おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

動かなくなっているコンクリートの側溝の蓋を開けるための工夫

2024年04月30日 14時36分51秒 | つぶやき
2024年4月30日

5月や6月は一斉清掃が行われる地域も多いのではないでしょうか。高知市では河川の清掃をしている地域もありますが、おじさんの家の地域は溝掃除です。

溝掃除で大変なのは側溝のフタを開ける作業です。グレーチング(金属で作られた格子状のフタ)は比較的持ちやすいので何とかなります。問題はコンクリートのフタです。

持ちにくい、そして重い。若い頃は一人で持ち上げていましたが、腰を痛めてるといけないので今は無理をせずおばさんと二人で動かします。

最初にフタの欠けた部分を使って片方だけ持ち上げます。このときも手を入れるのではなくL字型のアンカーボルトを利用して両手で持ち上げる道具を作っています。

10~15センチくらい持ち上げたら角材を差し込んで溝に渡し、その上にフタを置きます。一昨年まではその位置からは二人で抱えて溝の横に移動しました。

昨年はその位置でフタにベルトをかけて持ち上げました。これは持つのは楽でしたが、手間がかかります。もっと良い道具はないかと探しましたが、おじさんが思っているような道具は見つけられません。

理想の道具のイメージはできているのですが、それをどうやって作るかを検討しているところです。こうやって考えるのが楽しいですね。

ここまではコンクリートのフタが動く場合にできることです。昨年は道具を使って持ち上げようとしても持ち上がらないフタがありました。バールを使って動かそうとしても無理です。

力のある人なら何食わぬ顔で開けるかもしれませんが、おじさんには無理です。腰にものすごい負担がかかっていました。

フタと溝の隙間に土が入り込み、その上を車が通ることで踏み固められて動かなくなっているのでしょうか。

そこで何か方法がないかと考えているうちにあることを思いつきました。くさびを使うのです。

45センチ角の角材を斜めに切ってくさびを作りました。これを隙間に差し込み、上からたたいて押し込みます。



大成功です。そんなに強くたたかなくても、フタが横にズレました。そうするといつもの道具で片側を持ち上げることができたのです。

隣の家との間にL字型のフタがあります。隣が引っ越してきて最初のときは奥さんが清掃に出てきました。L字型のフタは普通のフタより大きいので、奥さんと一緒に開けた記憶があります。

翌年も一緒にそのフタを開けようとしたのですが、全く動きません。隣は日に何度も車が出入りするのでそのせいもあるのでしょうか。

次の年からは隣のだれも清掃に出てこなくなりました。下水道なので溝はほとんど汚れないことと、棒刷りを差し込んでこすることはできるのでフタは開けなくても掃除ができます。

10年以上も開けていないそのフタでくさびを試しました。同じように隙間にくさびを差し込んで上からたたくと動きました。これなら開けることができます。

くさびは他のことにも利用しています。「雨戸を固定する「くさび」の数を少なくする方法 <2014年10月20日>」では雨戸を固定するのに使いました。

側溝のフタが動かないときは試してみてはどうでしょうか。ただし怪我をしないように充分注意をして行ってください。


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