイルカと触れ合うプログラムだ。
ここだけの内緒の話だが、本当は5歳から12歳までの子どもたちが対象なのだが、
今月4歳になったばかりの次男も参加させることにした。

集まってきたのは、18人くらいの子どもたち。
日本人の子どもは(我が家の3人を含め)6人で、
このチームには日本語が話せるコーチが付いてくれた。
最初の一時間は、芝生の上でイルカやクジラについてのお勉強。
本物のクジラのひげに触らせてもらったり、イルカの絵の描き方を習ったりしたようだ。
子どもたちだけでの参加なので、次男が落ち着いて聞いていられるか心配だったが、
長女がよく面倒を見てくれて、楽しそうに話を聞いていた。



後半はライフベストを身に付け、チームごとにイルカのいるプールでの体験だ。
イルカは子どもたちがプールに移動してくる時間になると、
誰かに合図されたわけでもないのに、岸辺に子どもたちを迎えに来てくれた。
なんて賢くてやさしい動物なんだろう、と感心する。

もともと赤ちゃんっぽくて、どう見ても5歳には見えない次男も、
お姉ちゃんに手を引かれて入場してきた。
みんなでイルカに合図を送ると、
イルカは手(むなびれ)を振ったり、ジャンプをしたり、尻尾で水を跳ね飛ばしたりする。
子どもたちは自分の手からイルカにごほうびのえさ(魚やイカ)をやる。

いよいよイルカと一緒に泳ぐ時が来た。
ビート板を持った子どもたちは水に入り、一斉に泳ぐ。
まだ泳げない次男はコーチに引っ張られ、嬉しそうな顔をしている。
イルカをなでたり、チューをしたり…楽しい体験をして、3人は嬉しそうに戻ってきた。

同じチームの子に、「この子(次男)は絶対5歳じゃない。」と突っ込まれた、と
後から長女にきいた。(そりゃそうだ。
でも、長女は彼女なりに頭を働かせて、うまくごまかしたらしい。
長女がよく面倒を見て、長男がうまくフォローして、
そのおかげで次男は無事にこのプログラムをやり通すことができたのだ。
うすうす(いや、当然)コーチたちにもばれていたと思うが、
上の二人がしっかりサポートすることで大目に見てもらえたのではないか、と思う。



今日の夕食のサブ・シェフは長女。(私はアシスタントに降格)
おばあちゃんにオムレツの作り方を習って、7人分を焼き上げた。



今晩のメニューは、
 オムレツ(玉ねぎ・ひき肉・マッシュルーム・チーズ入り)
 ほうれん草のおひたし
 トマト
 アボカド(昨日拾ったもの)
 ウィンナー
 海草サラダ
 ごはん
 お味噌汁(インスタント)
 ぶどう
 
コンドミニアムでの夕食も 残すところあと一回。
冷蔵庫の中をうまく空にするようにメニューを工夫しないと…。

今日はドキドキはらはらの一日だった。
でも、今日の体験を通して、子どもたちが何かを感じて成長してくれたらいいな、と思う。

ハワイ旅行 レポート第2弾

2006-07-25 19:53:58 | 旅行&アウトドア
3日目(7月24日)。

今日はガイドのカイさんが運転するタクシーでハワイ島内を観光した。
ワイコロアを出発して30分。車は高原の町、ワイメアへ。

西海岸沿いのコナやワイコロアは、一面ゴツゴツの溶岩ばかりで真夏の気候だったのに、
標高が700メートルくらい上がったワイメアは、緑の豊かな涼しい「秋の町」。
さらに島の東側に下りていくと、熱帯の気候に変わり、空気が湿気を帯びてくる。
ハワイ島中央部に高い山があるため、東側で降っている雨が西側まで超えることがなく、
ひとつの島の中に様々な気候が存在するのだそうだ。

カイさんは「秋の気候」がお気に入りで、ワイメアの町の近くに住んでいるのだが、
この島に移住してきた人たちは、自分の好きな気候を選んで住むことができて天国だ、と
話していた。

 アカカの滝

島の東側にある大きな町、ヒロの近くにある アカカの滝を見に行った。
駐車場で車から下り、見たこともないような植物に囲まれた遊歩道を5分ほど歩くと、
滝を見下ろせる展望所に着いた。
ちょうど滝の水しぶきが上がる辺りに虹がかかって、きれいだった。
あまりに滝つぼが下のほうにあるので、
遠近感がおかしくなって、絵を見ているような気持ちになった。

 キラウエア火山の火口

ヒロの町を通り過ぎて南下して、ハワイでの観光名所 キラウエア火山に向かう。
火山の周りは国立公園になっていて、その中に14もの火口があるのだそうだ。
ボルケーノ・ハウスでバイキングの昼食をとり、いよいよ火口まで近づく。

つい最近まで危険区域で入れなかったところまで行くと、
冷えて固まったばかり(といっても10年単位)の溶岩に触ることができる。
黒っぽい岩の上に座ると、数秒後にはお尻が熱くなって座っていられなくなる。
岩のところどころに黒い焦げたような部分があるので指を当てると、そこはもっと熱い。
固まった溶岩の下を まだマグマが流れ続けているので、
岩の隙間から熱気が出ているのだそうだ。

ヒロを通って北上し、午前中に来た道を帰る。
ワイメアの町にあったスーパーに寄って、食材を買い足した。

 ゲットした食材

初日に行ったスーパーよりも品揃えが充実していて、
納豆・豆腐・こんにゃくなどの日本の食材のほか、
日本でおなじみの「マルチャンやきそば(3食入り)」などもあり、
買い物が楽しかった。



本日の夕食は
 カレーライス または クリームチャウダーライス(持参したレトルト)
 野菜サラダ(レタス・トマト・クレソン・ベビーほうれん草)
 冷奴
 もやしとハムのわさび醤油和え(わさびは持参したもの)
 納豆
 アボカド
 フルーツ(バナナ・ライチ・さくらんぼ・いちご)

アボカドは、ガイドのカイさんが木の下に落ちていたのを拾ってくれた。
青いのでまだ熟していないのかとも思ったが、
カイさんの「食べごろだよ」の言葉を信じて切ってみると、
黄色味がかったねっとりとした実が現れた。

ライチは地元で取れたもの。
今が収穫時期だそうで、甘くておいしかった。
朝スーパーに行ったときには山盛りになっていたのに、
夕方にはほとんど残っていなかったことからも、人気ぶりが伺える。

地元の情報を知ることができ、おいしい食材にもめぐり合うことができて、
今日は一日充実していた。
明日はワイコロア周辺で一日を過ごす予定。
また明日! アロハ!!  

ハワイ旅行 レポート第1弾

2006-07-24 19:23:01 | 旅行&アウトドア
アロハ! 
こちらハワイ島、ワイコロア・ビーチ・リゾートからハワイ旅行のレポート第1弾。

1日目(7月22日)。

22日夜の便で成田からホノルルへ。
現地時間22日午前の便でホノルルからハワイ島のコナ空港へ。

 ダイアモンドヘッド(国内線より)

コナ空港から目的地、ワイコロアまではタクシーで40分ほど。
まだ部屋に入ることができなかったので、先にスーパーに行って食料を買うことになった。
勝手がわからず、水・パン・米・肉類・飲み物・野菜少々などを買った。

ワイコロアにはホテルもあるのだが、今回はコンドミニアムに泊まる。
部屋にキッチンや洗濯機が付いていて、食事作りや洗濯は自分たちでやらなくてはならないが、
自由な時間で、家族水入らずの時間を過ごすことができる。

午後は子どもたちをプールで遊ばせた後、シャトルバスでホテルまで遠征して、
明日からの行動の計画を立てる。
3つの大きな宿泊棟に分かれるこのホテルは、施設がモノレールで結ばれている。
これに乗るのが楽しみだった次男だが、乗っている間に眠ってしまった。
長男もくたくたで、部屋に戻って夕食を作っている間に寝てしまう。



夕食は日本から持ってきた食材を中心に、そうめんと海草サラダ。
メインシェフは母、サブシェフが私、娘はアシスタント。
そうめんの薬味がないので、スーパーで買ったクレソンの茎を切って入れたり、
翌日の朝ごはん用におにぎりを握ったり、(おにぎりに混ぜるものは持ってきた)
創意工夫で乗り切ろう。

 お部屋のテラスから見える夕陽

2日目(7月23日)。

朝から両親はゴルフへ出かけていった。
私は食器を片付け、洗濯物を干してから家族を起こす。
おにぎりの朝食が終わると、5人でシャトルバスでホテルのプールへ。

 姉に浮き輪を引かせる次男

なんて広くておもしろいプール!
滝があったり、つり橋が架かっていたり、洞窟をくぐったり、
長いウォータースライダーがあったり、海を模して砂浜が作られていたり、
形もくびれていたり枝分かれしていたりで、子どもたちはあちこちに行って楽しんだ。
夫は子どもの相手をしてプールに入ったり、日向のデッキチェアで日焼けをしたり。
(仰向けで寝ていたので前半分だけ真っ赤になっていた。)
私は日陰のデッキチェアで休んだり、子供達の写真を撮ったり。

子供達の行動比較 その1 (ウォータースライダー編) 
次男 → やりたくてたまらない。
     でも、スライダーが終わると深いプールに飛び込むことになるので、
     やらせてもらえない。
長男 → 怖いのでやりたくない。
長女 → やりたい。でも、一人は嫌。長男を誘っても断られるので、結局できない。

子供達の行動比較 その2 (英会話編)
次男 → よくわかっていないはずなのに、いいタイミングで「サンキュー!」などと言う。
     涼しい顔で当然のように言うのでびっくり。
長男 → プールサイドで一人になったときに英語で話しかけられたらしい。
     「このチェア、使っていい?」と(多分)きかれ、
     「OK!]と答え、
     「サンキュー!」と言われたので、
     「ユアウェルカム」と応えたらしい。
     本当にこのくらいの言葉しか知らないのに、知っていることを言われ、
     会話ができたことが嬉しかったらしく、得意気。
長女 → 知識はあるはずなのに度胸がない、典型的な日本人。
     せめてあいさつぐらい言えばいいのに、固まっている。
     いつも弟たちに「そんな単語も知らないの?」と威張っているくせに、
     どうした!!

昼食は両親と合流して、ホテルのコーヒーショップでサンドウィッチなどで済ませる。
シャトルバスでショッピング施設に移動して、お店をのぞく。
子どもたちは出発前に ひいおばあちゃんからお小遣いを25ドルづつもらっていて、
好きなものを買っていいことになっている。
今日のお買い物は、長女と長男は お友達へのおみやげで、次男は自分用の塗り絵だった。



今日の夕食は サーモンステーキ + 玉ねぎとパプリカのソテー
       レタスのひき肉包み
       インスタントの かき玉ゴーヤスープ
子供達の勉強を見ている間に母が一人で作ってくれた。

こちらでもワイアレス・ネットワークがそのまま使えたので、
家にいるのとほぼ同じ状況で投稿できることがわかった。
明日は観光に出かけるので、たくさん写真を撮ってきてレポートしたいと思う。
  お楽しみに!