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昨日の晩ごはん

毎日家族のために作る晩ごはん(プラスα)を紹介します。

7月29日 桧原湖にてキャンプ

2007-07-29 23:50:52 | 旅行&アウトドア
26日(木)の夜に出発した我が家は、29日(日)まで、
福島県の桧原湖畔にあるレイクランドヒバラというキャンプ場で
キャンプを楽しんだ。

今回のキャンプでは、私たち夫婦と子どもたち3人の他に、
2人の子どもたちが特別参加した。
小学3年生のMくんと小学1年のKちゃんの兄妹。
彼らは、
福島県でユースホステルをやっている友人夫婦の3人の子どもたちの上の2人だ。

27日は夏らしい快晴!
Mくん・Kちゃんを友人のところへ迎えに行ってから
昼前にキャンプ場にチェックインし、早速カヌーで湖に繰り出す。



長女・長男・Mくんはパドルで漕ぐ練習をし、すっかり上手になった。



小3コンビは2人でカヌーを操り、しだいに息が合ってきた。



湖ではバス・ブルーギルなどが釣れる、ということで釣りもした。
なかなか釣れないので 子どもたちは飽きてきたのだが、
釣りははじめてのMくんがバスを釣り上げ、
それからはみんな真剣になって竿を降り始めた。



28日も午前中はいい天気だった。
偶然、キャンプ場でカヌーの試乗会が行われるということで、
小3コンビはいろいろなカヌーに乗せてもらって楽しんだ。

長女・Kちゃん・次男と私は、
キャンプ場から湖岸と平行して伸びる遊歩道に散歩に出かけた。
桑の木にたくさん実がなっているのを見つけてからは、
みんなで桑の実集めに熱中!!



夫がカヌーで
湖に枝を伸ばした桑の木の下に漕いで行き取ってきてくれたこともあって、
こんなにもたくさんの実が集まった。



午後からは雨になってしまったので、
車の周りで火を囲んで過ごした。
おやつにもんじゃ焼きを食べたり、
子どもたちに手伝ってもらってミートボールシチューを作ったり、
取ってきた桑の実は、砂糖をまぶして煮てジャムにした。

雨は夕方まで激しく降り、キャンプサイトは水浸し。
滑ったり転んだりで子どもたちは皆ドロドロになったが、
ありがたいことにキャンプ場にお風呂があり、何度でも入ることができたので、
みんな3,4回入りに行った。
気温が低くて涼しかったし、カヌーで湖に出た後は寒いくらいで、
このお風呂の存在はありがたかった。

29日の朝ごはんは、桑の実のジャムなどを塗ったパン。
Mくん・Kちゃんのママはジャム作りが上手なので、
キャンプ場付近の桑の木から熟れている実を全部摘んでお土産にした。



昼前にキャンプ場を出発して山を下った。
標高が低い猪苗代湖のほうまで来たら、気温が高くてびっくり。

ユースホステルにお子さんたちを送り届け、
泊まりに来ていた別の友人を含む3家族で 一緒にお昼ごはんを食べに行き、
家路についた。
前半は夫の運転で、私はウトウト。
後半はバトンタッチして、助手席の長男と話をしながら私がハンドルを握った。
後ろのシートでは夫と次男が爆睡…。

あれ? ひとり足りない?
さて、長女のゆくえはいかに? 

     …その秘密は、明日お伝えします。

5月20日 恒例キャンプ

2007-05-20 23:42:03 | 旅行&アウトドア
この土日は、古くからの旅仲間ファミリーで行う毎年恒例のキャンプだった。
今年は埼玉県に住む友人が幹事で、
埼玉県比企郡にある「ときがわ町木のむらキャンプ場」が会場だ。
大人と子どもを合わせて30人以上が参加して、緑の季節を楽しんだ。

実は金曜日の夜、夫婦で「教育論」(?)を語り合ってしまった夫と私。
ベッドに入ったのは午前4時をまわっていて、
8時過ぎに子どもたちに起こされたものだから普段以上の寝不足。
私は風邪薬を飲んで朦朧としたまま車に乗って眠ったからいいものの、
夫は運転して行って買出しにも参加 …お疲れ様だった。



キャンプサイトは川沿いで緑が豊かだった。
大人たちがタープを張ったり食事の準備をしている間も、
子どもたちは川に下りていって水遊びをしたりおたまじゃくしを取ったりしていた。
そんな中、男の子の最年長のうちの長男は、
大人に混じってペグを打ったりタープを調整したりのお手伝いをして、
男の仲間入りをしていた。


うちの長女は、毎日やらなくてはならない勉強を1週間分もためこんで、
キャンプ場についても車の中でドリルと格闘しなくてはならなかった。
小さい子どもたちに人気の彼女のところには
「遊ぼうよ~! まだ~?」と催促が何度もやってくる。
「ごめんね~、待ってて~。」
これで懲りてくれるといいんだけど…。

長女が課題をクリアした頃にはもう夕方。
勉強以外のことならイキイキしている娘は、小さい子どもたちの面倒をよくみる。
なかなかよその人になつかない双子ちゃんたちが
長女にはなついて甘えていたのにはママもびっくりだった。
この先、中学生、高校生になってもキャンプについて来てくれるのか 心配だったが、
「子どもの面倒をみに毎年来るよ。」と言っていた と友人に聞き、
ちょっと嬉しかった。



毎年、夕方にザーッと夕立が降るが、すぐに雨はあがり、
夜になると焚き火を楽しむ。
5月の夜はまだまだ冷えるから、火の周りに集まって話をするのが気持ちいい。
みんなで作ったカレーや豚汁、持ち寄ったチーズやニシンなど、
おいしいものをつまみながら夜は更けていく。

トイレに行くのも、車に乗るのも、食べ物をもらいに行くのも、
うちの子たちは、もう自分たちでほとんどのことができるようになった。
だから私はもう子どもに構わずにキャンプを楽しむことができるようになった。
数年前までの慌しかったキャンプを思い出すと感慨無量だ。



朝になると、太陽はまぶしく風がさわやかないい天気。
早めに撤収をしてから川原に下りて、お昼過ぎまでみんなでまったりタイム。



帰りには「ときがわ四季彩館」という温泉に寄ったあと、
明覚駅近くの「ときがわ とうふ工房 わたなべ」で
おいしそうな厚揚げやゴマ豆腐を購入し、豆乳ソフトを食べた。

みんなと別れてから家族で牛丼屋に入り、豚丼で遅い昼食。
(もちろんこれで晩ごはんもすませてしまう魂胆! 
15:40に帰宅した。

1年に1度、このキャンプでしか会わない友達もいるけれど、
会えば話が弾むのが古い友達のいいところ。
このごろは、子どもたちが会うたびに大きくなっていて、
それも大きな楽しみになっている。
今年は「お疲れモード」で参加してしまって あまりお手伝いできなかったけれど、
来年はバリバリ元気で精一杯動き回りたいな。

5月6日 2007 G.W.の旅 その4

2007-05-07 10:30:19 | 旅行&アウトドア
雨の音で目が覚めた。
前の日、(こんなにいい天気で、本当に明日は雨なんだろうか…)と思っていたのに、
天気予報は正確だった。

シュラフや食器などを気持ちよく干してから片付けるのが理想だから、
雨の中の撤収は嫌なものだ。でも、
夫がテーブル・椅子・ダッチオーブンなどの大物を片付けてくれている間に
私は子どもたちにごはんを食べさせて、食器や車の中のものを片付ける。
長年一緒にアウトドアを楽しんできているので、
この辺の作業分担は「あうんの呼吸」で、てきぱきと進むのが気持ちいい。



長女は雨の中、リースの材料となる枝を求めて歩き回っていた。
「枝を切ったらダメなんじゃないの?」と私が言うと、
「切っちゃうと乾いて堅くなってうまくしならなくなっちゃうの!」だそうだ。
昨日のリース作り教室で私の知らないことを覚え、一家言持つようになっていた。

撤収の最後に熱いコーヒーを入れて飲み、チェックアウト。
10:30にキャンプ場を後にした。



山を下っていたら桜が咲いていた。
2日前に上がってきたときにはまだ咲いていなかったものが
暖かい陽気で花開いたようだ。
今年最後の桜になるかな… ということでパチリ。

嬬恋から高崎に向かい、国道17号のバイパスに出て帰路につく。
G.W.の最終日ではあるが、雨が降ったので早めに引き上げた人が多かったのと、
ナビと地図を駆使して混んでいない裏道を選んで走ったことで、
ひどい渋滞にはまるのを避けることができた。

なかなか食事ができる店が見つからなかったのだが、
14:00すぎ、ようやく「梅丸 上之店」というラーメン店を発見!
しっかりした歯ごたえのある麺、柔らかくて大きなチャーシュー、
チャーシューのつけダレで煮た甘い煮卵… とてもおいしかった。
大盛りにしても値段が変わらないところも嬉しい。(特盛りは100円増しだった。)

混みそうな市街地を避けて走り、16:30に帰宅。
(結局、家を出てから帰るまで
 一度も高速道路を利用せずに一般道だけを走ったことになる。)
手分けをして荷物を降ろして車の中の掃除。
子どもたちにたまっていた勉強をさせながら、
荷物を片付けたり洗濯をしたりフル回転。
昼食が遅かったし、ラーメンにボリュームもあったから、晩ごはんは省略。
(単に私に作る余裕=気力がなかっただけ。

5月5日分までのブログの写真を更新し、
干しっぱなしにしてあった給食着にアイロンをかけたら午前2時だったので、
あきらめて寝ることにした。
そして、今、こうやって最終日の分を書いているという訳。

5月5日 2007 G.W.の旅 その3

2007-05-05 22:26:56 | 旅行&アウトドア
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場での2日目。
今日も快晴で過ごしやすい気候。
バラギ湖でのフライフィッシングをやりたい、という夫と長男は
6:30に起きて2人で出かけていった。

 全部干しちゃおう!!

残された3人は8:00近くまで朝寝坊し、
長女は9:00からのアウトドア教室「リース作り」に参加した。



キャンプ場内で拾ったつるや松ぼっくりとドライフラワーを使うリースは、
作る人によって表情が変わる。
この辺りに落ちている松ぼっくりは小さくて繊細な感じのものが多く、
それが作品の雰囲気をかわいらしいものにしているようだ。

 リース完成!

私はキャンプサイトでゆっくり読書(『バッテリー』、持ってきた!)
…の予定だったのに、次男の相手をしながらでなかなか集中できず。
「リース作り」から帰ってきた長女とキャッチボールをしていたら、
釣果のニジマス2匹をぶら下げて男たちが帰ってきた。
晩ごはんに塩焼きと鍋で食べよう、と
早速夫ははらわたを抜き、塩を振っていた。

 ニジマス

お昼ごはんは ダッチオーブンのフライパンを使ったもんじゃ焼きと焼きそば。
もんじゃ焼きは夫と子供たちの好物で、
もんじゃ焼き用のコテも持ってきている用意のよさ。
私が途中で飽きてしまって読書に戻ってからも 何度も何度も作って盛り上がっていた。

 もんじゃ焼き

15:00からは、キャンプ場のイベント「おもちつき」に参加した。
「春を楽しむ」がテーマで、
子供たちはもちつき体験を楽しみ、ヨモギもちや桜湯が振舞われた。
この地で取れたふきのとうと手作り味噌で作られたふき味噌がほろ苦くて美味だった。

 もちつき
 

今日も温泉に入りに行き、その後で焚き火を囲んで晩ごはん。



ニジマスの塩焼き



鍋(味噌味 → キムチ味)
  鍋には、ぶつ切りのニジマス・ホタテのひも・豚肉と
  野菜・豆腐・しらたきなどを入れた。
  魚のうまみが出ていておいしく、体が温まった。

明日は帰宅の予定。
どのくらい渋滞するのかによって、大幅に帰宅時間が変わってきそう。
早く帰って写真を貼りたいな…。

5月4日 2007 G.W.の旅 その2

2007-05-04 23:00:31 | 旅行&アウトドア
長野県の道の駅「みまき」で朝を迎え、今日も7時に起床。
昨日の晩ごはんの残り物で朝食を済ませ、駐車場で家族でキャッチボール。
空は快晴、今日もいい天気になりそうだ。



9時に道の駅の農作物直売所が開き、せりとうどを購入。
菅平方面を目指しながら、他の道の駅にも立ち寄り、そこでも山菜を手に入れる。
今晩のメニューは「山菜の天ぷら」にしよう! 

標高が上がっていくと、下界ではとっくに散ってしまった桜が また咲き始める。
頂に雪を載せた山と春の景色を楽しみながら
今日の目的地である「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」を目指した。

無印良品のキャンプ場は、
価格設定が高めだが、サイトの管理がきちんとされているし、
カヌー・MTB・クラフトなどのアウトドア教室も行っているので、
子供連れには楽しく安心なキャンプ場だ。
とはいえ、キャンピングカーがあると値段の高いキャンプ場へはなかなか足が向かず、
今回は6年ぶりの利用である。 
しかも2連泊! 
我が家にすればかなり思い切った出費だが、
いつも移動ばかりの旅で、子供たちが思い切り楽しむことが出来ないので、
たまにはのんびり定住型のキャンプもいいんじゃないの… そんな理由があった。

サイトに車を停め、タープやテーブルを広げると
そこはあっという間に我が家の庭になる。
夫と子供がボール遊びをしていたはずなのに、
「運動神経の鈍いお母さんの特訓をしよう」と、私まで引っ張り出され、
手取り足取りボールの投げ方を教え込まれる羽目になった。
(右手で投げるときに右足が前に出てしまい、大笑いされてしまった…。

 薪割りの手伝い
 望遠鏡作りの教室

夕方からは、長女と長男を「望遠鏡作り」のアウトドア教室に参加させた。
小学3年生以上を対象とした教室だったので、
残された次男と夫と私は キャンプ場に隣接するバラギ湖の周りを一周散歩した。
すぐに「疲れた~」「のどが渇いた~」といつもは文句ばかり言う次男だが、
湖岸に生えていた長い葦で父親と戦いごっこをしたのが楽しかったようだ。

 バラギ湖一周
 お父さんと戦う
 完成した望遠鏡

長女と長男がそれぞれの望遠鏡を持って帰ってきてから
キャンプ場の隣の温泉「湖畔の湯」に入りに行った。
晩ごはんは、



山菜の天ぷら(こごみ・うど・たらの芽・せりと海老のかきあげ)
せりのおひたし



焼き鳥(もも・砂肝)→ 夫が固まりを切り分けて串に刺してくれたもの

 焚き火を囲んでまったり…

食事中は 焼き鳥を焼いたり天ぷらを揚げたりで忙しかったが、
食後に焚き火の周りでゆっくりくつろぐ時間は 何にも代えがたい至福のとき。
次男が一人でキャンプ場のトイレに行けるようになったこと、
長女や長男がまきを割り、火の世話をしてくれるようになったこと、
忙しく食事を作る親に 飲み物や食べ物を届ける気配りができるようになったこと。
久しぶりのゆったりキャンプで、子供たちの成長を見ることができて嬉しい。

5月3日 2007 G.W.の旅 その1

2007-05-03 21:34:47 | 旅行&アウトドア
G.W.の後半戦、我が家は家族でキャンピングカーの旅に出ている。
出発は昨日(5月2日)の晩。
高速道路を使わずに奥多摩を目指し、
奥多摩駅から細い山道を15キロほど上った日原鍾乳洞の駐車場で一泊した。

日原鍾乳洞といえば、去年のG.W.に長女が行きたがっていたのに
時間の関係で行くことができなかったところ。
奥多摩から往復する道が狭く、対向車とのすれ違いが大変なので、
混み合わないうちに見学して山を下ってしまおう、という計画だ。

朝は7時(我が家にとっては超早起き!)に起床。
簡単な朝ごはんを食べて、8時に開かれる鍾乳洞の入り口の前で待ち、
ほぼ一番乗りで入洞した。
日原鍾乳洞は規模はそれほど大きくないが、洞穴の高低差が大きく、
急な階段を何回も上ったり降りたりして探検家気分を味わうことが出来た。
濡れた階段が滑りやすくて危ない場面もあったが、
次男もよく歩きとおした。

 滑らないように…

奥多摩からは国道411号で柳沢峠を越えて塩山方面へ。
甲府の市街を抜けるのに時間がかかってしまい、牛丼屋さんで豚丼の昼食。
次男 → ミニ丼
私  → 並盛り
夫  → 大盛り
長女&長男 → 特盛り  食べすぎじゃないの?

国道141号にのって JR小海線に沿って北上。
清里が近くなると渋滞が始まったので迂回路を取り、
清里いったいを見下ろす高台にある「まきば公園」という休憩所で
ソフトクリームを食べた。
コケモモソフトはさっぱりとしていて、
バニラソフトは牛乳の味が濃くてコクのある味だった。



農産物の直売所で、新鮮なうどうりを購入した。



15:40、「八ヶ岳海尻温泉灯明の湯」という温泉に到着。
ここの温泉は信州の名湯に選ばれている褐色に濁ったお湯が特徴で、
露天風呂が気持ちよかった。

 雰囲気のいい「灯明の湯」

夕食の買出しをしながら さらに北上し、
目的地である小諸の道の駅「みまき」に着いたのは、6時半だった。

晩ごはんは、



スーパーで買ったおかず(ローストビーフ・塩焼きタン・こいのあらい など)
イカの塩辛
塩えんどう豆
ゆでブロッコリー
なめこと昆布の味噌汁
うど・うり・きゅうり
  細いうどはみずみずしく、味噌をつけただけでまるかじり。
  うりも甘みがあって歯ごたえが良く、おいしかった。



明日はキャンプ場に泊まる予定です。
ネットに接続できたらまた更新します。

4月30日 さきたま風土記の丘

2007-04-30 22:11:12 | 旅行&アウトドア
午前中、長男がバスケに行っている間におにぎりを握って準備して、
12:00のバスケ終了時に車で長男を拾いに行き、
そのまま子ども3人と一緒のドライブ。
行き先は… さきたま風土記の丘(埼玉古墳群)

小学生の頃から社会科が苦手だった私。
特に歴史(日本史も世界史も)は大学受験に必要なかったこともあって
大人になるまで基本的であやふやな知識しか持たないままだった。
長女が6年生になって初めて歴史を勉強するに当たり
「お母さん、歴史は苦手なんだよね。」と話したら、
「私もなんか苦手かも…」と言い出した娘。
(このままじゃいかん、私も娘も。)…というわけで、
私自身も再度日本の歴史を学びなおそう、と思い立ったわけだ。



道がすいていたので1時間あまりで到着。
まずは「さきたま資料館」に入った。
この周辺に群集する9基の古墳から出土した遺物が展示されているのだが、
最も目を引くのは、
稲荷山古墳から出土して国宝に指定された「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」だ。
これは、5世紀ごろの古墳時代に
この地に住む豪族が大和朝廷の大王に仕えていたことを示す漢字が刻まれていて、
古代国家の成立状況を示す貴重な資料なのだそうだ。

 (今回この古墳群にでかけようと思ったのは、
  娘の社会の資料に稲荷山古墳やこの鉄剣が載っていたからだ。
  はっきり言ってそれまで私は「縄文時代」「弥生時代」の次は
  「飛鳥・奈良時代」だと思っていて、
  「古墳時代」なるものが存在することさえ知らなかったのだ。

資料館で出土した埴輪・装飾品・馬具・土器などを見た後は、
散策をしながら古墳を見てまわった。



こんな風に、道路のすぐ脇に前方後円墳があるのは、なんとも不思議な景色だ。



これは、将軍山古墳という横穴式石室を持つ古墳で、
その古墳の中が展示室になっている。
石室の中に入って内部や副葬品の様子を見学した。
外は夏のような暑さだというのに、中はひんやりと涼しかった。

古墳の中には、上に上ることができるものが2つあった。
そのひとつが、先ほど見た鉄剣が出土した「稲荷山古墳(前方後円墳)」だ。

 稲荷山古墳をのぼる
 後円部の頂上

疲れてぐずる次男と私はそのまま駐車場に向かったが、
長女と長男は日本最大の円墳「丸墓山古墳」にものぼってきた。

次男がいたのでぐるっと一周するだけで2時間半くらいかかってしまったが、
古墳の間に広場やレストハウスがあったり、
資料館では勾玉つくりを教えてくれたりするので
1日かけて遊びに来ても楽しそうだな、と思った。
奈良時代以前というと、うやむやではっきりしないものというイメージがあったけれど、
少しは身近に感じられたような気がした。

帰りは、道が混み始めてしまい、途中のスーパーで買い物もしたので
家に着いたのは6時だった。
暑い中歩いて疲れた次男は車の中からずっと眠りっぱなしで、
晩ごはんも食べていない。



ニラいかキムチ炒め
  いつもならタコを使うところだが、スーパーにはイカしかなかった。



蒸しキャベツの肉味噌
  角切りたけのこ・長ネギ・豚挽き肉をごま油で炒め、
  鶏がらスープ、酒、砂糖、醤油と味噌で味付けしてとろみをつけた肉味噌。



なめこと豆腐の味噌汁
茎ワカメのしょうが酢醤油漬け
鶏照りとろろ丼
  鶏の照り焼きと長いものとろろを載せた。
  「とりてりとろろ」…早口で3回言える? 

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3月31日 夢が現実になった日

2007-03-31 23:51:12 | 旅行&アウトドア
(本日の記事は長編です。)

いつもは車で行くお墓参りを、いつか自転車で…、
それがずっと前からの願いだった。
子どもと一緒にサイクリングを…、
それも、長い間自分の中で暖めてきた望みだった。

長い間駐車場の隅に置きっ放しだった私のサイクリング用の自転車を出してきて、
ギアやブレーキの調子をみたり、タイヤに空気を入れたりする間も、
その願いが本当になるのかどうか半信半疑で、
(期待しすぎないようにしよう )と自分に言い聞かせていた。
一週間前には「雨」と予報されていた今日の天気が、「くもり」に変わって、
私の望みはだんだん現実に近づいてきた。



これが、今日、長女・長男と3人で走った道のり。
さいたま市の自宅から北西方向の東松山の霊園まで
約46キロメートルで ほとんどアップダウンのないコースだった。
夫が次男とともに目的地までキャンピングカーに乗って行き、
帰りは自転車を車に積んで帰ってきてくれたからこそ実現した「夢のサイクリング」だ。

                         

出発したのは、朝7:10。
長女が先頭、2番目が長男、私は最後尾を走る。
最初の数キロは何度か走ったことがあるコースだが、そこからは未知の世界。
荒川と平行して北上する道は、一応「サイクリングロード」ではあるが、
砂利道になったり、迂回したり、素直には進めない。



それでも、しばらく走るうちにきれいな道になり、
格好いいレーサーに抜かれたりすれ違ったりしながら、気持ちよく走るようになった。
途中のコンビニで朝食を買って食べ、トイレ休憩。

問題は予想外の寒さ。
気温も低いし、長男に無理がないようにゆっくり走っているので体が温まらないのだ。
念のために持っていったジャンパーを着込んでも寒く、
暖かい飲み物を求めて再びコンビニへ。

指扇を過ぎるとだんだん太陽が顔を出してきて、
サイクリングロードの周りの景色が輝きだした。




道端には、タンポポ・菜の花・つくし。
北本を過ぎたところにあった「さくら堤公園」は、
桜のトンネルをくぐって進みながら道沿いの菜の花も楽しめるすばらしい景色で、




ポカポカとした陽射しで暑くなり、ジャンパーを脱いだ。

吉見町に入り、サイクリングロードを離れて西を目指す。
「いちごの里 よしみ」という道の駅に着いた11:30、夫から電話連絡が入った。
12時に霊園で落ち合う予定だったのに、
サイクルキャリアを車につけることができず、まだ家にいる、とのこと。
途中でキャンピングカーのお店に寄って直してから向かう、というので、
私たちは道の駅で早い昼食を取って時間を潰すことになった。

結局、道の駅を出発したのは1:00過ぎだった。
車の通りが多く、工事が行われている道の端を走るので緊張の連続だったが、
国道に出てからは広い歩道を走ることができた。
小さなアップダウンを繰り返し、霊園に到着したのは1:50。
待っていてくれた夫・次男と 家族そろってお墓参りをすることができた。



キャピングカーの後ろに3台の自転車を積んで、家に向かう。
走っている間は元気だった子どもたちも、やっぱり疲れていたのか寝てしまった。
私ももちろん爆睡!! 

                         

かなりワガママなサイクリングだったが、支えてくれた夫に感謝している。
3年前に娘と2人で走った20キロが ホップ だとしたら、
今日3人で走った46キロは ステップ
また3年くらいたって3人の子どもと一緒に走れたら ジャンプ!!
そしていつの日か、家族でツーリング…
健康と安全に気をつけて、もっともっと夢を現実にしていきたい。

家に帰るまで寝ていた長女・長男が、
「このまま朝まで寝る」というので、3人分の晩ごはんだけ簡単に作ったが、
やっぱり夜まで寝られずに夕食もきっちり食べていた。



鶏の軟骨揚げ + キャベツ
ミモザサラダ



切り干し大根とベーコンの甘辛煮
ラビオリと野菜のスープ

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(長くなってしまい、申し訳ありません。
 最後まで読んでくださってありがとうございました。)

3月21日 春のサイクリング

2007-03-21 23:21:00 | 旅行&アウトドア
久しぶりにポカポカと暖かくなった今日の午後、家族でサイクリングにでかけた。

そういえば、去年の春分の日にもサイクリングに行ったのだが、
夫・長女・長男はサイクリング車で軽快に、
私はママチャリの後ろに次男を乗せてエッチラオッチラ… 
悲しいことに、そこには変化はない
でも、この一年でぐんぐん体力をつけた長男が
安定した走りを見せるようになったことは大きな変化だ。
それから、私が まだ私より背が低いはずの娘の自転車にまたがってみたら、
足の先がなんとか地面につくくらいになっていることに気づいた。
これはちょっと(かなり)ショックな変化だった。

家を出て、まずいつも自転車で行く図書館に向かった。
図書館は休館だったが、たくさん借りていた重い本を返して身軽になり、
走りやすくなった。
そこからは まだ走ったことのない道を4台で進む。   
線路沿いの車の通らない快適な道を一駅分走り、桜で有名な公園にたどり着いた。

まだ桜は開花していないのに、
木の下にシートを敷いてくつろいでいるグループがいくつもあった。
公園の中の池に行き、次男はもっていったパンを錦鯉に投げた。



遊具の方へ遊びに行った上の2人を探しに行ったら、
2人して 高くそびえる遊具のてっぺんにいた。
「○○と煙は高いところが好き」だからね…。



公園で1時間あまりを過ごし、
帰りは去年のサイクリングで走った川の土手を通ることにした。
しばらくは交通量の多い道を走らなくてはならなかったが、
土手に出ると、広々とした景色が目の前に広がって いい気分だった。



去年の同じ日には花開いていた桜の木にも まだ花は見当たらなかった。
暖冬だ、記録的に早い開花だ、と言われていたのに、
結局去年よりも遅かったんだなぁ…と思ったら、なんだかおかしくなった。

走行距離15キロメートル、3時間足らずの春のサイクリングだった。



帰りにスーパーでピザの台とトッピングの材料を買って、今日の晩ごはんに。
トマト・ピーマン・エリンギ・パプリカ・シーフード・蒸し鶏・ウィンナー。
トッピング係は夫と長男。



(こ~んなに山盛りにしちゃって~ )と思っていたのに、
焼いてみたら結構いい感じ。



ピザ
野菜のスープ

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2月12日 スキー・長女の作戦勝ち

2007-02-13 00:18:36 | 旅行&アウトドア
連休を利用して家族でスキーに行ってきた。
場所は栃木県、日塩もみじラインにあるエーデルワイススキーリゾート。

10日(土)の夜、自宅を出発。
東北自動車道をおり、塩原温泉郷を抜けてもみじラインに入ると、
道の脇に雪が積もり、道路が凍り始めた。

スキー場の駐車場で1泊し、朝からゲレンデへ。
次男がどれだけ滑ってくれるかがわからなかったが、
入学前の子供はリフトが無料なので、
途中で機嫌が悪くなっても無駄がなくてありがたい。

5人で初級者コースのリフトに乗り、標高の高いところまで一気にGO!
次男はひも付きのゼッケンを身につけ、夫がそのひもを後ろからひっぱる。
まるで犬ぞりだ。



スキー板の先をくっつける器具(トライスキー)をつけていることもあり、
お正月のスキーの時よりもだいぶ順調に滑り降りている。
これは次男が上達したのか? それとも、夫が上達したのか?

雪が舞い、冷たい風が吹くゲレンデ。
案の定、次男はすぐに機嫌が悪くなった。
「つめた~い。車に戻る~。」
はいはい、戻りましょうね~。

早めに車でパスタの昼食をとり、
午後の前半は 夫と長女と長男、後半は私と長女と長男が思い切り滑ることになった。
チケット代の分はしっかり滑る、これがケチケチ一家の掟。
結局、子供たちは14本ずつリフトに乗り、しっかり元を取った。



一番最後の一本、私たちはレースをすることにした。
リフトを降りた頂上からふもとのクレープやさんの前までのロングコースだ。
子供たちは初級コースを滑り、私は途中までそれと併走する中級コースを滑る。
滑る速さが違うので、すべりはじめにハンデをつけた。
長男が滑り始め、姿が見えなくなったら30数えて長女がスタート。
長女が滑り始め、姿が見えなくなったら30数えて私がスタート。
長男に続いて長女がスタートするのを見ていたら、案外スローペースだった。
長男と大差ない滑り方でゆっくり降りていくので、
(さすがに疲れたのかな…)と思った私はハンデを追加して60数えてスタートした。

中級コースと初級コースが合流するところで長男に追いついた。
(ここで追い抜くのも大人気ないなぁ )と考えた私は、
長男に声援をかけてから いったんストップ。
初級コースから長女が出てくるのをしばらく待つが、彼女はなかなか姿を現さない。
(もしかして…。
猛スピードでコースを下ったが、時すでに遅し。
クレープ屋の前で長女と長男がニヤニヤして待っていた。
私の視界にいるうちはのんびり滑り、見えなくなったところでスピードアップ、
そんな長女の作戦にまんまとだまされた私だった。

暗くなり始める頃もみじラインを下ると、スキー帰りの車で渋滞していた。
途中、「かんぽの宿 塩原」で温泉に入る。
露天風呂に入って見上げると、
真っ黒な空から雪がひらひらと降ってきて手品のようだった。
ずっと見ていても飽きないくらい幻想的で、ついつい長湯してのぼせてしまった。

めちゃくちゃ混んでいるファミレスで晩ごはんを食べ、その隣の道の駅で1泊。
今朝、自宅に帰ってきた。


今晩も「冷凍庫の中身を消化しよう大作戦」。



アボカドとトマトのサラダ
かぶと細切りウィンナーの炒め物
かたくちいわしのから揚げ



きのこ鍋
  たっぷりのキノコの味噌鍋。
  白菜・長ネギ・豆腐など淡白な具ばかりだが、
  揚げた肉団子(冷凍)を入れたことでこくが出た。

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