昨日の晩ごはん

毎日家族のために作る晩ごはん(プラスα)を紹介します。

12月15日 嫌いな言葉

2006-12-15 23:28:38 | コラム
このごろ耳障りだと感じる言葉がある。
「エロい」という言葉だ。

ちょっと前だったら、
「エッチ」「いやらしい」「セクシー」なんて言葉を使っていたような気がする。
それが今では、小学生までもが平気で「エロい」と口にするようになり、
私はそれがいやでたまらない。

「エロい」には、
「エッチ」が持つ愛嬌も
「いやらしい」が持つ不快感も
「セクシー」が持つ美しさもない。
あるのは、性的なものに対する軽い感覚だと思うのは私だけだろうか。

うちの娘がスカートのままゴロゴロしていたらパンツが見えた。
それを見た長男が、「エロいよ~!」と言って笑った。
それは「エロい」ことじゃない、「みっともない」ことだ。

偶然パンツが見えることも、美しいはずのドラマの中のラブシーンも、
子供には見せたくないアダルト雑誌のグラビアも、
みんな「エロい」の一言で片付けられる。
そして「エロい」という言葉を使うことで、
どんなことでもなんとなく許される雰囲気を醸し出してしまう、
それがおそろしい。

子供の世界は大人の世界の縮図だから、
子供たちがそんな言葉や考え方に触れずに生きていくことは不可能だ。
だからせめて、
「それはきれいな言葉ではないよ。」
「お母さんは その言葉は嫌いだから使わないで。」
そう伝えることで、子供たちの耳と心にフィルターをかけてあげたいと思っている。



おでん



コロコロサラダ
  さいの目切りにしたじゃがいもとれんこんをカラリと揚げたものと、
  同様に切って軽く塩をして水気をきったきゅうりとラディッシュを混ぜた。
  塩気があるのでドレッシングなしでもいただける。



なすとかぶの浅漬け
豆腐と長ネギのお吸い物

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8月2日 ハワイの花と植物 その2

2006-08-02 23:03:15 | コラム
まずは昨日の記事の訂正を…。
記事の中で「ノニ」と紹介したものは「ジャックフルーツ」の間違いでした。
旅行の前半でノニを見つけたのに写真を撮らず、
後半に見つけたジャックフルーツをノニと勘違いしていました。
実家の母から電話で教えてもらってわかった次第です。
(記事の方は書き直しておきました。)

それでは、ハワイの花&植物の後編をどうぞ。

 レフア

 昔、火の女神ペレが人間の美少年に恋をしたが、
 彼には恋人がいてペレの愛は受け入れられなかった。
 怒ったペレは彼を最も醜い木と葉を持つ花に変えてしまった。
 ペレの許しを得ずにこの花をつむと、雨が降るといわれている。
…この花にはそんなハワイの伝説があるとか。
確かに、花は美しいのに幹はボロボロしていて不釣合いな感じがした。

 ロイヤルポインシアナ

別荘地で撮影。
葉っぱが隠れてしまうほど花の量が多く、鮮やかな朱色に圧倒される。

 モンキーポッド

「この木何の木」にも花が付いていてびっくり。
ふわふわの細かい花びらで目立たない花だが、「♪みんなが集まる花」なのか…。

 モーニンググローリー

浜辺の近くで見つけた。
日本のアサガオ・ヒルガオと同じ仲間なのだと思うが、葉の形や花の付き方が違う。

 パイナップル

ドール・プランテーションで、パイナップルのたくさんの種類を並べて植えてあった。
写真は、普段食べているものに一番近そうなパイナップル。(こんな風に実がつくのだ!)
実の上の部分を切り落として土に植えると、そのまま育ち、その先に実が付くそうだ。
実を刈り取った後に何度も新しい実が付くのだが、だんだん小さくなっていくので、
最初から2つ目までしか出荷されず、残った株は潰されてしまうのだそうだ。

 これは何?

木の上からオバケのような花と根のようなものが垂れ下がっていたのだが、
なんという植物なのかわからなかった。
ジブリ作品の中で、感情を持つ植物として登場してきそうな花だ。
(イメージとしては、ねっとりとした声のセクシーな女性…かな。

旅行中は常にデジカメを持ち歩き、人・景色・動物・植物などを撮影してきたが、
旅が終わっても、写真を見ながらその時のことを思い返したり、
いろいろなことを調べたりするのが、またひとつの楽しみだと思う。

旅が始まるまでの計画 で、ひとつ。
旅をしている間の感動 で、ひとつ。
旅の後の思い出の整理 で、ひとつ。
旅には3つの楽しみがある。   → これ、私の持論。



キャベツの梅おかか和え
かぼちゃのスープ
めかぶ納豆
姫きゅうり +味噌
野菜とひき肉のしゃっきり炒め
かつおの韓国風和え

今日のスープは、次男のリクエスト。
じっくり炒めた玉ねぎ・ベーコンにかぼちゃを加えてさらに炒め、
コンソメスープで煮て味付けしたものをミキサーにかけた。
熱いスープは飲みたくなかったので、冷やしていただいた。

みじん切りのにんにく・コチュジャン・お酢・醤油を混ぜて、
かつおとさっとゆでた万能ねぎを和え、白ごまをふった韓国風あえもの。
本当はわけぎを使いたかった。

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8月1日 ハワイの花と植物

2006-08-01 23:28:15 | コラム
今日はハワイで撮影してきた花&植物の前編

自然が豊かなハワイでたくさんの植物の写真を撮ってきて、
名前のわからないものを調べてみた。
花も実も葉も、みんな自己主張が強く、造形としてもおもしろいものが多かった。

 アンセリウム

ハワイの花の定番。
帰りの空港でもお土産として売られていた。
赤だけでなく、白・緑・紫色のものもあった。

 プルメリア

甘いよい香りがする。
ワイコロアでは部屋の前にたくさん咲いていて、
落ちた花を拾ってきては テーブルに飾った。
花びらがピンク色のもの、赤みを帯びたものもある。

 レインボーシャワートゥリー
 
高い木から垂れ下がった房にたくさんの花が付くので、華やか。
この木はどこへ行ってもよく見られ、落ちた花を髪飾りにした。

 

 やしの実

そこら中にやしの木があり、見上げると大きな実がたくさん付いていた。
次男はやしの木を「ハワイの木」と呼んでいる。

 ジャックフルーツ

ホノルルの街中の公園になっていた。
農園でも果樹園でもない普通の道端や公園に、フルーツが実っているのが不思議。

写真を撮るのを忘れてしまったが、
ワイコロアのショッピングエリアの中では、ノニの実がなっていた。
ノニは、免疫力を高めるとかで、健康食品やジュースに加工されているそうだ。
とげの先がネバネバしていて、
「なめると甘い」と、何でもなめる長女が言っていた。
ノニの写真と説明はこちら

…明日は花と植物の後編。
買ってきた花の本が早速役に立ってよかった。



ごぼうのそぼろ煮
鶏肉入りボリュームポテト
冷奴のえのきあんかけ
とろろ汁 + ごま・三つ葉
納豆
(昨晩の残りの ラタテュイユ、大根サラダ、イタリアンマリネ)

豚肉のそぼろとごぼうを炒めて、水とみりんと醤油で弱火で煮込んだら、
やわらかくて甘辛くできあがった。
ごはんにぴったり。

昨日の残りのラタテュイユは味がさらにしみこんでマイルドな味になっていた。
冷やしたままでもおいしく、ボリュームポテトに添えて食べたら、
相性がよかった。

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7月31日 こんなに買っていいかしら…

2006-07-31 22:58:57 | コラム
今日は旅行中に自分たちのために買ったものを紹介したい。

大人の服

ハワイ島のヒロで、Sigzane(シグゼン)のアロハを買った。(左)
緑色が夫のアロハシャツで、青いのが私のワンピース。
色違いの同じ柄(プルメリア)のものを選んだ。
こちらのお店では、もともとは浴衣を作っていたそうで、
オリエンタルな柄や厚手でしっかりした生地が特徴。

右は、パーカー・ランチ・ショップで買った私のブラウスとスカート。
背中の切り替えや袖口のボタンなど、
カウ・ガールっぽい色とデザインが気に入っている。

 ブラウスの背中と袖口 

 長女の服

長女にもSigzaneでワンピースを買った。(左)
子どもサイズではもう小さすぎるので、レディースのXXSサイズ。
やせている娘が、さらに引き締まって見える色だ。
まだ袖ぐりが大きいので、もう少し大きくなるか太るかしたら着せたい。

アラモアナ・ショッピング・センターで2人で買い物をしたときに、
彼女自身が選んだのが右のキャミソールとパンツ。
下が弟二人なので、あまりガーリッシュなものを着せてこなかったのだが、
本人はそういうテイストにあこがれていたらしい。
パンツのポケットの近くには同色で花柄の刺繍が入っている。

 男の子たちの服+α

翌日長男と買い物をしたときに、かっこいいのがあったので買った。
バイク柄のTシャツと、それと重ね着ができる色合いのチェックのシャツは長男のもの。
同じ店できれいなブルーのチェックのシャツを次男のために購入。

右のリュックは、売っていた中で一番大きいものを長男が選んだ。
コロと引き手が付いていて、飛行場で転がして運べるところにグッときたらしい。

 それ以外のもの

右側のバンダナは、
赤いのは長女・水色は長男のために、パーカー・ランチ・ショップで購入。
同じお店で、左下の「ハワイの花」の本と下敷きも買った。
ハワイはきれいなお花がたくさん咲いているので、詳しくなりたいと思って。

左上の3枚の鍋つかみは、アラモアナ・ショッピング・センターの
コンプリート・キッチンというキッチン雑貨のお店で買った。
ハワイらしいけれどくどくない柄で、食欲がわきそうな色のものにした。
ここではパイナップル柄のコースターも夫のために買った。

てんとう虫の絵が付いたカードのセットと小さいがまぐち2こも アラモアナで見つけた。
がま口にはちょうちょやお花の柄が刺繍されていて かわいさのあまり購入。
私はいつも「確実に使うもの」しか買わないので、
たまには実用性の低いものを買うのもいいかも…と思った。

そして、今日の晩ごはんは…


ラタテュイユ
あじのイタリアンマリネ
大根サラダ(+きゅうり・大葉・みょうが)
枝豆
ワカメといんげんのゴマ和え
長いも・オクラ・三つ葉のポン酢がけ

とりあえず、「あ~っ、食べたい~!」と思ったものを作ってみた。
旅行中はパン食や脂っこいもの、塩辛いものが多かったので、
野菜中心でさっぱりしたものが食べたくて仕方がなかった。

ラタテュイユに入れたかったズッキーニが売っていなかったのは残念だったが、
それでも14種類の野菜を取り入れたメニューに満足。
レモン風味のマリネにした玉ねぎやセロリのおいしいこと。
甘くとろけそうなラタテュイユのピーマンとパプリカ、
みょうがの香りもたまらない。

歯ごたえや香りや彩りにこだわる食事が やっぱり大好き。

久しぶりに バナーを貼ってみます。
旅行中にも以前の記事のバナーを押してくださったのでしょうか、
おかげさまで、レシピブログのランキングはあまり下がることなく、
100位前後を維持しています。
今後もよろしくお願いいたします。


6月26日 人魚

2006-06-26 23:26:42 | コラム
先日、ラジオから安室奈美恵の「人魚」が流れてきた。

「人魚」はレベッカのNOKKOが作詞して歌った曲。
その寄せては返す波のような前奏を聴いただけで、心はあの頃に戻っていく。

この曲を聴くたびに、
ずぶずぶと海の中へ引きずり込まれるような息苦しさや 
どうにもならないもどかしさ、切ない気持ちが胸いっぱいに押し寄せてきた。
NOKKOの声は、
糖度の高いなめらかなチョコレートのように私の心の中に流れ込んできた。
そして 私の気持ちをからめとり、涙に変えて体から押し流してくれた。

ラジオから聞こえてきた安室奈美恵の声は、NOKKOのそれとは違っていた。
切なさ というよりは 心細さ、息苦しさ というよりは 寂しさ…。

きっと、違っていたのは私自身。
今の私の中には、自分自身が壊れてしまうような盲目的な思いはない。
様々な思いが流れ去った後に残ったのは、
自分と自分の愛するものを傷つけないための 穏和で柔らかな思い。 
それはそれで、強いものではあるけれど。

激情の真っ只中にあったあの頃の自分が、今は遥か遠くに感じる。
いつの間にか肩の力を抜いて歩けるようになっていた自分に 気づかされた。

「人魚」の歌詞はこちら 
「人魚」の試聴はこちら



酢豚
きゅうりとキャベツのあっさり漬け
そぼろキムチ豆腐
とろろとおふのお吸い物
長いもの落とし焼き

久しぶりに大好物の酢豚を作った。
パルシステムで購入した「欠け葉しいたけ(国産)」を使ってみたら
じくがないので水でもどす時間がかからず、使い勝手がとてもよかった。
立派な国産の干ししいたけは高いし、どうせ切って使うのだから、
割れてしまった「欠け葉」で充分だと思った。

「落とし焼き」は、すった長芋に 小口切りのねぎ・じゃこ・納豆・パン粉を混ぜて
フライパンに広げて焼いたもの。
味付けは塩少々を混ぜてあるだけだが、じゃこにも塩気があるので、
何もつけなくてもおいしかった。

 いつも応援ありがとうございます。
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4月2日 夕食 (好きな「桜ソング」)

2006-04-02 20:01:46 | コラム


たけのこごはん
カリフラワーとベーコンのスープ
つくしと昆布の佃煮
たけのこの土佐煮
ベビーリーフとトマトのサラダ
豚肉のしょうが焼き キャベツ添え

                 

今年は「桜ソング」が大流行。
いろんなアーティストが桜にまつわる歌を出している。
今日は「私の好きな桜のうた ベスト3」を紹介したい。

まずは、大好きなスピッツの「チェリー」。
「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
でおなじみのこの曲。こんな気持ち、だれでも一度は経験したことがあるのでは…。

春は毎年やってきて桜も毎年同じように咲くのに、自分と自分を取り巻く環境は
少しづつ(あるいは大きく)変わっている。
暖かく包んでくれた過去には戻れないけれど、
「想像した以上に騒がしい未来が僕を待って」いて、
巻き込まれるように歩き続ける自分は、きっと来年も桜を見上げるはず…
そんな前向きな歌詞が素敵だと思うこの一曲。

2曲目はケツメイシの「さくら」。

これは過去の春(と恋)を想う曲のようだ。
心が自由に過去と未来を行き来する、
桜はそんな不思議な感覚を与えてくれる花ではないだろうか。
この曲の好きなところは、
センチメンタルになりがちな内容が ミディアムテンポの曲にのっているところで、
そのテンポが心臓の鼓動のリズムに通じている気がして、訳もなくドキドキする。

そしてケツメイシの「さくら」を聴いていて なぜか心にうかんできたのが…
久方の光のどけき春の日に しづごころなく 花の散るらむ
                     by 紀友則 from 小倉百人一首

のどかな春の日に桜の花があわただしく散っていく
…散っていく美しさとその先にある寂しさと、二つの感情が胸の中に同居する感動を
流れるようなことばの中に閉じ込めた、砂糖菓子のようなうただと思う。

盛りを過ぎた桜が次第に散っていく様子を、ゆっくり眺めて過ごしたいけれど、
新学期が近づいてきて気が気ではなくなってきた。
せめてブログの中では、うっとりしていようと、今日は現実逃避をさせていただきました。
お付き合い、ありがとうございました。

お気に入り「桜ソング」