小学２年生くらいの男の子の怪しげな動きの原因は

２０１９年６月３０日

先日のことです。信号待ちをしていると広い道路の向こう側で小学２年生くらいの男の子が、怪しげな動きをしています。何をしているのだろうかと気になったおじさんは観察しました。



男の子は停まっている車（図の黄色い車）の左や右を見ています。何か困ったことがあるようにも見えます。その車は少し前にそこに停車したようで、ハザードランプが点滅しています。

今度は向きを変えて信号の方を見ているように見えます。また車の右側を見て、意を決したようにその場で道路を横断して矢印の方向に歩いて行きました。

そこで状況が飲み込めました。男の子は学校（図の右方向にあります）の帰りで、広い道路を横断して先に進もうとしたけども車に進路をふさがれて困っていたのでしょう。

その道路は車線が区切られておらず、歩行者や自転車がいると車２台が行き交うのは難しいくらいの幅です。車を運転する立場だけで考えると、できるだけ左に停車して、他の車のために右側を広く空けたいと思うのでしょう。

でも、そこには歩行者のことは全く考えられていません。車が左いっぱいに停車することで歩行者が通れなくなります。実際この男の子もそれで進路を阻まれたのです。

男の子が横断したあとに、車から運転者が降りてきました。中年の女性で手に財布のようなものを持っています。そのまま斜めに道路を横断するところまで見ました。

多分たこ焼きを買いに行ったのだと思います。そうでないとしても、その女性は自分の車が男の子に迷惑をかけていることに気がつかなかったのでしょうか。財布を取り出すのに気を取られて周囲が見えていなかったかも知れませんね。

運転中はもちろんですが、停車するときも歩行者や自転車に迷惑をかけないような運転を心がけてほしいものです。



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